メルマガ:少女の性シリーズ
タイトル:少女の性 682  2025/08/17


少女の性 第六百八十二部

「英語ができれば、ヨーロッパならどこにでも行けるし、少し勉強すればフランス語やイタリア語やスペイン語だってできるようになるからね。アメリカの高校生は外国語にスペイン語を習う子が多いんだよ」
「まず英語ができれば良いの?」
「うん、元は全部同じラテン語だからね」
「ラテン語って?」
「ヨーロッパにいろんな国ができる前にみんなが話していた言葉だよ。俺はよく知らないけど、単純な言葉らしいんだ。現代のどの言葉でもないけど、どの言葉にも共通するところがいっぱいあるんだって」
「ふうん・・・・」

制服を隔てて感じる宏一の手の温かさが乳房に伝わってくる。何となく気持ち良い感じがする。すると、宏一の手が少し動いて狭い範囲だが乳房を撫で始めた。『あ、始まった』葵は緊張したが、嫌というわけではなかった。ただ、懐かしいのと恥ずかしいと思った。

宏一は初めて葵の乳房の一部とは言え、形が分かるように触ることができた。葵の乳房は宏一の予想以上に高さがある、と言うか、長いと感じだ。洋恵の乳房と比べてもずっと高さがあって胸から先端の乳首まで距離がある。裾野の辺りを撫でるくらいでは、先端がどこにあるのか想像できないからだ。洋恵の乳房なら下半分を撫でれば先端の位置くらい予想できるのだが、葵の乳房では全然分からない。宏一はもう少しだけ撫でる範囲を広くした。

しかし、葵の方は乳房を撫でられていることよりも、身体がぼうっとしてきて怠いような眠いような感覚に包まれており、乳房を撫でられているのはほとんど気にならなかった。それほど気持ち良いというわけではないし、勝手に触らせて無視している感じだった。

それでも、この眠いような怠い感覚がとても心地よい。なんと言っても宏一の腕の中に居るので甘えているという感覚があるし、安心感もある。学校にいるときのように気を張っている必要が無いのは何より嬉しかった。
それに、宏一の息がかかる耳と項がくすぐったいような気持ち良さがある。耳元で聞く宏一の声が心地よい。

「英語ができれば、どんな仕事に就いたとしても、日本にいて日本語で勉強するだけよりもずっと幅広く勉強できるよ」
「・・・・・・・・・・」
「それに葵ちゃんは勉強は熱心だから、きっと勉強するのが楽しくなると思うんだ」
「・・・・・・・・・・」
「だから先ず、英語をきちんと身につけておくのが良いと思うよ。それに、日本では現地に行かないと言葉を身につけることはできないと思ってる人が多いけど、実際には外国人で日本に来たことが無いのに日本語を流暢に話す人なんていくらでもいるんだから」

宏一は話していて、葵の反応がどんどん鈍くなっていることに気が付いていたが、敢えてそのままにしておいた。常に気を張っていた葵が、気を楽にできる場所を見つけたのだから、葵の好きなだけこうして居れば良いと思った。

もちろん、葵の乳房や身体についてはそれなりに興味は持っていた。ただ、昨日由美と濃厚な時間を過ごしたこともあり、『もし葵ちゃんの身体を確認するチャンスがあったとしたら、それはその時に考えれば良いや』と思っていた。だから、宏一は独り言のようになっても話し続けた。

「葵ちゃんはせっかく勉強ができるんだから、それを活かしたいと思うでしょ?」

葵は返事をしなかったが微かに頷いた。ちゃんと聞いていることが分かっただけで宏一は満足だ。

「それなら、英語を勉強している間に、何を学ぶか探していけば良いと思う」
「・・・・・・・・・・・・」
「それにね、もし仮に、だけど和菓子に興味を持ったとしても、安心だよ。葵ちゃんは和菓子の職人とかにも興味あるのかな?」

葵は再びほんの微かに頷いた。

「もちろん、日本で和菓子の職人になって、和菓子を作るようになるだけなら英語なんて必要ないけど、これからきっと伸びていくであろう海外向けの和菓子とか、海外の人に和菓子を紹介するとなれば英語は絶対生きてくるからね」
「・・・・・・・・・・・・・」

葵はぼうっとして全然返事をしない。

「葵ちゃん、だいじょうぶ?起きてる?」
「・・・・・起きてる」
「眠くなった?」
「眠くはないけど、身体が熱くて、なんかぼうっとしてて・・・・・ちょっと」
「ちょっと?なんだい?」
「・・・・・・気持ちいいかも・・・・」
「そうか、少し感じてくれたんだね。嬉しいよ」
「嬉しいの?三谷さんが?」

葵は、男の人は女の人を脱がして裸を見たり、触ったりすることが嬉しいのだと思っていたので、そんなことは何もせずに葵が感じたことを宏一が嬉しいという感覚が分からなかった。

「だって、俺がこうしてるのは葵ちゃんがリラックスして、安心してほしいって思ってるからだよ。だから、少しでも感じてくれるって言うのは嬉しいんだ」
「どうして?」
「だって、葵ちゃんがリラックスして安心してないと感じないからね。ここでリラックスてくれるのは嬉しいよ」
「・・・そうかしら???それに、感じてるって・・・・・・」

葵は宏一に言われたことは確かにそうかも知れないが、リラックスすることを感じるというのはどうだろうと思った。

「うん、最初はとても緊張していたのに、今はリラックスしてくれるってことは、葵ちゃんが信用してくれたって事だからね。葵ちゃん、もっと感じたい?」

宏一に聞かれて、葵は恥ずかしそうにコクンと頷いた。宏一は葵が直ぐにコクンと頷いたのは少し驚きだったが、直ぐに言った。

「それじゃ、俺と葵ちゃんが協力して、葵ちゃんの身体を気持ち良くしてあげようか」
「私と協力して?」
「そうだよ。葵ちゃんが協力してくれないと、上手くいかないからね」
「でも、そう言うのって・・・・・・・男の人が、三谷さんがするんじゃないの?」

葵は言外に興味があることを匂わせた。

「俺が勝手にしても、上手くいかないよ。葵ちゃんがどう思ってるのかって、とっても大事なんだからね。それに、葵ちゃんだって、気持ち以上に触られたり脱がされそうになったら嫌だろ?」
「えっ、脱がすの?」
「まさか、俺は脱がしたりしないよ。葵ちゃんが自分で脱ぐなら別だけど、俺からは脱がしたりしない。葵ちゃん自身の気持ちが大事だからね」
「脱がしたりしないのね?」
「うん、しない、約束するよ」

葵は宏一が脱がしたりしないと約束してくれたことで安心した。そう言えば、洋恵も同じ事を宏一に約束させていたと思い出した。今でもあの洋恵の約束はなんだったのだろうと思うことはあるが、それはそれとして、葵は絶対に脱がされたりするのはイヤだった。と言うか論外だ。絶対にコンプレックスの塊のような自分の身体は見られたくないからだ。でも、もちろん年頃の女子として興味はとてもある。だから服の上から触るくらいなら、気持ち良くなってみたいと思っていた。しかし、葵には既に彼がいる。だから、こんなことをしたら浮気になるのでは無いかと心配した。

「でも・・・・・・私、彼がいるから」
「そうだよね。でも、俺が葵ちゃんの裸を見たり、それから触ったりして葵ちゃんが気持ち良くなったら浮気だと思うけど、単に葵ちゃんだけが気持ち良くなるのって浮気じゃ無いと思うんだ」

葵は宏一の言葉にちょっと惹かれた。

「そうなの?」
「だって、俺はずっとこのままで、腕の中の葵ちゃんを脱がしたりせずに触るだけだよ。単に葵ちゃんが気持ち良くなるだけ。それって浮気だと思う?」

葵は上手く言いくるめられているような気もしたが、今はそれが心地よく耳に響く。宏一に任せてみても良いのでは無いかと思うのだ。既に葵には宏一を警戒する気持ちはほとんど消え失せていた。すると、宏一に任せてみたい、という甘えたい気持ちが大きくなってくる。葵にとって、宏一は安心できるのだ。

「そうか・・・・・も・・・・・」
「とにかく、葵ちゃんが嫌だって思うことは絶対しないから安心して」
「うん」

葵はコックリと頷いた。
葵の同意が得られたことで、宏一は堂々と葵の胸に触ることができるようになった。葵を引き寄せると、葵から宏一の腕の中に入ってくる。そして宏一は脇から回した手で制服の上から優しく乳房を撫で始めた。
正直に言えば、葵は、『たったこれだけのこと?』と思った。これでは、ほとんど気持ち良いと感じない。葵は制服の上から胸を撫でられながら、『男の人って、こんなことするだけで嬉しいのかな?それとも、三谷さんは単に優しくしてくれてるだけなのかな?』と思った。マモ君はいつも乱暴にしゃぶりついてくるのに・・・・・。
葵が乳房への愛撫を受け入れたことで、宏一は葵の乳房の全体に触ることができた。制服の上からなので細かいことは分からないが、やはり葵の乳房は高さが凄い、と言うか、長い、と言えるほどだ。

「あのね、教えてもらった昌代さんの店で作ってもらったの」

突然葵が言った。

「あ、この前言ってたよね。お店にお母さんと行ってきたって。この前はあんまり聞かなかったけど、どうだった?親切にしてくれた?」
「うん、とっても親切にしてくれた。昌代さんはお店を持って無くて、知り合いのお店を借りて営業してるんだって。私達が行った店も昌代さんがいつもお願いして借りてるお店なんだって」

葵は胸を優しくまさぐられながら言った。なんか、胸は不思議な感覚だが、嫌では無い。

「そう、気に入ったのが見つかった?」
「セミオーダーって言うんだって。普通のはだいたい8割の人に合うように作ってあるから、残りの人には合わないって言ってた」
「でも、ちゃんと試着して決めたんでしょ?」
「うん。それで、作ってもらうのはこれとこれの間にしようって番号を決めたの」

葵は男性を相手に自分の下着の話をしている自分が不思議だった。『どうしてこんなに話すんだろう?恥ずかしい話なのに。友達にだって言ってないのに』と思った。しかし、制服の上から優しく乳房を撫でられていると自然に話せてしまう。それが不思議だったが、同時に自分のことを話せて、きちんと聞いてくれる人が横に居ることが嬉しくもあった。

それに、さすがに宏一には言わなかったが、昌代は葵の胸をたくさん褒めてくれた。本当に恵まれた素晴らしい乳房だ、羨ましいと言ってくれたのだ。

そして、葵が使っていた単に大きめのブラのカップに高さのある乳房を押し込めて、乳房を潰した形でカップに収めていたことを丁寧に注意してくれた。以前に宏一が指摘した『腕が真っ直ぐに降りてない』と言ったのは乳房が高さのないカップに潰されて横にはみ出していたからなのだ。そして『女この子の身体は風船と同じ、このままこのブラジャーを使い続けてると、本当にお風呂に入るときも横にはみ出したままになるよ』と宏一と同じ事を言った。

そしてサイズを測ってから昌代の取り出した試着用のブラジャーを付けてみて驚いた。全然体のラインがいつもと違ったのだ。特に背中のラインがぜんぜん違う。乳房の形が変わったのは当然だが、肩から脇、腰へのラインが全く変わってスッキリとしたラインになっていた。まるで生まれ変わったようだと思った。だから本当は少しサイズが違っている試着用のブラジャーを無理を言って一つだけそのまま売ってもらったくらいだった。

実は、お茶の水のホテルに宏一と泊まったとき、葵はその無理やり買ったばかりのブラジャーを付けていた。つまり、試着したブラをそのまま買って身に着けたままだったのだ。もちろん宏一に見せるつもりも触らせるつもりもなかったが、そのブラジャーを付けているだけでコンプレックスの塊だった自分に自信が持てた。だからこそ、宏一のベッドに潜り込む、という離れ業までやってみせることもできたのだった。

それに、昌代は売ったはずのサイズの少しずれたブラジャーを、できあがったブラジャーと引き換えに買い戻してくれた。それも葵には嬉しかった。その時、昌代は『女の子だもの。きちんとした下着を身に着けたいって気持ちは痛いほど分かるわ。だから、もうサイズ違いのこれは必要ないでしょ?引き取らせてくれる?買い戻したいの』と言ってくれた。母親もその心遣いを喜び、今度は自分用のを注文にいったくらいだった。だから、葵にとって宏一に教えてもらった昌代の下着屋さんは驚きと喜びの詰まった素敵なお店だったのだ。

葵は昌代の話をしながら、ぼうっと乳房を撫でられていたが、だんだんくすぐったい感覚から気持ち良くなってきた。耳元の宏一の吐息もくすぐったくて気持ちいい。葵は優しく乳房を撫でられている感覚に次第に快感を感じるようになっていった。もともと既に経験しているのできっかけがあれば後は早いのだ。

「気持ちいい?」
「いい・・・・・けど・・・」
「あんまり感じないの?」
「あんまり・・・・・」

安心して宏一に触らせている葵は、次第に欲が出てきた。もう少しくらいして貰っても良いはずだと思った。『だって脱いでないし』と思った。本心としては、宏一ともう少し濃密な時間を過ごしたかったのだ。

「もう少しだけ、冒険してみる?」
「なにするの?」
「そんなに警戒しなくていいよ。制服の上からでもいいんだけど、皺になったら嫌だから、もし葵ちゃんがもう少しだけ感じてみたかったら、制服のジッパーを下げてごらん」

もちろん葵にはその意味がはっきりと分かった。ただ、そうするとブラジャーの上から触られるだけでなく、レース生地のブラジャーの中の乳首を見られてしまう可能性があった。それだけは絶対に避けなければいけない。

「ジッパーだけ?」
「そう、ジッパーだけ」
「あの・・・リボンのホックは?」
「必要ないよ」
「ほんとうに?」
「うん、ジッパーだけ」

それでも葵はしばらく何もしなかった。心の準備ができなかったのだ。しかし、こうやって制服の上から触られているだけだと葵自身も少し物足りないと思う。彼がするように裸の肌の上を触るようには望めないが、それでももう少しだけ・・・・・。宏一は特に気にしていないようで、相変わらず乳房の下側を丁寧に撫でてくれている。



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