メルマガ:少女の性シリーズ
タイトル:少女の性 683  2025/08/23


少女の性 第六百八十三部

やがて、乳房を撫でられている葵の手がゆっくりと動くとジッパーを摘まみ、少しずつジッパーを下ろし始めた。葵はドキドキしながら少しジッパーを下げては止め、また少し下げていったが、宏一は特に何も言わずに制服の上から優しく撫でている。

宏一はもちろん、葵が自分でジッパーを下げ始めた事に気が付いたが、葵にさせることが葵に心の準備をさせることなので何も言わなかった。だから、ジッパーが一番下に降りて、ピンが外れる状態のままじっとしていても静かに待っていた。そして、葵が覚悟を決めてピンを外し、制服が開くと葵に聞いた。

「中に手を入れても良い?」

葵はそこでまた少し考えたが、やがてそっと頷いた。もともとは用心深い性格の葵にしては珍しいことなのだが、今や葵は宏一を完全に信用しているので警戒心が働かない。

宏一は心の中で喜んだ。今まで本気で葵の身体に触れるとは思っていなかったからだ。それは、最初に葵の当たりがきつかったこともあるし、宏一と洋恵のことを知っている以上、彼の居る葵をどうこうできるとは思っても居なかったからだ。

宏一は制服の上から撫でていた手を下へとずらし、開いている制服の裾の中にゆっくりと手を入れていく。すると、葵が制服の裾を握って宏一の手の上に被せてきた。これは洋恵がよくやることだが、葵も同じことをした。こうすれば宏一の手が動いても制服の裾が動くことはないので制服の中を見られることはない。

宏一の手は葵のお腹の上をゆっくりと滑ってブラジャーへと上がっていった。肌の感触は洋恵よりも由美に近い。スベスベしてしっとりとしたきめの細かい肌だ。そして、ブラジャーのカップに当たると、葵の身体が僅かにピクッと動いた。

「だいじょうぶ?」

宏一が聞いたが、葵は何も言わなかった。本当は葵は自分の身体がピクッと動いたのは予想外の出来事で、乳房がこんなに敏感になっていたとは予想すらしていなかったのだが、それは嬉しい誤算だった。そして『やっぱり・・・・・・かなり敏感になってる』と気が付いた。

宏一は葵がだんだんその気になってきたことが嬉しかった。だから、耳元を唇で可愛がりながら、
「このまま、触ってもいい?」
と聞いた。

葵はしばらく何も言わなかった。いや、言えなかった。唇で耳を軽く挟まれるとズーンと甘い感覚が身体を走り抜ける。更に項を宏一の唇が這っていくと息が乱れて声が出そうになる。葵は宏一の愛撫が作り出す世界にすっかり埋もれていった。もう、身体には力が入らず、ぐったりしているのが自分でもよく分かった。そして、まるで彼とベッドに入っているようだと思った。一枚も脱がずに、ただ下着に触られただけでこうなっている自分の身体を不思議だと思った。そして、気持ち良いと思った。

ゆっくりと宏一の手がブラジャーのカップを裾野から包み込んでいく。葵はその感触をじっと受け止めていた。嫌だと感じたら直ぐに手を制服から押し出そうと思ったのだが、その心配はなさそうだ。やがて宏一の手がすっぽりと乳房を包んだが、葵は静かにその感触を確かめていた。

宏一は葵の乳房をすっぽりと包み込んでみて、改めて葵の乳房の形に感動していた。洋恵や由美のような半球形ではなく、見事な円錐形の綺麗な乳房だ。乳房をしっかりと包み込んで支えるブラジャーに包まれたことで本来の形がはっきりと現れている。ただ、まだ先端の乳首には触っていないので、そこは分からないが、それでも乳房が胸から膨らみ立ち上がっていく部分は感動するほどはっきりと素晴らしい形だ。レースの生地に包まれていても、葵の乳房は素晴らしい形に恵まれているとははっきりと分かる。

「このままおっぱいに触るけど、葵ちゃんは俺のこと考えなくていいからね。葵ちゃんのおっぱいが気持ち良くなることだけ考えていれば良いからね」

耳元で宏一が囁く度に熱い息が耳と項にかかって気持ちいい。
宏一の言葉を葵は『じっとしていればそれで良いんだ』と解釈した。宏一の愛撫はとても優しくてゆっくりだ。年下の彼のように、まるでおもちゃを好き勝手にいじり回す子供みたいな扱いではなく、丁寧に優しく触ってくれる。宏一の手が乳房の下側をゆっくりと撫で回し始めたが、葵は静かにそれを受け止め、こっそりと感じている自分を楽しむことさえできた。

「ここを撫でられるの、嫌じゃ無い?」

宏一に囁かれた葵は、小さく頷いた。

「うん、わかった」

宏一はそう答えただけだったが、同時に葵は『もっとお口でして』と思った。すると、乳房をゆっくりと撫で回しながら宏一の唇が項と耳も可愛がり始めた。葵は嬉しいと思うと同時に『こんなに全部されたら・・・・・』と思った。それを宏一に言おうかと思ったが、何となく怠くてわざわざ言う気にならない。だから葵は少し首を伸ばしてたっぷりと宏一の口を受け止めながら宏一の腕の中で優しく乳房を撫で回されていた。すると、どんどん身体が怠くなってくる。

宏一は葵がぐったりとしてきたので、心を許したのだと分かった。こうなれば、洋恵や由美や他の少女と同じように優しく扱えば拒絶されることはない。宏一は少しずつ愛撫を乳房の裾野から頂上へと近づけていった。

『あ、近づいてくる』と葵は思った。宏一の愛撫が裾野を撫で回すだけではなく先端へと向かって動き始めたのだ。『このままだと触られちゃう』と思ったが怖いという気持ちと性の興味が同時に葵を支配してくる。そして、乳首に近づくとはっきりと快感が強くなってきた。

「このまま、先っぽまで触るからね」

宏一の囁きがズーンと葵に響いた。まるで心の中に直接響いているようだ。葵は心待ちにすると同時に怖いという気持ちも強くなってくる。特に乳首が飛び出していないことが分かってしまったらどうしようと思うととても怖い。

「ん・・・・んぁ・・・・ね・・・・」

葵の口から僅かに声が漏れた。

「どうしたの?いやになった?」

宏一の声が優しく、深く、葵のの心に響いた。『嫌』と一言言えば、宏一は確実に愛撫を止めてくれる。それははっきり分かっていた。だからこそ、葵はその一言が言えなかった。言ってしまって、この秘密の素晴らしい時間が終わってしまうのが惜しかったのだ。

こんなにぐったりとしたまま愛撫を受けた事は今まで無かった。身体を預けているだけで葵自身は何もしていないのに、どんどん素晴らしい感覚を与えてくれる。葵は年下の彼とのエッチは今まで全然リラックスしていなかったことに気が付いた。『私から甘えたこと、無かったな・・・・』受け入れることに精一杯でずっと緊張していたことを思い出し、この時間とのあまりにも対照的な感覚に、『今はもっとこのまま』と思った。

やがて宏一の愛撫が乳輪に近づいてきた。宏一は掌全体で撫で回していた愛撫を少しずつ指先に変えていき、ブラジャーのカップの形から乳首と予想される箇所の周りを指先で丁寧に撫でていく。宏一が周りを撫でている位置は少し本当の乳首の位置からはずれていたが、葵にしか分からないことだし、葵はそれを訂正するつもりなど全くなかった。

実は葵は先程シャワーを浴びた後、昌代にブラジャーの付け方を教わったときよりも少しだけ外側に乳首を当てて付けてしまったのだが、分かっていたのに修正しなかったことを後悔した。宏一の指は正確にブラジャーの頂点の中心から円を描くように指先でなぞるような愛撫を加えてくるのだ。だから、愛撫が中心に来る前に宏一の指先が乳首の上を通過した。

「んっ」

葵の口から僅かに吐息とも声ともつかないと息が漏れた。同時に強い快感が走り抜けた。宏一の愛撫が一瞬止まり、確認するように再度同じ軌道で愛撫を加えてくる。

「んっ」

また声が出た。分かっていてもどうしても声が出てしまうのだ。

「だいじょうぶ?」

宏一が耳と項を唇で可愛がりながら確認してきた。

「きもち・・・いい・・・」

葵が素直に答えると、今度は敏感な乳首の位置を確認した宏一の指は、正しく乳首の周りを回り始めた。『そんなにじっくりしないで』葵は心の中で思ったが、同時にじっくりと可愛がられてみたいという欲求も強くなり、葵はそのまま次の愛撫を待った。

「葵ちゃんのおっぱい、敏感なんだね。そっとするね」

宏一が囁くと、葵は微かに頷いた。こうして女の子は頷くだけで良いように声を掛けるのが少女を落とすテクニックだ。だから葵はぼうっとした意識のまま次々に愛撫を受け入れていく。

今度の宏一の愛撫は乳房全体を手で支えたまま、中指の先だけで乳首の上をゆっくりと行ったり来たりする愛撫だった。

「・・・・・んっ・・・・・・・・んっ・・・・・・・・・んっ・・・」

葵は指先が乳首の上を通る度に小さな声を上げた。どうしても出てしまうのだ。だから、自分から乳首の位置を告白しているようで、葵にはとても恥ずかしい愛撫だった。だが、確実に乳首を可愛がって貰える。恥ずかしいが気持ちいい。それに、ここまで来ればもう乳首を見られる心配はしなくてもいいので、葵は次第に宏一の愛撫に夢中になっていった。葵は何度も小さく声を出しながら、『きっと、乳首が平らなの、バレちゃったかも』と思った。でも見られる心配が無いのでぜんぜん嫌では無かった。

そして、宏一の愛撫は更にステージを上げてきた。

「今度はいっぱい感じさせてあげる」

そう言うと、宏一の愛撫は乳首の上を通り過ぎることなく、乳首の右側から左側を行ったり来たりするだけの、ほとんど乳首だけの愛撫に変わってきた。

「んっ・・んっ・・・んっ・・・んっ・・んっ・・んっ・・・・・んっ・・」

葵はあまりに恥ずかしくて気持ち良くて、口を手で覆いながらも声を上げ続けた。

「恥ずかしがらなくていいんだよ。気持ち良くなれば声は出るものなんだから。とにかく葵ちゃんが気持ち良くなるだけ。それだけなんだから」

宏一の愛撫は更に中指に人差し指と親指も加えて、カップの上から乳首を優しく摘まむような動作に入った。

「んーーーっ・・・んんんっ・・・んんぁっ・・・・・だめ、変な声がでる」

葵は快感の強さに驚いてそう言った。

「強すぎた?止めたほうが良い?」

宏一が愛撫を止めて項を唇でさわさわと可愛がりながら言うと、
「いや、・・・・そのままして」
と恥ずかしそうに小さな声で言った。宏一はそれに答えて再びブラジャーの上から乳首をそっと摘まむように愛撫していく。

「ん・・・・・んん・・・んっ・・・・」

葵(あおい)は大きな声が出ないように気をつけながら、宏一の与える愛撫に夢中になっていく。葵は経験を済ませるために年下の彼を作り、直ぐに初体験を済ませたのでゆっくりと愛撫を楽しんだ経験が無かった。だから、ブラジャーの上から愛撫されること自身が新鮮な体験なのだ。服の中に手を入れるだけでこれだけの経験ができるのなら、初体験はなんだったのだろうと思うくらい安心して気持ち良くなれる。宏一に任せておけば葵が許せる範囲で最大限の喜びが得られるのだ。『こんなにゆっくりしたこと、無かったな。気が遠くなるくらい気持ちいい』葵はいつも軽く乳房をいじり回して直ぐに挿入する年下の彼とのセックスに疑問を持ち始めた。

『だめ、やみつきになっちゃう』葵はぼうっとした意識の下で首筋を唇で可愛がられて軽く喘ぎながら最高の時間をたっぷりと楽しんだ。更に宏一は唇での愛撫に舌で舐め上げる動作を加えた。

「んあぁぁっ」

葵は『また声が出ちゃった』と思いながら首筋と耳がこんなに敏感で気持ち良くなれることに驚いた。そして、ぼうっとした頭の中で『洋恵はこんな経験をしたのに離れていったなんて』と思った。少なくとも、今の葵はこの素敵な経験を捨てて新しい同じ年頃の彼を作ろうという気にはとてもなれない。そして『三谷さんは私でも洋恵と同じことをしてくれるのかな・・・・どんなことするのかな』と思った。

この先にどれくらいの体験が待っているのか分からなかったが、このまま身体を任せていればもっと素晴らしい体験ができそうなことは分かっていた。『もう少しだけ』秘密の世界を覗いてみたかったのだ。

一方、宏一は、ゆっくりと乳房全体を撫でながらレース生地に包まれた葵の乳房の全貌を確認することができ、葵の乳房に夢中になっていた。手の中に入れると、掌全体にずっしりと乳房の長さが確認できる。半球形の乳房とは明らかに違う円錐形の乳房は、宏一の手の中には収まりきらないほどの長さがある。それは乳房が太いのではなく綺麗な円錐形を描きながら長いのだ。

宏一は乳首の周りを指先でそっと摘まんで葵に喜びを与えながら、このままブラジャーの中に手を入れて乳房をたっぷりと可愛がってみたいという欲望がどんどん大きくなっていった。

もちろん、葵がそれを望まなければ実現しないのだが、宏一はこのまま可愛がっていればいずれ実現するかもしれないと思った。由美の乳房も素晴らしいし、由美のよりも更に可愛らしい結衣の乳房は感度も良いし形も良い。特に結衣は乳首だけでもいってしまうほど感度が高い。しかし、葵の乳房は二人の乳房とは全く違う魅力を持っていた。乳首の出っ張りがほとんど無いことには気が付いていたが、宏一にとってそれは別の魅力となって葵の乳房を印象づけていた。

葵は自分がたっぷりと満足するまで宏一に乳房を弄らせていた。このようにゆっくり撫でられるだけでため息が出るほど気持ちいい。それは、何度繰り返しても色あせるどころか更に気持ち良くなってくる。だから葵はかなりの時間、宏一に触らせていた。そして、しばらくしてからやっと身体を起こして宏一の手を外して愛撫の終了を宏一に知らせた。

「疲れた?」
「ううん・・・・・だいじょうぶ」

葵は答えながら、8割は宏一があれ以上何もしなかったことに安心しながらも2割はもっと先に進まなかったことにがっかりしていた。

「お茶を入れるね」

宏一はそう言うとミニキッチンで紅茶を入れ始めた。葵は一昨日はベッドに移って座ったことを思い出し、次を期待しながらベッドに座って宏一を待った。

「今日はアールグレイだよ」

宏一はそう言って一杯の紅茶を持ってきて、ちゃぶ台の上に乗せて葵の前に移動させた。

「恥ずかしかった?」

宏一に朗らかに言われると、自然に頷いてしまう。

「葵ちゃんが安心して感じてるのを見てると、なんか嬉しいんだ。だから、ありがとうね」

宏一の言葉に、葵は自然に頷いた。そして、まだその気が残っていることを表すかのように、葵から宏一の横にぴったりとくっついた。宏一は特に気にしていないようだったが、葵はそれだけで恥ずかしく、嬉しかった。

二人が紅茶を飲み終わると、宏一は再び葵の横にぴったり座って脇から手を回した。葵は自分から身体を寄せると直ぐに宏一の手の上に制服を被せた。すると宏一の手が再びブラジャーを包み込む。セカンドラウンドが始まったのだ。もう宏一は葵に再開していいか聞かなかった。その代わりに葵は髪を軽く掻き上げて耳を露出させると、宏一の手が葵の乳房を包み込んだまま、優しく撫で始めた。


つづく

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