メルマガ:少女の性シリーズ
タイトル:少女の性 689  2025/09/28


少女の性 第六百八十九部

「んんんっ、ああん、いや、動いて」
「さとみさんが動くんだよ」
「よく分かんないから、動いてぇ」
「さとみさんの身体が教えてくれるよ。だからこのまま」
「それって焦らすってことでしょ?嫌、ちゃんと動いて」
「出し入れしたら、さとみさんの中から一瞬抜けちゃうもの。このままが良い。これが一番さとみさんと一つになってるってことだよ」
「あああぁぁぁぁぁ、そんなこと言って、また私の身体に新しいことを教えようとするなんて」
「どうかな?」
「あああああぁ、本当に我慢できなくなってきたの」
「うん、好きにしていいよ」
「そんなぁ、あああぁぁぁぁ」

さとみはそう言いながらゆっくりと腰を使い始めた。しかし、腰を突き上げる角度が合っていないのか、肉棒が深く入らない。それでも、何度かやっているうちに少しずつ深く入るようになってきた。

「ああぁ、あああぁ、ああ、あぁ、あぁ、ああっ、あっ、あっ、あっ、こんなこと教えないで」
「奥まで入る?」

さとみはコクコクと頷きながら腰を突き上げ続けた。そして、自分から迎え入れる喜びを教えられたと思った。それはさとみにとって、また一つ元カレから離れる理由になる新しい一歩だった。

「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ」
「このままいってごらん。いけそう?」
「あっ、あっ、あっ、うん、たぶん」

さとみはそう言ったが、宏一が何もしないのに一人でいってしまうのは寂しいと思った。

「でもやっぱり最後は宏一さんがして」
「さとみさんがしないと意味無いよ。がんばって」
「ああん、それじゃ、手伝って、それなら良いでしょ?」
「分かったよ」

宏一はそう言うと、軽く腰を動かし始めた。

「ああっ、すごいっ」

さとみは二人の協力で動きが倍以上になったことで快感も倍増した。一気に駆け上がっていく。

「ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、凄い、ああっ、ああっ、もうダメ、ああっ、いっちゃう、ああっ、いっぱい連れてってぇーーっ」

さとみは宏一の下でグッと仰け反って絶頂した。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、やっぱりすごい、おっきいのがあんなに」
「まだまだだよ」
「はぁ、はぁ、はぁ、もう、寝かさないつもり?」

そう言ってさとみは微笑んだ。

「さとみさんはどうなの?まだだいじょうぶ?」
「うん、もう少しなら・・・・」
「それじゃ、少し休んでからにしようか」

宏一は肉棒を抜くとさとみに添い寝をして抱き寄せた。

「ずっとこうしてもらいたかったの・・・・・」

さとみはポツンと言った。

「そうなの?それなら言ってくれれば良かったのに」
「でも・・・・・ちょっと考え込んでたから」
「そう言うことか。でも、昨日声を掛けてくれて良かったよ」
「もう一昨日だけど」
「そうか。そうだね。あっという間だったね」
「ごめんなさいね。今日の私、グズグズしちゃって」
「そんなことないよ。一緒に来てくれて嬉しかったよ。もしかしたらキャンセルになるかもしれないって思ってたから」
「もう、きちんと捕まえていてくれれば良かったのに」
「そうかも知れないけど・・・・・・」
「分かってる。私の問題なのは。でも、朝は本当にいくつもり、無かったのよ」
「うん、嬉しかった。ありがと」
「私こそ」

そのまま二人はしっかりと抱き合ってキスを楽しんだ。そして、宏一がキスをしながらさとみを上に乗せると、さとみは少し躊躇ったが素直に乗ってきた。

「上からおいで」
「私が上なのは恥ずかしいのに・・・」

そう言いながらさとみは宏一の上に乗ったままキスをしてくる。

「もう少し休んだ方が良いかな?」
「どうかしら?」

さとみは次第に身体にスイッチが入ってくるのを予感した。宏一が指でさとみの背中をツツーッとなぞると反応する。

「あん」
「可愛い声だね」

更に宏一の指がさとみの背中を走り回る。

「あん・・・・あんっ、楽しまないで」
「ごめん、楽しませてもらうよ」
「そんな、あんっ、ああっ、ちょ、ちょっと、そんなに、ああっ」

さとみは身体が熱くなってきた。

「さぁ、どうするのかな?」
「あんっ、ああぁぁっ、そんなにしちゃいや、あああっ」

さとみは宏一の上で悶えながら声を上げている。そして、とうとう上体を起こして宏一の目の前に乳房を晒した。

「そのまま、もう少し前においで」

そう言って宏一はさとみの可愛らしい乳房を口で楽しみ始め、もう片方は手で可愛がり始めた。

「はあぁぁぁうぅぅぅぅ、あああん、ううううう、ああぁぁ」
「可愛いおっぱいは敏感だね」
「宏一さんがしたくせに。んんんんんん、だめぁ、あああああぁぁ、やっぱり我慢できない」
「そうなの?俺がしたの?」
「そうよ。前はこんなに感じなかったの」
「そうなんだ。じゃぁ、もっとしてあげる」
「ああぁぁん、ああぁぁ、んんん、あん、あぁ、どうしてそうなるのよぉ」
「だって、敏感に感じる方が良いだろ?」
「良いけど、でもこんなに、あああん、もう良いでしょう?ねぇ、あああぁぁ、そんなにしたら我慢できなくなるからぁ」
「それじゃ、お口の上においで」
「え?お口・・・・上って・・・」
「そうだよ。こうやって」

そう言うと宏一はさとみの身体を上に上げて、自分の顔を跨ぐ格好にさせた。

「ああっ、ちょっと待って、あっ、あっ、ダメ、これは嫌」

さとみは少し嫌がったが、膝で身体を支えたまま宏一の顔を跨ぐ格好にさせられた。

「さぁ、ベッドのヘッドボードを掴んでごらん」
「そんな、あ、いや、ああ、待って、口の上に乗るなんて」
「だいじょうぶ。素敵に感じさせてあげる」
「ああん、ちょっとっ、ああっ、そんなにしないで、ああっ、口が、ああっ、上はいやぁっ」

結局、さとみは膝立ちのまま宏一の口に秘部を押し当てる格好になった。宏一がゆっくりと秘部を舐め回し始める。

「じっとしていてごらん」
「ああっ、そんなっ、ああっ、ああっ、ああぁぁぁぁぁっ、すごいっ」

さとみは初めてのことに戸惑いながら声を上げた。

「あああぁっ、そんなあぁっ、ああああっ、あああっ、んんーーっ、あああぁぁっ」

更に宏一はさとみの乳房も揉み始めた。

「それまでするぅーっ、あああっ、ああぁぁっ、だめっ、抵抗できないっ、ああぁぁっ、ああぁぁっ、ダメよぉぉっ、あああぁっ、こんな格好で感じるなんてぇっ」

さとみは身動きの取れない体勢のまま感じさせられ、どんどん高まっていく。

「ああっ、もう、もうだめ、ああっ、いっちゃう、ああっ、ああっ、おねがい、いっぱいつれてってぇーーーーーっ、はうぅっ」
さとみは宏一の上で絶頂すると、そのままぐったりと宏一の上に崩れ落ちた。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、バカ、こんなこと教えないで、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、夢中になっちゃったじゃないのはぁ、はぁ、はぁ」
「それじゃ、もう一回」
「まだするのぉ?、もうしたからいいのにぃ、ああん」

さとみは二度目には素直に協力したが、やはり宏一の顔の上で股間を全開にして擦り付けるこの体勢は恥ずかしいらしい。

「あぁぁ、見ちゃいやっ」

再び舐められる体勢になったさとみは股間の下にある宏一の目を軽く手で塞いだ。しかし、宏一は構わずにさとみの乳房に手を伸ばして優しく揉み始める。

「ああっ、ああっ、あああぁぁぁぁぁぁ、そんなに舐めないでぇ、覚えちゃうっ」

さとみは下から舐め上げられて乳房を揉まれながらどうしようもなく再び駆け上がっていく。まだ身動きが上手くできないのだ。宏一は小ぶりな秘唇をゆっくりと舐め回しながらさとみを新しい世界に連れて行く。さとみは乳房を揉まれながら『こんなことされたら絶対離れられなくなるっ、凄すぎるっ』と脳天に響く快感の中で思った。

「ああーーーーーーーーーーーっ、いっちゃうぅぅーーーっ、てっぺんに連れてってぇーーっ、あうぅっ、はうっ、はうっ、ああっ、あうぅっ、はうっ」

さとみの絶頂は長く続いた。体力を使い果たしたさとみは、そのままぐったりと宏一の上に崩れ落ち、優しく受け止めてもらって抱きしめられた。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、すご過ぎよぉ、あんなことしちゃだめ」
「どうして?」
「覚えちゃったらどうするのよ」
「好きな事が増えるのは良いことだよ?」
「ばかぁ、あんなの、好きになったら宏一さんにしか抱いてもらえなくなるじゃないの」
「どうして?」
「だって・・・・・・私が満足できなくなるから・・・・・」
「それじゃ、元カレにしてもらえることだけしかしちゃダメなの?」
「あのね、宏一さんは替わりの人じゃないの。あっちはあっち、宏一さんは宏一さんなの」
「それなら覚えても問題ないんじゃないの?」
「そう理屈通りにいかないから悩んでるんじゃないの」

さとみはいつの間にか相談になっていることに気が付いた。宏一とは、こうやって自然に相談できるのがとても心地よい。

「それじゃ、元カレにもし抱かれたら大人しくしてるの?」
「そうねぇ・・・・・それも、今となってはきっと無理よね。宏一さんにいっぱい教えてもらったもの」

さとみは改めて思い返してみた。今も心が引き寄せられるとは言え、実際にもう一度暮らすことを考えたら、とても以前の通りにはできないだろうと思った。きっと変わり過ぎた自分に驚かれるだろうし、向こうから別れるというかもしれない。いずれにせよ、同棲していたときの自分は、もうどこにも居ないのだ。元の鞘に収まるわけが無い。そう考えると、さとみは諦めが付いたというか、気持ちが楽になった。

「寝ましょ?」
「え、そう、うん、寝ようか」
「朝まで、何回抱いても良いけど、私、疲れてるから寝てたらごめんなさいね」
「うん、分かった。なんか、大胆な台詞だね」
「誰かさんのおかげでね。なんか気持ちが楽になったの。おやすみなさぁい」

そう言うとさとみは宏一にぴったりくっついて寝る体勢に入った。さとみは何となく幸せだった。宏一との関係が一時的かどうかなど、どうでも良かった。今の自分には宏一が必要なのだから。だからさとみは宏一にぴったりくっついて眠りに入った。宏一に髪を優しく撫でられているのと感じていると、安心した表情であっという間に眠むりに落ちていった。

実は宏一もかなり疲れていた。さとみに直帰させたので、週末の仮締めは宏一がしたからだ。宏一だって外にも出ていたので、内勤の仕事はかなり焦ったが、なんとか時間通りに済ませることができた。だから宏一もかなり疲れていたのだ。今まで気が張っていた唐木が着かなかったが、目をつぶるとスゥーッとどこか底に落ちていくような気がする。だから二人は直ぐに深い眠りに落ち、朝まで目覚めることはなかった。
宏一が先に目を覚ましたのは、陽がかなり上がってからだった。ふと時計を見ると8時近い。さとみを見ると、ベッドの反対側で丸まるように寝ていた。

宏一はベッドから出ると、歯を磨いてシャワーを浴びた。しかし、さとみはまだ寝ていた。このままずっと寝かせてあげたいが、ここはビジネスホテルなので長居はできない。宏一は風呂に温めの湯を張ると、寝ているさとみをそのままお姫様抱っこで抱き上げた。

「ん?・・・宏一さん?どうしたの?起きたの?」
「うん、朝だからね、お風呂に入ろう」
「あ、お風呂、そうね、起きるわね。直ぐに支度するから」

さとみが寝惚けている間に、宏一はさとみを抱いたまま浴槽に入った。

「えっ、あっ、お湯、え?お風呂?え?」

寝惚けているさとみがあわてていると、さとみを抱いたまま湯に入った宏一が微笑んだ。

「おはよう。先ず汗を流さないとね」
「えっ、どうして一緒なの?」
「ううん、ちょっとこうしてみたかっただけ。どうせ二人共シャワーを浴びるんだしさ。お風呂だって一緒でいいしょ?」
「いやぁ、シャワーは一人で入る。一人が良いの」
「ごめん、そうか、それじゃ、俺が出るね。さとみさんはこのまま使って」
「えっと、あの、私、小さいときからシャワーは一人なの。だから、ね?ごめんなさい」

さとみはまだ寝惚けているのか、そんなことを言った。
宏一がバスタオル姿で部屋に居ると、さとみもバスタオル姿で直ぐに出てくると、荷物からいくつか取り出してまたバスルームに戻った。宏一は、『女の子とはいろいろなことがあるから、余計なことをしたな』と少し後悔した。

結局、さとみが出てきたのは30分以上してからだった。代わりに宏一が入り、でてきたときにはさとみはまだ化粧の最中だった。

「お化粧してるってことは、朝食の後にベッドには戻らないってことだよね?」

宏一が茶化して言うと、さとみは静か言った。

「だって、10時には出るんでしょ?それなら、食事が終わったら30分もない位よ。それでもベッドが良い?宏一さんが良いなら私も良いけど」
「ううん、せっかくの金沢だもの。どこか行きたいよね」
「昨日言ってた、忍者寺?行ってみる?」
「そうだね。いっぱいでダメなら他に回ろう。とにかく行くだけ行ってみよう」


つづく

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