メルマガ:少女の性シリーズ
タイトル:少女の性 676  2025/07/06


少女の性 第六百七十六部

宏一に後ろから抱かれたまま葵はいつの間にか、宏一に寄りかかる姿勢のまま少し寝てしまった。そして、ふと目を覚ましたときに自分が寝ていたことに気が付いた。慌てて起きようとすると、宏一が言った。

「そのままでいいよ」
「寝ちゃった。ごめんなさい」
「だいじょうぶだって言っただろ?」
「でも、起きなきゃ」
「ううん、このまま。そうだ、身体を横にしたら?その方が楽でしょ?」

宏一はそう言うと、そっと葵を横抱きにして首を左手で支えた。『あ、こんな』葵はこのままでは本当に寝てしまいそうで起きようとしたが、身体に力が入らずに宏一の膝の上で横になってしまった。自然に首が支えられ、身体を伸ばすととてもゆったりとした感じになる。

「このまま、もう少し、このままで居ようね」

葵は返事をするのも怠い感じがして、そのまま目をつぶった。ただ、身体を伸ばせたので楽ではあるが、服を着ているとは言え全身を見下ろされるのは緊張するし、先程までの包まれている感覚は無くなっている。葵は宏一の右手を取ると、自分の乳房の上に置いた。これで包まれている感覚の代わりにしようと思った。そして安心したまま静かに眠りに引き込まれていった。

スヤスヤと寝息を立て始めた葵はそれで良いかもしれないが、乳房の上に手を持ってこられた宏一は困ってしまった。もちろん、乳房の形を確かめるように撫でるわけにはいかないし、この状況では揉むなどもっての他だ。宏一はあまりに無防備で勝手な葵に呆れたが、『仕方ない』と諦めるとしばらくそっと右手を胸の上に手を置いたまま左手で葵の首を支えて葵が寝ているのを見下ろしていた。

改めて全身を見下ろすと、葵は結衣のように痩せているわけではないのにかなり足が長い。昨日一緒に歩いたときにも少し思ったのだが、腰の位置が高いのだ。結衣のような痩せたモデル体型の子ならまだしも、葵のように由美と同じか由美に近いプロポーションの子でここまで足が長いのは珍しいと思った。ちゃぶ台の前に座っているだけでは分からないことだ。

だから、たぶん葵は由美よりも足が長いだろうな、と思った。腰の幅で同じくらいか、少し葵の方が広いかもしれない。宏一は葵の身体を上から下までじっくり観察しながら、葵の身体を全て味わうことのできる幸せな彼というのはどんな男子なのだろうと思った。

一通り観察の終わった宏一は、少女を抱いて見下ろしながら静かに葵が目を覚ますのを待った。

家でも教室でも普段からしっかり者でいることを義務づけられている葵には、気の休まる場所も時間も無いのだろう。それは確かに可愛そうだと思った。

だから、少しでも青いが元気になれば良いと思って首を支えていた。首を支えられている葵はとても無防備だった。ただ、少し左手の指を動かすと、項を刺激されて微妙に反応するのが可愛らしかった。

葵はそのまま30分近く寝ていた。そして、水面から顔を出したときのようにぽっかりと目を覚ました。

「ん・・・・・・・・・・」

そのまままた数分寝て、また目を覚ました。ゆっくりと周囲を見渡して宏一を見つけると、しばらくじっと宏一を見つめ、自分が寝てしまったことを思い出し、それからゆっくりと身体を起こした。

「目を覚ましたんだね」

起き上がった葵は、自然な動きで再び宏一に寄りかかり、脇に宏一の手を入れて自分の前に持ってきた。宏一の手が自然に左右から葵の乳房を軽く挟んだ。

「ごめんなさい。本当に寝ちゃった。どれくらい寝てたの?」
「30分くらいじゃないかな?」
「その間、ずっとこうして居てくれたの?」
「うん、気持ちよさそうに寝てたよ」
「起こしてくれれば良かったのに」
「葵ちゃんの寝顔が可愛くて、じっと見てた」

そう言って宏一が軽く唇で葵の項を可愛がった。葵は顔を赤くしてそれをくすぐったそうに受け止めた。

「くすぐったい」
「ごめん。可愛いよ」

宏一が更に唇で項を可愛がると、葵は首を伸ばしてもっとしてもらおうとした。そのまま少し二人は愛撫を楽しんだ。

その時、宏一はふと、このまま葵を愛せば受け入れられるのではないかという気がした。それほど雰囲気は良い。しかし、寝起きでまだぼうっとしている葵を可愛がって、仮に葵が受け入れたとしても、後で葵が後悔しては何もならないと思い、これ以上の愛撫は我慢した。

一方、葵も同じことを考えていた。このままもっと触ってもらったら、凄く気持ち良いだろうと思ったのだ。正直に言えば、このまま触ってもらいたい気持ちなのだが、それだと浮気になってしまう。だから、これ以上はダメなのだと思った。ただ、服の上から触られてこんなに気持ちいいのに、どうして我慢しなければいけないのだろうという気持ちもあった。

「しっかり目が覚めた?」
「うん」
「良かった。疲れが取れたかな?」
「たぶん・・・・・」
「よかった。それじゃ・・・」
「あと・・・・・」
「なんだい?」
「・・・・・・ありがとう」
「ううん、葵ちゃんが気持ち良く寝てたからね。それじゃ、また明後日ね」
「はい・・・・・・」

葵は身支度を調えると宏一の部屋を後にした。正直に言えば、もっと部屋に残りたかった。そして、宏一と二人の時間を濃密な時間にしたかった。『ダメ、浮気になっちゃう』と思ったが、年下の彼とこういう気持ちになったことはなかったし、宏一と一緒に居るのはちゃんと連絡してあるのでもう少しこのままで居たかった。

『不思議・・・・まぁくんとはこんな気持ちになったことはないのに、どうして三谷さんとこんな気持ちになるんだろう?どうして三谷さんともっと一緒に居たいんだろう?まぁくんのことは好きだし、三谷さんは好きって言うのとは違うのに・・・・・・・どうして・・・』葵は答を出せないまま、甘く怠い身体を引きずるように家路に向かった。

帰宅後、葵はいつものように風呂を沸かして入ったが、脱ぐときにパンツの匂いが少し強いことに気が付いた。『え?』と驚いたのだが、どうしてこうなったのか理由が分からなかった。『もしかして・・・・・・でも・・・・・』葵は下着を手に考え込んでしまった。

翌日、宏一が会社に行くと、直ぐ後にさとみが入ってきた。

「おはようございます」
「おはようございます」

二人は型どおりの挨拶をしたが、今日のさとみの雰囲気は昨日のとげとげしいものではなく、何となく柔らかいというか、優しい雰囲気だった。宏一は取り敢えず問題は起きないようだと安心して仕事を始めたが、直ぐにさとみからメールが入った。
『三谷さん、今週の金曜日に時間はありますか?良かったらご飯に連れて行って貰えると嬉しい・・・・。ちょっとリフレッシュできると良いな、と思ってます。二人でどこかに行きませんか?』

宏一は心底驚いた。昨日、挨拶がきちんとしていなくて睨まれたばかりで、おまけにさとみはお昼も部屋に居なかったし、定時で直ぐに帰ってしまった。どう見ても良い感じとは言いがたい。宏一はさとみが距離を置き始めているのだろうと思ったくらいだ。それなのに、まるで抱いて欲しいと言わんばかりのメールなのだ。宏一はやりかけの仕事の片が付くまで集中して仕事をすると、さとみに改めて返信をした。
『さとみさん、どんなところに行きたい、と言うか、どんなところでリフレッシュしたいの?遠くに出かけても良いなら、泊まりで出かけようか?海、山、北、南、何でも良いから希望を一つ教えてください』

もちろん、同じ部屋で仕事をしていても、さとみからは一言も話しかけてこない。すると、夕方になってさとみから返事が来た。

『どこでも良いから、少し遠くに行ってみたい気分です。後はお任せします。泊まる支度をしていきます』

宏一は、さとみがストレスで参りかけているのだろうと思った。だから、気分転換になるような小旅行を計画してみようと思った。

火曜日は由美に会える日だ。今までには何度も由美からは都合が悪いと連絡が来ていたが、今日は来ていない。だから宏一は由美に会えるものだと思っていつもの部屋に向かった。もしかしたら、やっぱりきていないかもしれないと思ったが、宏一がドキドキしてドアを開けると、由美がにこやかに迎えてくれた。

「由美ちゃん」
「宏一さん、こんにちは」

由美は机から飛ぶように制服のまま駆け寄ってきた。

「今日は来てくれたんだね。由美ちゃん」
「宏一さん、なんかとっても久しぶりな気分です」

由美も喜んで宏一の胸に顔を擦り寄せてきた。そのまま二人は玄関でそっと抱き合ってキスをした。葵よりは一回り小さい由美の身体が柔らなくしなり、宏一の腕の中で宏一に密着してくる。

「ああん、宏一さん、そんなにされたら・・・ダメですぅ、火が付いちゃいますぅ」
「由美ちゃん、嬉しいよ。今日も会えないかと思ってたから」
そう言いながら宏一は由美の項をたっぷりと舐め回す。気持ちの分かっている由美だけに宏一は遠慮無く可愛がった。
「ああぁぁぁぁ、だめぇぇ、我慢できなくなるぅ」
「我慢できなくなったら、どうなるの?」
「ダメですぅ、ああん、ちゃんと勉強してからぁ」

由美の声に、宏一は愛撫を止めて由美の顔を覗き込んで聞いた。

「何か直ぐに勉強したいのがあるの?」
「いえ・・・・・・無いです・・・・」
「それなら・・」

再び宏一は由美の細い項をたっぷりと舐め回し始めた。

「ああん、だめぇ・・・ああぁぁぁぁぁ」
「ダメなの?」

宏一が再び聞くと、由美は俯いて言った。

「ダメじゃないです・・・・・」
「やっぱりいいんじゃないの」
「あああぁぁぁぁぁ、急にされたら我慢できなくなるからぁ」
「だから、我慢できなくなったら、どうなるの?」
「・・・・宏一さんとベッドに入る・・・・」
「良い子だ」

宏一は今度はねっとりとキスを始めた。由美の身体が急速に厚くなり、どんどん意識にスクリーンがかかっていく。

「あ、だめ、もう、ああぁ」

由美もそれだけ言うと再びキスに戻った。そして由美が十分に満足してから言った。

「それじゃ、取り敢えずベッドに入ろうか」
「はい・・・・」
「今のうちに聞いておくけど、時間はいつも通りで良いの?」
「はい」
「がんばったね。偉いよ。由美ちゃん、嬉しい、大好きだ」
「私もです」

そう言うと由美はベッドの前に立った宏一の足下に跪き、スラックスのジッパーを下ろすと中に手を入れて肉棒を取り出して口に入れてからベルトに手を掛けた。宏一はゆっくりと上を脱いでいく。その間に由美は頭を前後に動かして肉棒を扱きながらスラックスを脱がし、一度肉棒をパンツに戻してからパンツを下ろして肉棒を再び口の中に入れた。もう完全にルーチン化した由美の手慣れた儀式だ。

更に由美はゆっくりだが頭を前後に動かしながらスカートの中に手を入れてパンツを脱いでいく。

「パンツを見せて」

宏一が言うと由美は肉棒を頬張ったまま、上目遣いで宏一を眺めながら小さくイヤイヤをした。宏一は由美のこの仕草が大好きだった。心から可愛いと思う。肉棒がグッと太く固くなった。由美は口いっぱいに頬張った肉棒がさらに太くなったので目を白黒させている。

「さぁ、立ち上がりなさい」

宏一は由美を立たせると、ベッドに座ってゆっくりと制服を脱がし始めた。リボンを解いて裏のジッパーを探り当てると、ジーッと下ろしていく。可愛らしい膨らみが青色の布地に包まれて姿を現した。宏一は制服を完全に左右に開き、ブラのセンターホックをパチンと外した。由美は何も言わずにじっとしている。

「さぁ、おっぱいを見せてね」

由美は少し視線を外したが、宏一にされるがままにしている。すると布地から解放された形の良い少し小ぶりの乳房がぷるんと制服の中から現れた。重力の影響を受けていない完全な半球形だ。また乳首は半分以上埋もれている。宏一は両方の人差し指を鍵のように曲げてそっと乳首の下を撫でた。

「あんっ」
「まだ乳首は起きてないみたいだよ」
「あんっ、ちゃんと、起こして」
「こう?」

今度はそっとゆっくり何度も往復させる。

「ああっ、あん、あんっ、あんっ」

由美の可愛らしい声が宏一の耳をくすぐる。乳首がムクムクと起き始め、あっという間に根元から完全に立った。由美は我慢できないのか、少しスカートの中の足を擦り合わせているようだ。

「はやくぅ、やさしく・・・・・してください」

由美がやや上気した顔で潤んだ瞳を宏一に向けた。

「そうだね」

宏一はそっと制服を左右に広げて脱がし、更にブラジャーも取り去った。上半身裸になった美しい身体が目の前に表れた。由美は宏一が身体を見たがっているのは分かっていたが、早くベッドに入りたいと思っていた。『仰向けに寝ておっぱいを可愛がってくれるの?それとも宏一さんの上に跨がっていきなり入れるの?それとも、先ずお口の上で気持ち良くなってから?』由美の頭の中では妄想が広がっている。いずれにしても、早く宏一に愛されたいのだ。

すると、宏一は由美のスカートに手を掛けると、ストンと落とした。ふわっと床に落ちたスカートに包まれていた下半身が全て現れた。由美は思わず手で隠そうとしたくらいだが、かろうじて動かずにいられた。こうやって全裸になって身体を見られるのは久しぶりだ。由美も恥ずかしさはあったが、これこそ宏一と濃密な時間を過ごしているという実感に心から嬉しさが込み上げてきた。


つづく

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