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タイトル:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.402(2007/6/8)  2007/06/08


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  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★*
  *■□■■□□■☆彡*           第402号*
  *■■■■■■■■■*2007/6/8        *
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                          ※このメールは等幅フォントでご覧ください。
==【もくじ】========================================================
□週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第402号
  ■映画インプレッション『ザ・シューター/極大射程』
  ■おやぢ幹のお気楽DVD日記(296)
  ■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol.72)
  ■ホラ〜言ったじゃないの(No.27) by.おやっさん
  ■石男的衛星電影案内(Vol.339)
  ■編集後記
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■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN
  『ザ・シューター/極大射程』
  監督:アントワーン・フークア    主演:マーク・ウォルバーグ
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  ☆2000年に「このミステリーがすごい!」の海外作品部門第1位とな
  った、スティーブン・ハンターの小説を原作としたミステリー・アク
  ションです。
  
  元海兵隊の名狙撃手、スワガー。軍を退いて山奥で暮らしていた彼の
  元を、退役したジョンソン大佐らが訪ねてきた。彼は大統領暗殺の動
  きがあることをスワガーに話し、その阻止を手伝ってほしいという。
  スワガーは大統領の遊説先を狙撃手としての経験を活かして調査し、
  唯一と思われる狙撃ポイントを発見。演説当日も大佐らとともに、現
  場の見張りについた。すると銃声が鳴り響いた…撃たれていたのはな
  ぜかスワガー自身だった…。

  まさに男の映画ですね…巨大な敵に果敢に挑む姿にアドレナリンが大
  噴射してしまいます。無駄に人が死ぬのでランボー的ではありますが 
  復讐劇の醍醐味でつい主人公に感情移入してしまいますね。 

  すっかり『ボーンアイデンティティー』のジェイソン・ボーンシリー
  ズに先を越された感じですが、ジェイソンが特殊工作員だったのが、
  本作のスワガーはスナイパーとして超人技を見せてくれるのでテイス
  トはちょっと違いますね。 

  孤高の戦士をマーク・ウォルバーグが見事に演じ、ダメ捜査官だった
  のが意外に成長してパートナーになる男をマイケル・ベーニャが好演
  してました。もちろんダニー・グローバーの悪役ぶりも作品を盛り上
  げてました。 

  銃器マニアをも唸らせる狙撃の薀蓄満載でそれも私のツボでした。 

  作品公式サイト http://www.shooter-movie.jp/

  STONEMAN推薦度★★★☆ 必殺仕事人度★★★☆
                                (10点満点:★=2点・☆=1点)

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■おやぢ幹のお気楽DVD日記(296)
   最近見たDVD&劇場作品 ひとくちおやぢ評
   http://homepage2.nifty.com/mikisan/
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 「スキャナー・ダークリー」★★★ 2006/12/9公開 2006年アメリカ
  SF作家フィリップ・K・ディックの『暗闇のスキャナー』を、
  「スクール・オブ・ロック」のリチャード・リンクレイター監督
  が実際の俳優が演じた映像データを基に、アニメーターがデジタル
  ・ペインティングしていく“ロトスコープ”という映像技術で独特
  の世界観を表現。だそうですが、キアヌ・リーブスにモザイクかか
  ってます。ちょっと難解で眠くなった。
 
 「トリスタンとイゾルデ」★★★★ 2006/10/21公開 2006年アメリカ
  「ロミオジュリエット」の元ネタでヨーロッパの古典的悲恋物語を
  「グラディエーター」の巨匠リドリー・スコット製作総指揮で映画
  化した歴史ロマンス。 テンポが良く展開が良くひきずりこまれた。
  主演の「スパイダーマン」のジェームス・フランコかっこよく、
  相手方のソフィア・マイルズもかわゆい! 

 「リトル・ミス・サンシャイン」★★★★☆ 2006/12/23公開 
  2006年アカデミー賞助演男優賞受賞(アラン・アーキン)、脚本賞
  (マイケル・アーント)受賞作品。
  崩壊寸前の“負け組”家族の再生のハートフル・ロード・ムービー。
  オンボロ車を家族で押してエンジンをかける度に壊れかけた家族の
  絆が深まる。決してハッピーエンドじゃないけど心がほんわか♪ 

 「11:14」★★★★  2003年アメリカ/カナダ 日本未公開
  5つの話が交錯する時間軸を巧みに使った犯罪ミステリー。 
  新人監督・脚本グレッグ・マルクスの次作が楽しみ。
 
 「幸せになるための恋の手紙」★★★  2001年アメリカ 日本未公開
  アン・ハサウェイが主人公の恋人役。 冒頭の池に映る月とブランコ
  で告白するシーンは必見!素晴しい! 
  未開拓地トンガ王国へき地離島のお話も良いのですがモルモン教の
  PRビデオのようで・・・ 

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■ TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.72)
 『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』 
 監督:ラリー・チャールズ 原案・脚本・主演:サシャ・バロン・コーエン
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  ☆イギリスのTVコメディアン、サシャ・バロン・コーエンの人気番
  組「Da Ali・G Show」で演じられるボラットをそのまま
  アメリカの映画に出演させてしまった!ボラットは、カザフスタンの
  大使としてアメリカの文化を学ぶべくしてニューヨークに降り立つの
  だけれども、TV番組で目にしたセクシーAV女優、パメラ・アンダ
  ーソンに一目ぼれ、ロサンジェルスへ向かうことにした。その珍道中
  を描いた作品ですが、もうハラハラ・ドキドキものの過激なギャグに
  時に目を覆いたくなるような、汚いもの見たさやらで、不思議感覚の
  コメディ・ドキュメンタリー。

  ボラットを演じたサシャは、よく物怖じせず撮れたものだと思わせる
  ほど人種や宗教問題、あげくには、銃、テロリズムを取り上げた。実
  際、ユダヤ人であるサシャが自虐的に彼らをいじって、やばいだろう
  と思わせるほどの発言や描写・・・かなりきつめ。良識的な人は、き
  っと呵責と怒涛の思いにかられるから、見ないほうがいいのかも。で
  も、確かに骨抜きになったように笑えるから!

  こんな作品でも、サシャは、ゴールデン・グローブ主演男優賞のコメ
  ディ部門、他で受賞するし、なかなかのものです。それだけに世界的
  注目度も高かったのか?もちろん数々の訴訟も勃発。しかしながら、
  サシャは、ケンブリッジ大学で学び、従兄には、心理学者もいるとい
  う中流階級の英国人です。

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■ホラ〜言ったじゃないの(No.27) by.おやっさん

 「アダム−神の使い 悪魔の子−」★
  監督:ニック・ハム
  出演:ロバート・デ・ニーロ、グレッグ・キニア

  ☆ダンカン夫妻の一人息子アダムが事故死する。産科の医師だと名乗
  る男リチャードに、アダムを生き返らせようと持ちかけられて、夫婦
  は揺れる。そんな「クローン人間」という近未来ネタを現実味スレス
  レにさせた一本。

  深い悲しみから逃れるように、またアダムを出産する決意をする妻。
  そうこうして無事に生まれてきたもんの、クローンアダムに微妙な違
  和感を感じてしまう夫妻。8歳(死んだ年齢)を超えた彼がどうなる
  のかというイチかバチか爆弾を抱え、我が子なのにビビッてしまうの
  だった。

  やがて睡眠障害と診断される症状が出るようになり、幻覚のようなも
  のを見るアダム。ザカリーという夢の中の人物。彼の中で何が起こっ
  ているのか。

  彼が幻覚の中に見る学校と、ザカリーの正体を暴くために、父は今は
  廃校となっている学校を訪ねる。そして物語は謎解きへと入っていく
  のだが、んー、なんというか、その答えに関しては、正直「こんな事
  だろうと思ったぜ」なのであった。

  アダム役に、青白い顔がはっとするほど怖く見える子役を使っていて、
  これは大正解。

  オーメンや続編を意識したのかも知れないが、とっても不誠実なラス
  トであった。確かにゾッとはしたが。アダムという名前なのも狙いの
  一環か。

  普通のオッサンに徹していたデ・ニーロがラスト近くで「やっぱりお
  かしなオッサン」になるのは良かった。こうでなくっちゃ。

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■石男的衛星電影案内(Vol.339)6/9〜6/16 by.STONEMAN

   6月11日(月)21:00 BS-11(衛星第2)  
  『めぐり逢い』('58 アメリカ)
   監)レオ・マッケリー 主)ケーリー・グラント
  ※豪華客船の中で偶然知り合った画家のニッキーと歌手のテリーは、
   互いに婚約者がいる身ながらもひかれあい恋に落ちる。エンパイア
   ステート・ビルの展望台で再会することを誓った二人だが、再会の
   日、テリーはビルに向かう途中で交通事故に遭ってしまい・・・。
   レオ・マッケリー監督が1939年に製作した『邂逅』を自らリメ
   ーク。運命に翻ろうされ、すれ違う男女のやるせなさを描いた恋愛
   映画の傑作。

   6月12日(火)21:00 BS-11(衛星第2)  
  『ティファニーで朝食を』('61 アメリカ)
   監)ブレイク・エドワーズ 主)オードリー・ヘプバーン
  ※ニューヨークの一流宝石店のショーウインドーをながめながら、パ
   ンをほおばるのが大好きなホリーは、一匹の猫とアパートに暮らす
   自由奔放な娘。同じアパートに越してきた青年作家と友情が芽生え
   るが、やがてそれは恋に…。トルーマン・カポーティ原作、ヘンリ
   ー・マンシーニの主題曲「ムーン・リバー」でも有名な、オードリ
   ー・ヘプバーン主演の都会的センスあふれるラブ・ストーリーの名
   作。

   6月13日(水)21:00 BS-11(衛星第2)  
  『スプラッシュ』('84 アメリカ)
   監)ロン・ハワード 主)トム・ハンクス、ダリル・ハンナ
  ※「アポロ13」や「ダ・ヴィンチ・コード」など、話題作を生み出
   してきたロン・ハワード監督とトム・ハンクス主演のコンビによる
   初期のヒット作。海でおぼれたアランは、自分を助けて名も告げず
   去った美しい女性に一目ぼれ。実は彼女は人魚!彼女もアランにひ
   かれており、彼が海に落とした財布から住所を調べてニューヨーク
   に会いにやってくる。再会した二人は恋に落ちる。人魚伝説をモチ
   ーフにした現代のラブ・ファンタジー。

   6月14日(木)21:00 BS-11(衛星第2)  
  『月の輝く夜に』('87 アメリカ)
   監)ノーマン・ジュイソン 主)シェール、ニコラス・ケイジ
  ※「夜の大捜査線」、「屋根の上のバイオリン弾き」など幅広い作品
   を手がける才人監督ノーマン・ジュイソンが、ニューヨークのダウ
   ンタウンを舞台に、夫をなくしたイタリア系女性の恋騒動を、家族
   のユーモアの中に描いたロマンチック・コメディー。歌手として数
   々のヒット曲を持つシェールはこの作品でアカデミー主演女優賞に
   輝いた。助演女優賞と脚本賞も受賞した秀作。

  ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本
  <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch
   6月10日(日)20:00
  『ポセイドン』('06 アメリカ) 
   監)ウォルフガング・ペーターゼン 主)カート・ラッセル
  ※1972年製作の名作パニック映画「ポセイドン・アドベンチャー」を、
   最新技術でリメイクした超大作。監督は「トロイ」「パーフェクト
   ストーム」などスペクタクル作に手腕を発揮するW・ペーターゼン。
   転覆した客船での脱出劇という筋は同じだが、今回はより現代的な
   人物造形とシビアなサバイバルが見もの。阿鼻叫喚の転覆場面と天
   地逆転した船内など、CGと言われても分からないほどリアルなス
   ペクタクル映像が見どころだ。主演は「バックドラフト」「エグゼ
   クティブ・デシジョン」のK・ラッセル、共演に「ステルス」のJ
   ・ルーカス。

  <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch
   6月10日(日)21:00ほか
  『舞姫』('89 日本) 
   監)篠田正浩 主)郷ひろみ
  ※19世紀のベルリン。軍医になるため国費留学生としてドイツに渡
   った青年が、美しい踊り子と出会い、恋におちる。しかしそのこと
   が政府の目に不名誉な行いと映り、解任されてしまう…。森鴎外の
   名作を郷ひろみ主演で映画化。ベルリン・ロケによる美しいカメラ
   ワークと、『ラストエンペラー』のコン・スーによる音楽が圧巻。

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■編集後記
  ☆体調的にイマイチで混雑する作品は辛いので、空いてそうな映画ば
  かり見てます。おかげで蜘蛛男3も海賊3もまだ見てません。「大日
  本人」と「監督・ばんざい!」を続けて見たら、頭がおかしくなりそ
  うになりました。口直しに「そのときは、彼によろしく」を見たら判
  りやすいのなんの…。

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■週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.402(2007/6/8)
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