メルマガ:少女の性シリーズ
タイトル:少女の性 698  2025/11/30


少女の性 第六百九十八部

「はうっ、ああああああああああああああああぁぁ」

さとみの秘部は小ぶりなので、舌を当てただけでほとんど全体を舐めることができる。だから宏一はゆっくりと秘部を下から舐め回し始めた。更に、両手を上に伸ばしてさとみの乳房を下から揉み上げる。

「はあうぅぅぅぅーーっ、これっ、すごいっ」

さとみは上体を起こしたまま、乳房を揉み上げられて下から舐められる喜びに声を上げた。

「可愛いよ。さとみさん、凄く可愛いよ」
「ああああああああ、寝てるときとぜんぜん違うっ、あああぁぁ、こんなに凄いなんて」
「そうだよ。さとみさんはこれから、こうするのが好きになるんだ」
「ああああぁぁぁ、こんな凄いことされたら、夢中になっちゃうぅ」

さとみは宏一の多彩な舌の使い方に声を上げ、ちょうど良い乳房の揉まれ方を喜んだ。前にも思ったのだが、意外に身体が安定しているので思い切り感じてもほとんど不安を感じない。身体の真下に宏一の顔があるのは恥ずかしいが、感じることは間違いないのだ。

「ああぁぁぁぁぁぁぁ、こんなに良いなんて、あぁぁ、このままいっちゃいそう」

さとみは宏一に愛される喜びに満たされていた。元カレと別れて一人になるまで、自分がこんなことをしながら声を上げるなど想像したこともなかった。愛を確かめ合うのは正常位だと思い込んでいた。いや、少しはこういうことも想像していたかもしれないが、全く現実感がなかった。しかし、こうやって下から秘部を舐められていると、自分が自由になったことがはっきりと分かる。さとみは声を上げながら、これが自由になった喜びなのだと思った。いよいよ最高の瞬間が近づいてきた。

「いってもいい?」
「うん、いってごらん」
「ああっ、いっくぅーーーーーっ」

さとみはわざと声を大きめに上げると、思い切り身体を震わせた。そして、細かい痙攣を繰り返しながら宏一の上に崩れ落ちていった。
宏一はさとみを優しく抱き留めて寝かせると、上になって挿入の体勢に入った。さとみも自然に大きく足を開いて迎え入れる。

「いって直ぐだから感じないかな?」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、うん、でも、ちょっとすれば、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・」
「疲れた?今度はこのままでずっと入ったままにするからね」
「うん、抜かなくていいから。いっぱい感じさせて」

さとみは足を引き揚げて出没を受け入れる体勢に入り、手を宏一の首に回して引き寄せた。
キスをしながら宏一が優しく出没を始めると、次第にさとみの息が荒くなってくる。そのまま宏一は出没を続け、さとみが頂上にいっては止まり、また動き始めてさとみがいっては止まり、を繰り返した。そして、最後にはさとみがギブアップするまで出没を続けた。

「ああぁ、もう何回目なの?まだできるの?あああぁぁ、ああん、お願い、もうダメ、できない、あああぁぁ、また感じて、でももうダメ、ああぁぁ、お願い、許して、あああぁぁ、また、ああぁ、もうダメなのに、あああぁぁ、またいく」

宏一はさとみの痙攣が治ると、また動き始めた。さとみの中は締まってはいるが洋恵や由美のように強く締め付けたりはしないので、出没は気持ちいいが思い切り動かない限り放出するほどではない。宏一はさとみを何回もいかせることに決めていたので放出するほどは動かなかった。

「ああぁぁ、お願い、もうダメ、休ませて。ダメ、あああぁ、息が苦しい、ああぁぁ、心臓が、お願いよぅ」

さとみは立て続けに何回もいかされ、これ以上は無理だった。

「うん、分かった。それじゃ、次が最後だよ」
「宏一さん、ちゃんと出して」
「え?だって、もう無理なんだろ?」
「無理だけど、出して」
「いいの?」
「出して」
「分かった。それじゃ、出すよ」

宏一は話が纏まると、スパートをかけ始めた。しかし、何度もいかされて敏感になっているさとみと、今初めて放出を意識した宏一ではハンデがありすぎた。たちまちさとみがいってしまった。

「ああっ、いく、いくぅーっ、はうぅっ」
「まだだよ」
「ああっ、ああっ、そんな立て続けに、ああっ、あっ、あっ、あっ、いく、いく、いくぅーーーっ、はうぅっ、ううっ、ううっ」

さとみは激しい出没に耐えられなかった。更に一度行くと、もう完全に限界を越えていて、喜びの声ではない。宏一は諦めて肉棒を抜いた。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、ごめんなさい、はぁっ、はぁっ、はぁっ」

さとみは息を弾ませながら解放されると、そのまま宏一の腕の中で身体を休めた。そして、少しするとスヤスヤと寝てしまった。『疲れたんだな。ちょっとやり過ぎたかな』宏一はそう思い、そのままさとみを抱いて眠りに就いた。
翌日、二人が目を覚ましたのは朝食の時間ギリギリだった。いつもなら朝の光の中で愛し合ったり風呂に入ったりするのに、昨日は二人共限界まで愛し合ったので目を覚まさなかったのだ。

「直ぐ支度するわね」

さとみがそう言ってシャワーを浴びている間、宏一は歯を磨いた。そしてシャワーを交代すると宏一も汗を流した。
二人は少し時間に遅れたが食事どころで朝食を取った。3階の食事どころの見晴らしの良い席に案内されると、直ぐに朝食が並んだ。

「美味しそうだね」
「なんか・・・・すごいわね」
「え?何が?豪華な感じだけど・・・」
「だって、それぞれが一品料理として出てくるような立派なものだもの。なんか、圧倒されちゃいそう」
「そう・・・・・食欲、無いの?」
「ううん、そう言う訳じゃないけど、ちょっと疲れちゃったかな・・・・」
「それなら、ご飯が終わったらゆっくりお風呂に入れば良いよ」
「ありがと・・・・なんだけど、今度は一人で入っても良い?」
「え・・・・そうか・・・そうだね。俺がいたら邪魔だよね」
「邪魔って言うわけじゃないの。でもちょっと身体が怠いから、一緒に入ってもがっかりさせちゃいそうで。ごめんなさい」
「ううん、こっちこそごめん。昨日はやり過ぎちゃったね」
「バカ、そんな話、こんなとこでしないで」
「ごめん」
「とにかく、いただきましょう。美味しそうだわ」

そう言うとさとみは朝食を食べ始めた。

「朝食が和食だなんて、久しぶりだわ」
「そうか、シーワールドの時は洋食だったものね」
「いつもパンだから」
「うん、どう?調子が狂っちゃう?」
「ううん、そんなことない。こんな凄い朝食なんて、滅多に食べること無いもの。大切にいただくわ」
「うん、だし巻きたまごが美味しいね」
「昨日のホテルでも卵料理が美味しかったわね。こっちの伝統料理か何かなの?」
「わかんないよ。ちょっと聞いてみようか」

宏一はちょうど七輪でホタルイカの干物を焼く火を付けていた中居さんに聞いてみた。

「郷土料理というわけではありませんが、北前船の文化があるので北海道から昆布が来ていましたから、出汁文化がありますので、それを味わっていただくための料理なんですよ」
と教えてくれた。

「そう。出汁、出汁よ」
「さとみさん、どうしたの?」
「ううん、出汁の味が分かる出汁巻きたまごなんて、初めてかも」
「前に来た時は?」
「たぶん食べてないと思う」
「でも、東京だって出汁巻きたまごは居酒屋に行けば」
「あるけど、東京の出汁巻きたまごは甘いのが多いでしょ?でも、これは甘さもあるけどだしの香りが凄いの。こんなの初めて」
「そうか、確かにそうだね。東京だと、しっかり甘くないと美味しくないって人も居るからね」
「やっぱり金沢の文化なのね」

宏一は、それについては一言言いたいことがあったのだが、ややこしくなるのでやめておいた。他にも七輪で温めた温野菜がとても美味しく、焼き魚は脂がのっていて柔らかく、もちろん、味噌汁やご飯は最高だった。

「食べてみると、焼き魚に干物におひたし、出汁巻きたまごって、朝食の定番よね。だけど、こうやって一品ずつしっかり料理人が作って出してくるとぜんぜん違うのね」
「うん、そうだね。ゆっくり食べようよ。お茶とか飲みながら。チェックアウトまでは時間があるから」
「何時に出るの?」
「11時くらいかな?」
「わかったわ。ゆっくりいただく」
「部屋に戻ったら、さとみさんがゆっくりお風呂に入っても十分時間があるよ」
「そうね。もし、元気が戻って来たら、少し一緒に居てね」
「うん、もちろんだよ。でも、俺ものんびりしてるから、あんまり気にしないでね」
「うん、ありがと」

さとみはそう返事をしたが、ほんとうは宏一は自分を最大限心配してくれていて、眠りたいと言えばベッドに運んで静かにするだろうし、セックスでもお風呂でも何でも自分の望みを最大限叶えてくれるだろうと分かっていた。ただ、今日は身体が怠くてセックスで盛り上がれそうもない。もししたとしても、きっと宏一をがっかりさせてしまうだろうと思った。宏一の想いが自分の望みを全て叶えてくれるのに、自分は叶えてあげられないのが心苦しかった。

結局、さとみは部屋に戻るとそのままベッドに入って眠りに就いた。眠りについてしばらくの間は宏一が抱いていてくれた。さとみは昨夜の疲れが少しでも軽くなるようにと祈るような気持ちで夢の中に入っていった。
そして、さとみが目を覚ましたのは2時間ほどしてからだった。身体が鉛のように重い。さとみは目を覚ましてからも少しの間、身体を動かせるようになるまでベッドの中でじっとしていた。

「宏一さん」
「あ?さとみさん、起きたの?」
「そう、起きたけど、身体がまだ重いの」
「お昼まで寝てれば良いよ」
「ううん、起きる。だから、お風呂に連れてって」
「そう、わかった」

宏一はベッドに来ると、全裸になってからさとみを脱がしてお姫様抱っこした。

「ふふふ、こうしてもらうの、好きになっちゃった」
「うん、いつでもしてあげるよ」
「でも、宏一さんがそんなに優しいと、私、怠け者になっちゃいそう。歩いていけるのに宏一さんを呼んじゃいそう。そこまで抱っこして、とかね」
「いいよ。やってみよう」

宏一はそう言いながらさとみ抱いて風呂場に入り、さとみを抱いたまま浴槽に浸かった。

「ひゃぁ、あったかい」
「お風呂だからね」
「まぁ、人が喜びを噛み締めてるのに何て言い方なの」
「おっとごめん」

さとみは宏一に横抱きにされたまま、宏一の首に手を回してキスをしてきた。
「まだ、身体が怠いの。でも、お風呂に入って少し元気になったら、ベッドでしてくれる?」「うん、わかった」
「上手にはできないと思うの。でも、やっぱり宏一さんを感じていたいの。東京に帰ったら、明日からまた会社でしょ?そしたら宏一さんにツンツンしなきゃいけないから」
「そんなツンツンしなくても・・・・」
「その話はもう無し。ここでしたくない。ね?」
「うん、そうだね」

宏一は感じさせるためではなく、さとみの疲れを取るためにお湯をさとみに掛けたり、身体を撫でたりした。さとみは素直に受け入れ、ゆっくりと身体が温まっていくのを嬉しく感じた。

「ねぇ、お願いがあるの」
「なんだい?」
「また、そこの窓際でしたいの」
「ベッドじゃなくて?」
「うん、だって、窓の外、綺麗なんだもの。夜も綺麗だったけど、やっぱり今が綺麗。ね?良いでしょ?」
「うん、わかった」

宏一はそう言うと、さとみを抱っこして湯から上がり、浴室の窓際に連れて行った。さとみは窓際に手を突いて外の景色に声を上げた。

「ほんと、宏一さん、見てみて。すっごく綺麗よ」
「うん、ほんとうだ。渓流が綺麗だね」
「そう、宏一さん、抱いて」

さとみは窓の外を見ながら小声で言った。

「うん」

宏一はさとみの後ろに回ると、肉棒をさとみの小さなお尻に差し込んでいく。さとみはそれを自然に受け入れ、外を見ながら腰の位置を微妙に調整して入り口を合わせていく。その間に宏一の手は前に回ってさとみの乳房を包んでいた。

「どう?入りそう?」

宏一がさとみの耳元で囁くと、さとみはゾクゾクッとした。

「来て」

さとみが小さな声で言うと、宏一の肉棒が秘口から入ってきた。肉門を押し分け始めると、さとみの口から声が出た。

「ううっ」

宏一は驚いた。喜びの声ではない。

「だいじょうぶ?」
「うん、だいじょうぶ。そのままでいて」

さとみにはその感覚に覚えがあった。濡れていないときに入れられると、中が引きつったような感覚になるのだ。ちょうど今がその感覚だった。さとみは先ほどの浴槽の時間で濡れていると思ったのだが、まだ身体は準備ができていなかったのだ。


つづく

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