メルマガ:少女の性シリーズ
タイトル:少女の性 685  2025/09/07


少女の性 第六百八十五部

宏一は膝の上に再び横たわった少女を見下ろしながら、葵の長い足と、その間の敏感な部分を可愛がってみたくなった。

「こっちも敏感になってるみたいだね。そっと触ってみようか」

宏一が言うと、葵はぼうっとした意識の中で自然に受け入れたが、実際宏一が何をするのかは考えなかった。

「綺麗な足だね。そして、こっちも・・・・」

そう言いながら宏一は足を撫でながら内股へと進んでいき、そのままスカートの中へと入っていく。葵は最初、それを受け入れていたが、さらに宏一の手が太股から内股を撫で始めると、『あっ、そこはっ』と思った。そこで初めて宏一が秘部を触ろうとしていることを明確に知った。そこまで宏一に許すつもりがなかった葵は手で遮ろうとしたが、今まで完全に脱力して感じることに夢中だったので対応が少し遅れた。だから手でスカートを押さえて、首を起こしてだめだと伝えようとした。
その時、宏一の指先がパンツの敏感な部分をそっと撫でた。すると葵の身体に衝撃が走った。

「んあああぁぁぁぁんっ」

凄まじい快感だった。首を起こそうとした葵は、その感覚に負けて自然に仰け反って声を上げてしまった。そして、声を上げて仰け反った自分に驚いた。しかし、宏一に恥ずかしい茂みを知られるわけにはいかない。葵は無理に力を入れて起き上がって愛撫を拒否しようとした。

その時、宏一は秘部の中心に当たる部分を指先でクルクルと愛撫した。再び葵の身体に衝撃が走った。

「んああぁぁぁっ、だめぇっ」

声を上げながら葵は無理に起き上がるとスカートの裾を強く抑えて宏一の手の上に当てるとそのまま強く押し出した。

「ごめん」

宏一は慌てて愛撫を中止すると、起き上がってきた葵を抱きしめた。

「ごめんね。いやだったね。もうしないよ。ごめん」

宏一は葵の頭を自分の肩に寄りかからせて何度も髪を撫でた。

「私、はっきり言わなかったから・・・・ぼうっとしてて」

葵は強くスカートを押さえながら言った。

「ううん、きちんと確認しなかったものね。ごめんなさい。怒ってる?ごめん、本当に」
「ううん、だいじょうぶ・・・・・・・・ちょっとびっくりしただけ」

葵は再び優しく髪を撫でられて、緊張がゆっくりと解けていった。もちろん、絶対に宏一には茂みを知られてはならない。ただ、あんなに強い快感が走り抜けたことにも驚いていた。そして宏一の肩に寄りかかりながら、こっそり『びっくりした。あんなに・・・感じちゃった』と思った。

さすがにその直ぐ後に愛撫を再開するのは雰囲気的に無理だったので、宏一は葵をそのまま膝から下ろした。

「ごめん、疲れたよね?だいじょうぶ?立てる?」
と聞いたが、葵は何も問題ないように振る舞った。

「だいじょうぶ。それじゃ、帰ります」

葵は少しフラついていることに気が付いていたが、努めて宏一に知られないようにした。

「葵ちゃん、タクシーを呼ぶからね。ちょっと待ってて」

そう言うと宏一はアプリでタクシーを呼び、宏一の支払いにして葵をタクシーに乗せて帰した。

タクシーの中で葵はだんだん自己嫌悪に陥っていった。身体から快感の余韻が引いていくと同時に、雰囲気に流されてとんでもないことをしたのでは無いかという思いがどんどん大きくなる。あそこまで許すことになるとは全然想像していなかったし、それを自分が受け入れたことさえ信じられなかった。『浮気』という言葉が頭の中で何度も点滅する。葵は浮気などするつもりは毛頭無かったし、マモ君のことは今でも好きなのだ。ただ、それとは別に、自分で気持ち良くなりたい、命の神秘として女性に与えられた喜びを確認したい、と思っただけなのだ。

帰宅した葵は風呂の支度をして入ろうとしたが、脱いだパンツからかなり匂いが出ていることに気が付いた。なんと言うか、ムアッとした生臭いような匂いだ。それも生理の時とは明らかに違う匂いに葵は最初戸惑った。このまま洗濯機に入れておけば、帰宅した母親に気付かれそうな気がしたので、一度洗ってタオルで水気を拭き取ってから洗濯機に入れた。そして風呂に入っているときに自分の茂みを見て、一つ思いついたことがあった。そして考え込んでしまった。それは、初体験をした後から考えるようになったのだが、今一歩踏み切れなかったことだ。しかし、このままではいられないという気になり始めていた。

その晩、葵は一人上手に夢中になり、いつもよりかなり攻め込んだ。
翌朝、母親に言われた。

「葵ちゃん、昨日パンツを洗って洗濯機に入れたの?少しくらい汚れててもだいじょうぶよ」

その言葉で葵は、洗っておいて良かったという思いと、タオルで水分をとったくらいでは多分臭いで母親に知られてしまうことを知った。あの匂いは明らかに秘部から出た匂いだ。きっと宏一に触られたことで身体が反応したのだろうと思った。そして、宏一に秘部を触られるとどうなるのか、はっきりと知ってしまった。正直、ショックだった。もちろん秘部に匂いがあることくらいは知っていたが、今までは母親に知られる程度なので特に気にしたことがなかった。それに彼とするときは最初にパンツを脱いでしまってから大きめのTシャツを着るのでパンツが汚れたことがなかったのだ。

だから、宏一に触ってもらうつもりなら最初からパンツを脱げば良いのだろうが、それだと最初からその気になっていることを白状するようなものだし、そういう感じになるかどうかも分からない。更に、先に女の子からパンツを脱ぐという行為自体にも問題がありそうな気がする。

だからパンツは穿いたまま宏一の腕の中に入ることになるが、そうなるとパンツに匂いが移ってしまう。それに、秘部を触られたら茂みのことを知られてしまいそうだ。葵はやはり秘部を触られるのは止めておくべきだと思った。そこまで考えて、葵は自分がまた宏一に触ってもらうことを前提考えていることに気が付き、また落ち込んでしまった。そして、やはり優しくして欲しければいろいろ問題はあるが宏一ではなくマモ君にしてもらうべきだと思った。

その日の宏一は、いつもの通り忙しかった。特にその日は木曜だったが外回りが多く、午後はさとみを連れて部品問屋で打ち合わせを行なった。幸い、打ち合わせ自体は順調に進んだが、部品の選定に時間が掛かったために終わったのが6時をかなり回っていた。宏一は、これから直帰するにしても由美に会う時間は遅れそうだと思い、問屋を出る前にトイレに入って由美に連絡しようとした。しかし、既に由美から今日は行けないと連絡が入っていた。

がっかりした宏一はさとみと部品問屋を出て、地下鉄の駅に向かった。

「三谷さん、このまま直帰でいいですか?」

歩きながらさとみが聞いた。

「うん、もともと事務所も閉めてきたしね」
「それなら・・・・・・・・」

さとみはそこで一息ついてから言った。

「三谷さんはこれから予定はあるんですか?」
「ううん、特には無いよ」

さとみは宏一が先ほどトイレに向かったときに、宏一がスマホを取り出して歩いて行ったことに気が付いていたので、誰かと落ち合う予定でも伝えに行ったのかと思っていたのだ。

「それなら・・・・・・・これからご飯に行きませんか?」
「え?・・・・・・・・・・」

宏一は少し驚いた。最近のさとみは意識的に宏一から遠ざかっていると感じていたからだ。「いいけど・・・・・・・」

「ほんとうに?」

さとみは念を押してきた。宏一も腹を決めた。

「うん、良いよ。何を食べに行こうか?」
宏一が答えると、さとみは歩道の橋に移動して立ち止まると、宏一に向き直って言った。

「選択肢は二つ、あります。一つはベトナム料理。もう一つは、私の部屋でケータリングを取る、です。どっちがいいですか?明日の話も聞いてみたいし」
さとみは恐る恐るという感じで聞いてきた。宏一は、さとみが急に宏一に向いてきた理由が分からなかったが、どうやら自分の手助けが必要なのだと理解したのでベトナム料理に行くことにした。

「ベトナム料理に行こうか。明日のことがあるからさとみさんの部屋に行って遅くなると迷惑になるかもしれないし」
「もう準備はできてるけど、ベトナム料理もいきたいし、そうしましょう」
「うん、場所はどうする?渋谷辺りに行こうか?」
「ちょっと調べても良い?確か、気になっていたお店があるはずなの」
そう言うとさとみはしばらくスマホを弄った。そのさとみを見ながら宏一は、一緒に居ることが自然に感じるように過ごしたいと思っているのではないか、と思った。だから、部屋にも誘ったのだと納得した。
「見つけた。ここ、行ってみましょう?」

葵はそう言って宏一に画面を見せた。かなり小さな店のようだ。二人は移動を始めた。

「ねぇ、ところでさ、どうしてベトナム料理なの?」
「前から食べてみたかったんだけど、なかなか良いお店が見つからなくて」
「確かに生野菜とかが多いから女性向けって言う感じかもしれないね」
「タイ料理って、辛いのがあるでしょ?でもベトナムはないから」
「無いわけじゃないけど、辛さも弱いからね。小さそうなお店だけど、一応予約しておこうか?」
「そうね、その辺りは分からないから」

宏一は電話して1時間後に二人で行く旨を伝えると、幸い予約できた。そして二人が着くと、木曜日の割に運んでいて、席は8割近く埋まっていた。

「雰囲気の良い店だね。こじんまりしているのも良い感じだし」
「友達が行って、とっても良かったって」
「そうなんだ。期待できるね」

どうやらこの店はニュースタイルでコースに合わせるワインのペアリングをメインに推しているらしい。それならばと二人は相談して、コース料理を頼むことにした。いつもはビールを多く飲む宏一も、今日はビールは最初だけにして一緒に出されるペアリングのドリンクを楽しむことにした。

「とにかくおしゃれなベトナム料理だね」
「そう。宏一さんの好みとは違う?」
「そんなことはないよ。この生春巻きはおしゃれで美味しそうだよ」
「味はともかく、映える料理って言うのかしらね」
「そう、さとみさんはどうなの?気に入ったの?」
「聞いてたから何となく分かってたけど、今のところ、気に入ったのが8割かな」
「残りの2割は?」
「ちょっとおしゃれとか映えるに寄りすぎかも。自分で選んでおいて言うのも変だけど」
「美味しければ良いんだよ」
「そうね。写真映えするのは分かるけど、ちょっと少ないかな」
「後で足りなければ何か食べに行こう」

「そうね。ところで、聞かないの?」
「なにを?」
「どうして急に誘うのかって」
「それは、さとみさんが言いたければ、って言うか、俺が気にしても仕方ないからね」
「そうか、それもそうね」
さとみはちょっと一呼吸置いてから話し始めた。
「元カレから電話があったの。荷物が残ってるから来いって」
「そうなの?それで?」
「聞いてくれるのね。ありがと。それで、先週から何回か行ってきたの。もともと、必要なものだけ持って出ただけだから」
「そうだよね。元カレは処分してくれなかったんだ」
「そう。きちんと自分の荷物は自分で持って行けって。俺が捨てる義理はないって」
「言ってくれれば手伝ったのに」
「ありがと。気が重かったけど、行くだけ行ってきた」
「それで、元カレとはどうだったの?」
「どうだった?」
「別に、元カレは元カレ。今は遠い存在」

さとみはそう言ったが、宏一はさとみの様子に何となく疑問を感じた。

「それで、荷物はどうなったの?」
「あちこち送ったり、ゴミに出したり、それで全部終わった」
「家具とかは?さとみさんだって持ってたでしょ?」
「学生時代から使っていたのは少し実家に送ったの。後は業者に処分してもらった」

淡々と話すさとみは、何となく冷たい感じがする。宏一は、どうしてこんな雰囲気なんだろうと思った。

その間にコース料理が次々と運ばれてきた。生春巻きはとてもこった感じで、表面に薄い生春巻きでカバーされて透けて見える色とりどりの食材が綺麗だ。どれも映えるものばかりだったが、さとみは特に反応せずに来た料理を少しずつ食べていく。それでも、何枚かは写真を撮った。

「それで、引っ越しが全部終わったから打ち上げで俺を誘ってくれたの?」

宏一は、そんなはずは無いと分かっていたが、ワザと言ってみた。

「・・・・・・・まさか・・」
「そうだよね。それじゃ、聞かせて」
「話し始めると、止まらなくなりそうで・・・・ちょっと怖い」
「うん、そうかも知れないね。でも、こういう場所の方がブレーキがかかるから却っていいと思うんだ。だから話してみて」
「そうね・・・・」

さとみは息を大きく吸うと話し始めた。

「なんか、自分が嫌になっちゃって・・・・・辛くて・・・・・我慢できなくて」

宏一は何も言わずにじっとさとみを見つめている。

「あんな奴、二度と会うことなんか無いって思ってたのに・・・・それなのに・・・」
「もしかして、さとみさんから連絡したの?」

宏一は、確かさとみがアパートを出てきたときに元カレの番号をブロックしていたような気がしてそう言った。

「ううん、最初はあっちから・・・・でも」
「後はさとみさんから電話した?」
さとみは何も言わずにしばらく黙っていた。そしてまた話し始めた。
「確かに、本もマンガもあったし、服もあったの。それに日用品だっていっぱい・・・・みんな私が大好きで馴染んだものばっかり。だから・・・」
「自分から取りにいったの?」
「それもある・・・・・・・」
「それで?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「元カレに会ったんでしょ?」

さとみは下を向いたままコクコクと頷いた。宏一はゾッとした。


つづく

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