メルマガ:少女の性シリーズ
タイトル:少女の性 691  2025/10/12


少女の性 第六百九十一部

「なんか、スポーツカーって低いね」
「そう、周りが高いところにあるわ」
「SUVとかなら高いから見晴らし良いのにね」
「まぁ、ドライブが目的じゃないから関係ないわ」
「それもそうだね」
「でも、金沢って結構都会なのね。古いところばっかり見てると分からないけど」
「一応、県庁所在地だからね」
「金沢県・・・・・じゃないか、えっと・・・・・・・・・・石川県、だっけ」
「よく知ってたね。結構知らない人が多いのに」
「前に来たこと、あるから」
「そうだった。聞かなかったけど、結局どこに行ったか思い出したの?」
「金沢城と兼六園は覚えてるけど、美術館はいったけど名前は分かんない」
「そうか。分かったよ」

二人の車は市街を抜け、郊外を山中温泉に向かっていった。

「忙しかったけど、金沢は楽しかったね」
「そうね。予想外にいろいろ楽しめたわ。金沢おでんも美味しかったし、金沢カレーも独特よね」
「楽しんだのは食べ物だけ?」

宏一がニヤッと笑っていくと、さとみは澄ました顔で答えた。

「夜のことを言ってるなら、嬉しかったわ。とにかく何か夢中になりたかったから。疲れてたけど、おかげでだいぶ疲れはとれたもの」
「よかった」

さとみは、宏一と夜を過ごしたことが一つの転機になったような気がした。何かに区切りが付いたように思うのだ。そして、元カレのことを嫌だと思いながらも考え続けていた自分が少し遠くなった気がした。今は前よりも元カレのことを考えるのが嫌では無い代わりに遠くの存在になったと思うし頻度も明らかに減った。一言で言えば、思い出になりつつあるのだ。

二人の車は街を離れると少しずつ山へと近づいてきた。

「ここなの?温泉街みたいよ」
「うん、ここは山代温泉て言って、山中温泉の入り口なんだ。この奥に山中温泉があるんだよ。ここはどっちかって言うと職場旅行とのかの団体で流行った温泉街なんだけど、これから行く山中温泉は個人客が主体かな。もうあと少しだよ」

宏一の言うとおり、それから程なくして車は山中温泉に着いた。

「なんか、落ち着いた雰囲気の温泉街ね」
「そうなんだ。えっと、宿はこの先かな・・・・・」

宏一はナビの設定を見ながら車を進めていった。

「せっかくだから、軽く一回りしてから宿に入ろう」

宏一はそう言って車をゆっくり走らせた。

「確か、これが共同浴場で、誰でも入れるんだよ」
「さすが温泉街ね。でも男湯って書いてあるわ。女湯は別の建物みたいね。温泉たまごって書いてある。本当に温泉で作ってるのかしらね。でも、温泉街の真ん中にこんなのがあるなんて、なんか歴史だなぁって思う」
「そうだね。温泉たまごはここの名物なんだと思ったけど」
「たまごを茹でられるってことは、お湯は熱いってことか・・・・・」
「宿の湯が熱いことは無いと思うけどね」
「どんな宿か楽しみ。早く行きましょう」
「そうだね。近くだよ」

宏一はそう言うと、宿へと向かった。総湯から少しで車は宿に着いた。

「へぇ、街の中じゃなくて、山沿いなんだ」
「その方が落ち着いてていいわ」
「えっと・・・・車はどこに停めれば良いのかな・・・・・・」
「入り口で聞いてみたら?」
「そうだね」

宏一が車を玄関の方へ回すと、宿の人が出てきて入り口の真正面に案内した。

「あの、どこに車を停めれば良いんですか?」
「はい、こちらで移動しますので、このままお車から降りていただき、お荷物を準備ください。私どもで車は移動させていただきます」
「あ、そうなんですか。さとみさん、降りるんだって」
「わかったわ」

さとみもあわてて支度をすると車を降りた。

「お荷物のお忘ればございませんか?それではご案内いたします」
そう言って二人は大きな玄関から中に案内され、応接セットがいくつも置いてあるロビーのような所に連れて行かれた。
「ようこそお越し下さいました。今、お茶をお持ちいたします」
「あの・・チェックインなんですけど」
「はい、ただいま書類をお持ちいたしますので、このままお待ちくださいませ」

宿の人がそう言って離れると、さとみがそっと言った。

「なんか、凄いところに来たみたいね。チェックインもここでするのね」
「ほら、あそこでお茶を入れてる。煎茶みたいだけど・・・・・」
すると、小さな湯飲みにお茶を入れて持ってきた。
「お疲れ様でした。先ずは一服なさってください。煎茶を丁寧に入れてありますが、熱いかもしれませんのでご注意ください」
さとみはお茶を一口飲んで、驚いた声を上げた。
「うわぁ、こんなに美味しいお茶、初めてかも。良い香り」
「ありがとうございます」
「確かに美味しいお茶だね」

二人が喜んでいると、チェックインの書類が届いた。宏一が記入している間、さとみはロビーの外の景色を眺めている。

「とってもきれい。ここは山の中なんですか?」
「温泉の名前が山中温泉ですので山の中と思われるかもしれませんが、実際には山の中というよりも少し山に入ったところ、という感じです」

宏一が宿帳への記入を終わると、二人は部屋に案内された。

「広くて綺麗・・・・」

部屋に入ったさとみは言葉を失った。一通りの説明を受けて二人になると、さとみは部屋を探検し始めた。

「こんなに広い部屋なんて。シーワールドの時でも充分広いって思ったけど、こんなところがあるなんて・・・・」
「そうだね。急なキャンセルが入ったらしいから普段は絶対この値段で泊まれないって聞いたけど、それでもシーワールドよりだいぶ高かったもの。やっぱり、こういうことだったんだ。納得」
「ねぇ、この部屋で過ごしましょう。外には出なくていいから」
「え?まだ早いけど、散歩にも出ないの?結構綺麗なところがあるみたいだよ。渓谷美って言う感じの」
「ね、お風呂に入りましょう。素敵なお風呂があるの」
「露天風呂付きだったよね」
「露天?・・・・・窓は開いてたけど」
「そうか、お風呂はあるけど露天じゃないんだ」
「見てみて」

宏一が風呂を見ると、確かに風呂の窓が大きく開いており、露天風呂の雰囲気ではあるが、部屋のお風呂だ。

「まぁ、これでも十分だよね」
「これくらいなら外から見られる心配も少ないから私は安心できそう」

その時、さとみのスマホに着信が入ったが、さとみは一瞬だけ見てすぐに切った。

「ねぇ、ゆっくりお風呂に入りましょう。それで他にも入りたくなったら大浴場に行けば良いわ。せっかくお部屋のお風呂だもの。先ず楽しまないと」
さとみはすっかり部屋に着いている風呂が気に入ったらしい。
「それじゃ、荷物を整理したらさとみさん、先に入ってて。俺は一回りしてくるから。直ぐに戻るよ」
「一人にするの?」
「ごめん、直ぐだから。数分だよ」
「早く来てね」

さとみはそう言うと荷物の整理を始めた。宏一は宿を一回りして夕食の場所の確認など、全体を頭の中に入れた。宏一が戻ってきたとき、既にさとみは風呂に入ったらしく部屋には居なかった。宏一も服を脱いで風呂に入る。さとみは既に浴槽の中に収まっていた。

「おや、美人さんがお風呂に入ってると絵になるね」
「まぁ、褒めてくれてありがとう」

宏一はさとみの隣に入った。浴槽が大きめなのでゆったりと入れる。

「外の景色が綺麗なの。お湯も温めだからゆっくり入れるわ」

さとみはそういって宏一の膝の上に乗ってきた。

「それなら俺はいなくてもいいの?」
「バカ、そんなわけないでしょ。ね、一緒に入るだけじゃいや、このまま抱いて」

そう言うとさとみは宏一の首に手を回し、キスをねだってきた。そのまま二人はゆっくりとキスを楽しむ。さとみは宏一の手がゆっくりと身体中を撫で回すのを感じ、静かに足を少し開いて宏一の手が入るスペースを作った。宏一の手はゆっくりと乳房を撫で回し、さとみの息が荒くなってくると秘部へと降りていく。

「そっとしてね。もう少しこのまま景色を見ていたいの」
「うん、そうだね。こんな綺麗な景色の中でさとみさんとこうして居られるなんて、本当に嬉しいよ」
「私も」

宏一の手が乳首を軽く揶揄うとさとみは小さく声を上げた。

「あんっ、まだよぉ」
「ごめん。可愛くて」
「可愛くてもダメ」
「そうだった。ごめん」
「少しずつよ。時間はあるんだから」
「夕食は6時だったね」
「うん、そう言ってた。まだ3時だもの」
「いっぱいできる?」
「そんなこと言っちゃダメ。でも、その通りよ」

そう言うとさとみは膝の上から降りると、正面から跨がってきた。まだ肉棒は入れない。そのまま二人は抱き合ってねっとりとキスを楽しむ。さとみは抱きしめられる喜びに積極的に舌を絡めてきた。キスが終わると宏一は背をかがめてさとみの乳房を口で可愛がる。

「ああん、昼間は恥ずかしい」
「ダメ、こればっかりは譲れないよ」

そう言って宏一の舌はねっとりと可愛らしい乳首に絡み付く。同時に右手は乳房をそっと揉み回す。

「あぁぁぁぁ、だめぇ、我慢できなくなる」
「我慢なんて要らないよ。何回でもできるんだから」
「それじゃ、ほしい。入れて」

宏一はさとみの身体を少し持ち上げると、ゆっくりと下ろしていく。さとみは入り口を合わせると、ゆっくりと肉棒を飲み込んでいった。

「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、入ってくるぅ」
「まだ全部は入れないからね」
「いやぁ、入れるならちゃんと入れて」
「ぜんぶ?」

さとみはコクッと頷いた。そこで宏一は肉棒を突き出して、さとみの中に肉棒を深々と入れていく。

「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、ぅぅぅぅぅぅぅぅ」

さとみは身体の中が満たされる喜びに声を上げ、宏一にしがみついて快感に耐え始めた。

「うううぅぅぅぅ・・・・がまんできない・・・・」
「我慢しなくていいよ。いっぱい気持ち良くなるんだよ」

そういって宏一はさとみの腰を掴むと、グッと引き下ろした。

「あああぁぁっ、そんなに奥まで入れちゃだめぇっ」

さとみはグッと仰け反って声を上げた。宏一は目の前に差し出された乳房にパクッと吸い付いて舌で可愛がる。

「んああぁぁぁぁ、いきなりなんてぇっ、少しずつって言ったのにいぃっ」

さとみはそう言いながらも、腰を使ってグリグリと肉棒を奥へと誘う。

「ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、もうだめ、ああっ」

さとみはギリギリまで我慢すると、一気に意識を解放した。

「いく、いく、あ、あぁ、いっちゃうぅーーーっ」

さとみは絶頂すると、身体を痙攣させた。宏一はさとみがいくときの言葉が変わったことに気が付いた。たぶん、さとみがこんな風に言ったのは初めてだ。宏一は嬉しくなって更に攻めた。さとみの腰を掴むと更に上下に揺する。

「そんなに簡単にいっちゃダメだよっ」
「うあっ、待って、ああっ、我慢したのにっ、ああっ、待って、ああっ、ああっ、ああっ、また来たぁっ、ああっ、ああっ、ああっ、またいくぅっ、いっちゃうぅーーーっ、あうぅっ」

さとみは立て続けにいかされ、宏一に跨がったままぐったりとした。そのさとみの膝に手を入れると、宏一は駅弁スタイルで立ち上がった。さとみはあわてて宏一の首に手を回してしがみついた。

「そんなに怖がらなくてだいじょうぶだよ」

そういって宏一は浴槽を出ると、窓際でさとみを下ろし、外を向かせて窓枠に手を着かせた。

「ここでするの?」

そう言うさとみに答えるかのように宏一は肉棒を後ろから入れていく。

「ううううう・・・・・・まだ身体が・・・・・敏感で・・・」
「うん、今度はゆっくりだね」

そう言うと宏一はさとみの可愛らしい乳房を両手で包み込む。

「ほら、外を見てごらん。綺麗だね」
「綺麗・・・・だけど・・・・・あああぁぁぁ、また感じてきた」
「おっぱいを可愛がって上げるね」
「ああん、景色を見るか、するかのどっちかにしてぇ」
「両方だよ。ほうら、気持ち良くなりながら景色を楽しんでごらん」
「そんなのできない。ああん、いやぁ、また我慢できなくなる」
「このまま俺は動かないからね。ほら、下を見ると川が綺麗だよ」
「分かってるけど、ああああ、夢中になりたくて身体が・・・・・・あああぁ」

さとみは肉棒を突っ込まれて身体が次を求めてくる感覚に戸惑いながらも、それ以上は嫌がらずに外の景色を見ながら声を上げていた。


つづく

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