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少女の性 第六百九十九部 「うん、わかった」 さとみは少しそのままで居ると、僅かに肉棒がぬめるような感覚になった。そのままさとみがお尻を押し付けると、ヌルッと先端が入ってきた。同時に、圧倒的なボリュームの感覚と、少し弱い快感が湧き上がった。 「入ったね」 「そのまま、ゆっくり来て」 「うん」 さとみは肉棒がグググッと奥まで入ってくる感覚を少し楽しむことができた。しかし、昨日のような毛が逆立つような快感では無い。 「このまま、少しじっとしてるね」 宏一は肉棒を入れ終わると、さとみの耳元で囁いた。さとみはその言葉を聞きながら眼下の渓流の流れをじっと見つめていた。自分で言っておいて言うのも変だが、さとみは昨日の電話で、もう二度と戻れなくなったのだと実感していた。そして、今まで自分の中に『もしかしたら』という思いがあったのだと気が付いた。吹っ切れた今となっては悲しいわけではないが、これからの人生をどうやって切り開いていけば良いのだろう?という想いがさとみを迷わせる。そして、自分はつくづく男に寄りかかって生きてきたのだと思い知った。 「このまま、少し優しくして」 「うん、こうかな?」 宏一はさとみの乳房を優しく揉みながら、乳首を軽く可愛がり始めた。 「あん・・あ、あ・・あぁ、あん・・・・宏一さん」 「これくらいでいい?」 「うん、うれしい」 しかし、さとみはここで性の果実を貪るつもりは無かった。身体がだんだん感じてくると、怠さも増してくるのだ。 「ベッドに連れてって」 さとみはそう言うと、首を回して後ろを振り向いてキスしてきた。宏一はキスをしながら肉棒を抜いてさとみを抱き上げ、脱衣所でさとみにバスタオルを持たせると、そのままベッドへと進み、いったん下ろして水滴を拭いてからベッドに入った。 「あんまり深く入れないでね」 さとみはそう言うと宏一を上に導いて足を開いた。宏一はそのまま被さると肉棒を入れていく。但し、半分ほどだ。 「これくらいでいい?」 「うん、うれしい」 「身体の調子はどう?」 「まだ怠くて・・・・お風呂に入ったらだいぶ良くなったけど」 「それじゃ、無理しないでこのままお昼まで寝ようか」 「それだと、せっかくの時間がもったいなくて」 「そうだね。明日からはまた厳しいさとみさんだものね」 「だから、今は女の子で居たいの」 「うん、それが良いよ。可愛いさとみさん、大好きだよ」 「会社の私は?」 「ちょっと好き」 「ちょっとはいや」 「それじゃ、少し好き」 「もっとぉ」 「好き」 「嬉しい。いつも厳しくしてごめんなさいね」 「噂が立たないようにしなきゃいけないから、仕方ないよ」 「その分、私の部屋に来て。ね?いいでしょ?」 「うん、そうだね。行きたいよ」 「ベッドを新しくしたのよ」 「そうなんだ。よく覚えてないけど、そんな悪いベッドじゃなかったような・・・」 「ちょっと広くしたの」 そう言ってさとみは宏一をじっと見つめた。 「いつ来ても、良いのよ」 さとみはそう言ったが、心の中では『今度は宏一さんに頼ろうとしてるのかな?』と思った。『それじゃ、相手が変わっただけで同じことになるじゃないの』という気がしたのだ。『でも、急に全部は無理だもの。少しずつ変えていかないと』と思って頭の中でケリを付けた。 「このまま抱いてて」 「重くない?」 「ぜんぜん。このままがいい」 「分かった。重かったら言ってね」 そう言うと宏一はさとみを抱きしめ、項を舌で可愛がりながらゆっくりと肉棒を出し入れし始めた。もちろん、深く入れたりはしない。 さとみは何も言わなかったが、少しして宏一がさとみの顔を見ると、涙が流れ落ちた跡があった。昨夜、あんなことをして自分の退路を完全に断ち切ったので、想いがいろいろ交錯しているのだろうと思い、何も聞かなかった。 更に少しすると、さとみの身体から力が抜けていることに気が付いた。宏一は動くのを止めると、そのままの体勢で軽く眠りに落ちていった。 さとみが目を覚ましたのは、それからしばらく経ってからだった。身体がびっくりするくらい重く、怠い。ふと横を見ると、宏一は居なかった。 「宏一さん?」 声を掛けると直ぐに返事があった。 「さとみさん、目を覚ました?体調はどう?」 「こっちに来て」 さとみは宏一を呼ぶと、ベッドで宏一に抱いて貰った。 「ごめんなさい。こうしてると安心するの」 さとみは一人で居ると直ぐに不安になると言う代わりにそう言った。 「ごめん。ずっとこうしてれば良かったね」 「そうね。わがまま言ってごめんなさい。いつもはこんなじゃないのよ」 「分かった得るよ。でも、会社モードのさとみさんより、このさとみさんの方が可愛くて素敵だ」 そう言って宏一は項から乳房へと唇を移していった。 「あああぁぁぁぁ、うれしい・・・・・・」 さとみはそう言ったとき、『捨てないで』という言葉が頭をよぎった。そして、宏一に寄りかかりたい気持ちの大きさに、自分が怖くなった。そして悲しくなった。さとみの様子が変わったことに気付いた宏一が言った。 「どうしたの?悲しいの?」 「ううん、なんでも無い。ちょっと気持ちが不安定みたい。気にしないで」 そう言ってさとみは宏一の首に回した手で宏一を引き寄せ、首筋に宏一の顔を押し当てて顔を見られないようにした。首筋の愛撫に軽く喘ぎながらもまだ少し涙が流れた。 さとみはしばらく宏一にぴったりと抱かれたまま、じっとしていた。今、顔を見られたらきっと目が赤い。宏一に心配を掛けてしまうと思い、しばらく宏一に抱きついていた。宏一に抱かれていると心から幸せを感じるが、一瞬でも離れてしまうと二度と抱いて貰えないような不安感が抱かれている安心感の裏に潜んでいる。だから、さとみはしっかりと身体を密着させていた。 やがて、宏一が声を掛けてきた。 「だいじょうぶ?」 「うん・・・・・・」 さとみはこのままではシリアスな話が始まってしまうと思って言った。 「そっと、来て」 そう言って足を開いた。 「いいの?」 「うん、このまま、来て」 「分かったよ。でも、無理は絶対ダメだからね。このまま帰ったっていいんだから」 「うん、無理ならそう言う」 「うん、約束だよ」 宏一はそう言うと、さとみの上になってポジションを決めると抱きしめたまま肉棒を入れていった。 「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、おっきい・・・うれしい」 さとみの本心だった。身体の中に宏一が入っていると思うと、宏一と一つになっているという実感が快感となって身体に湧き上がってくる。 「このままじっとしてるよ」 「ううん、少し動いて」 「え?だいじょうぶなの?」 「うん、そうして。お願い」 「わかった。ゆっくり動くから」 宏一はそう言うと、ゆっくり肉棒を出し入れし始めた。 「あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、すごい、こんなに・・・・・」 さとみは快感に身体のだるさが気にならなくなった。しかし、自分でも分かっている。この快感が去った跡には、今まで以上の怠さが襲ってくることを。それでも、さとみは宏一の与える喜びにのめり込んでいった。 「はぁぁぁ、あぁぁぁぁ、はうぅぅぅぅぅ、はぁぁぁぁぁぁ」 身体の中を巨大な肉棒がゆっくり出入りすると大きな喜びが湧き上がる。昨日は夢中で喜びを貪っていたが、体力が限られている今日はできるだけ穏やかに喜びを味わいたいのだ。 さとみは途中で何度もキスを求め、抱きつき直して快感が強くなりすぎないように心がけた。 「ちょっと止まって」 そう言うとさとみは入っている肉棒を自分の腰を動かして味わい直し、ゆっくりと腰を上下させて穏やかな出没を楽しんだ。 「はあぁぁぁぁ、とっても気持ち良い」 「うん、よかった」 「また、おねがい」 さとみが言うと宏一は再びゆっくりと出没を開始した。 「ああぁぁぁん、こんなに気持ちいいなんて、ねぇ、宏一さん、どうして?」 「さとみさんの感じる準備が整ってるからだよ」 「でも、宏一さん、最初の時から凄く気持ち良かった」 「博多で?」 「そう、すっごく感じたもの。それがずっとなの、ねぇ、どうして?」 「さとみさんの身体が感じてるんだから、原因はさとみさんにあると思うよ」 「はぁぁぁぁぁぁぁぁ、とろけちゃいそう。このまま身体が溶けて行くみたい」 「疲れてるんだよ。感じすぎるなら抜こうか?」 「いや、絶対にダメ」 「でも、かなり感じてるんだよね?」 「それじゃ、奥にちょうだい」 「こう?」 宏一は肉棒を突き当たりまで入れて止まった。そしてそのまま再び濃厚なキスを楽しむ。さとみはゆっくりと腰を動かして、肉棒を突き当たりに押し当てたり小さいピストンで太さを楽しんだりした。 「宏一さん、本当は出したいんでしょ?」 さとみは宏一が昨日から一度しか出していないことを申し訳なく思っていた。そして、宏一は自分が最高になれるようにずっと放出を我慢していると考えていた。 「出したくないわけじゃないけど、さとみさんが最高になるのが一番だから」 「あん、そんなこと言われたら、メロメロになっちゃうじゃないの。もう、女殺しなんだから」 「そんな物騒なこと言うと抜いちゃうぞ」 「ごめんなさい。抜いちゃいや」 「うん、もちろんだよ」 宏一との会話さえ、さとみの感度を徐々に上げていく。さとみはだんだん身体が夢中になりたくなっているのを感じていた。 「ねぇ、今何時?」 宏一は枕元の時計を見ていった。 「十時だね」 「それじゃ、これから一回して、少し寝たらチェックアウトに間に合う?」 「う〜ん、十一時だからなぁ。ちょっときついかな」 宏一がそう言うと、さとみは少しがっかりした。そこで宏一が聞いた。 「ベッドから出て、支度をして出るまで何分かかる?」 「そうね。急いで25分くらいかな。シャワー浴びるから」 「シャワーを省略したら?」 「・・・・・・・・・・・そう・・・・・。分かった。帰ってからにする。それなら10分ちょっとで出られる」 「それじゃ、そうしようか」 「でも宏一さん、ここを出たらもう何にもできないわよ?それで良い?」 「キスも?」 「そう。それでいい?」 「うん、いいよ」 「それじゃ、一回だけ、して」 「いいの?」 「して欲しいの」 「うん、それじゃ」 「あ、ちょっと待って」 「なあに?」 「もう一つお願い。金曜日は泊まってって」 「うん、わかった」 「それまでは、会社ではいつもの通りよ。良い?」 「はあい、わかりました」 「宏一さん、大好きよ」 それが二人の合図になった。 「一回いったらお終いだからね」 宏一が言うと、さとみはコクンと頷いた。宏一はゆっくりと動き始め、次第に出没が大胆になっていく。 つづく http://shojyonovels.is-mine.net/ 少女の性シリーズ掲示板 https://bbs1.sekkaku.net/bbs/hiwaki25/ バックナンバーはMailuxにアクセスして http://www.mailux.com/ 左上の検索窓に『少女の性』と入力して 「バックナンバー公開」の「閲覧可能」をクリックしてください。 |