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━━━[PR]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[PR]━━━ ★★★↑↑↑「ヘッダー広告」募集中です。料金等、詳細については、一番下を 御覧ください。 ==========================================ROADSHOW REVIEW===== ★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★ 2007/03/31 No. 315 (週刊) 前回発行部数:3,822 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 毎週見ているロードショー映画の感想です。出来るだけタイムリーに(上映 期間中に)おとどけします。個人的な趣味で選んでいるので参考になるか分 かりませんが、見たまま、思ったままを書きます。 お断り:この「感想」は、通常、一週間ほどかけて書いています。その間、記 憶違い、想像力の逸脱等から、本来作品には無かったような事を書いてしまう 場合があります。その際は御了承ください。 ==================================================================== バックナンバーと発行日は下記のホームページにてご覧いただけます。 ★2006年分は、「感想」の下に移しました。2001〜2005年分につ いては、サイトを御覧下さい。 http://www003.upp.so-net.ne.jp/syd/roadshowmm.html 犬神家の一族 01/06 シャーロットのおくりもの 1/13 ラッキーナンバー7 1/20 マリー・アントワネット 1/27 幸せのちから 2/03 墨攻 2/10 守護神 2/17 ドリームガールズ 2/24 ディパーテッド 3/03 蒼き狼 地果て海尽きるまで 3/10 どろろ 3/17 ステップ・アップ 3/24 ホリデイ 3/31 ==================================================================== ホリデイ (The Holiday) U.S. Release Date: __/2006 ■監督/振付:ナンシー・マイヤーズ ■キャスト:キャメロン・ディアス/ケイト・ウィンスレット/ジュード・ロウ /ジャック・ブラック/イーライ・ウォラック ■音楽:ハンス・ジマー(クリスマスソングだらけ) ■字幕:古田由紀子 ■お勧め度:★(★) 「アメリカとイギリスに暮らす2人の女性が、クリスマス休暇の間だけお互い の家を交換する“ホーム・エクスチェンジ”で、それぞれに運命の恋と出逢うさ まを描いたロマンティック・コメディ。主演はキャメロン・ディアスとケイト・ ウィンスレット、共演にジュード・ロウとジャック・ブラック。監督は「恋愛適 齢期」のナンシー・マイヤーズ。 ロンドンの新聞社に勤めるアイリスは、未だに忘れられずにいた元恋人の婚約 発表を目の前で見せられ動揺する。一方、ロサンジェルスで映画の予告編製作会 社を経営するアマンダは、相手の浮気が原因で同棲中の恋人とケンカ別れしてし まう。そんな傷心の2人は、インターネットを介して出会い、“ホーム・エクス チェンジ”することに。それは、お互いの家を交換し、相手の家具や車を自由に 使えるという休暇の過ごし方。こうして、まったく違う環境で2週間のクリスマ ス休暇を送ることになったアイリスとアマンダ。やがて、アイリスはアマンダの 仕事仲間マイルズと、一方のアマンダはアイリスの兄グラハムとそれぞれ出会い、 そして恋に落ちるのだが…。」(allcinema.net/より。) バラバラ事件。アイリスとアマンダの元彼と今彼とそのうち彼がゴチャ混ぜで、 誰が本命になるのか、アマンダ(キャメロン・ディアス)とグラハム(ジュード ・ロウ)以外は全く分らない。コメディ部分を受け持つのは主に〜殆どキャメロ ン・ディアスながら、こういう役は彼女の持ち味ではないだろう。本人の地の性 格は別にしても、女優としてコメディを演じるタイプではない。コメディとか面 白い、笑わせる役を演じるのには、女優とか俳優とか言う前に、そうした天性の 素質がないと、無理なのじゃないか。ディアスの素質、持ち味は、美形を活かし た恐い役、それこそ「バニラ・スカイ」か、綺麗、かわいいだけの「チャーリー ズ・エンジェル」のような。ケイト・ウィンスレットにしても同じような。結果 的にはコメディ部分がほとんど面白くなくて、恋愛物部分はそのバラバラさのゆ えに、恋愛物になっていないに近い。一番、印象に残るのが、一見、プレーボー イ風のグラハム(ジュード・ロウ)が、実は妻と死に別れた2コブ付きだった、 そうした彼に(何故か)惚れるアマンダという、不自然さでバラバラ性を誤魔化 した作品のような展開。そういうように描かれるアマンダが惚れる相手であるか らして、ジュード・ロウの良さも全くと言っていいほど出ていない。むしろ一番、 印象に残るのは、老いた名脚本家役で登場のイーライ・ウォラックの渋さ。ケイ ト・ウィンスレットの相手役のジャック・ブラックに至っては、居ない方が良か った。バラバラさというのは、余計な部分がやたら多くて、それが、まるで効果 無いという意味でもある。ウィンスレットとブラックがレンタルDVD屋で物色 しているシーンで「卒業」のDVDの話しになるところで、ダスティン・ホフマ ンを、カメオではなくてモロ出演させて、短いながら台詞を言わせてしまったり、 音楽担当のハンス・ジマーが、クリスマスソングだらけのため、自分が担当した 他の作品のことを人物に言わせたり。余計、シレけるとしか言いようが無い。こ の監督は一体、どういうコンセプトでこの作品を作ったのか、全く分らない。た しかにコメディ用の役者を使わないことで、いわゆる状況コメディ的なつまらな さは脱しているものの、その代わりに何があるかというと、殆ど何も無い。それ こそイーライ・ウォラックの貫禄の演技とか、イギリスの片田舎、サリー州の小 さなアイリスの家の素朴さ、あるいは最初と最後だけ出てくる、アマンダをその 家に送り届けるイギリス人のドライバーのイギリス人っぽい、アマンダを「マダ ム」と呼ぶ短い台詞、こういう所がはるかに印象に残る。クリスマスに観る作品 なら、それなりだろうが、これから春という季節に観てもしょうがない作品。 ヒアリング度:★★ 感動度: 二度以上見たい度: 劇場で見たい度: ビデオ/DVDで欲しい度: ビデオ/DVDで見た方がいい度:★★★★★ ムカつく度: 考えさせられる度: (「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合) -------------------------------------------------------------------- ★★★発行者よりのお知らせ★★★ ヤフーオークション、eBay(アメリカ)にて出品落札代行しております。売りた い物、買いたい物のある方、ご連絡ください。 直接販売も行っております。海外発送、承ります(支払い方法:「PayPal」、 国際郵便為替)。 (神奈川県 公安委員会 古物商 許可 第451320001094号) ==================================================================== -今後楽しみな映画: ★ サイトのコンテンツ: -メルマガ発行システムの状況:名称/URL/コメント/現在12システムをカバー ★★最終更新:2006年05月28日 -映画のことなら Google search:英文タイトル入力で検索結果のトップに -劇場リンク:全国劇場案内 -字幕関連サイトリンク:字幕の「なぜ?」に答えるF&Qサイト(その他) -The Internet Movie Database (IMDb) 映画のデータベース -------------------------------------------------------------------- 2006年分: 痩身男女 01/07 長恨歌 01/14 THE 有頂天ホテル 01/21 レジェンド・オブ・ゾロ 01/28 フライトプラン 02/04 ミュンヘン 02/11 ジャーヘッド 02/18 ナイト・オブ・ザ・スカイ 02/25 ダイヤモンド・イン・パラダイス 03/04 ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 03/11 イーオン・フラックス 3/18 SPIRIT 3/25 サウンド・オブ・サンダー 04/01 ALWAYS 三丁目の夕日 04/08 プロデューサーズ 04/15 連理の枝 04/22 ニュー・ワールド 04/29 レント 05/06 Vフォー・ヴェンデッタ 05/13 明日の記憶 5/20 ダ・ヴィンチ・コード 5/27 夢駆ける馬ドリーマー 6/03 ポセイドン 6/10 インサイド・マン 6/17 バルトの楽園 6/24 ウルトラヴァイオレット 07/01 トリック劇場版2 7/08 M:i:III 7/15 日本沈没 7/22 パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト 7/29 ゲド戦記 8/05 釣りバカ日誌17 8/12 東京フレンズ The Movie 8/19 スーパーマン リターンズ 8/26 UDON 9/02 マイアミ・バイス 9/09 X-MEN:ファイナル ディシジョン 9/16 出口のない海 9/23 イルマーレ 9/30 レディ・イン・ザ・ウォーター 10/07 ワールド・トレード・センター 10/14 ブラック・ダリア 10/21 ユナイテッド93 10/28 父親たちの星条旗 11/04 地下鉄(メトロ)に乗って 11/11 太陽 11/18 椿山課長の七日間 11/25 プラダを着た悪魔 12/02 007/カジノ・ロワイヤル 12/09 硫黄島からの手紙 12/16 エラゴン 遺志を継ぐ者 12/23 大奥 12/30 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆↓↓これより下は、毎回、同じです。 ====================================================================== ★ヘッダー広告募集要領★ 個人、法人、内容問わず、ただし「公序良俗」を害しないもの。 広告のサイズ(長さ)は、10行まで。料金は、個人(的な)広告の場合、 一回500円、法人は、一回1000円。連続掲載の場合は最大3回まで。 振込先:銀行、ぱるる、イーバンク(他行からの直接入金が可能になりました) ★★広告文の作成の際には、メール本文に貼り付けるなどして、体裁を整えたもの を送ってください。 ====================================================================== ★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★ 2007/03/31 No. 315 (週刊) 発行者:シド(syd@kotoba.ne.jp) このメールマガジンは(主に)以下の配送システムを利用して発行しています。 カプライト http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/1776.html E-Magazine http://www.emaga.com/info/syd111.html メルマガ天国 http://melten.com/m/4480.html melma! 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