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━━━[PR]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[PR]━━━ ★★★↑↑↑「ヘッダー広告」募集中です。料金等、詳細については、一番下を 御覧ください。 ==========================================ROADSHOW REVIEW===== ★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★ 2007/03/24 No. 314 (週刊) 前回発行部数:3,859 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 毎週見ているロードショー映画の感想です。出来るだけタイムリーに(上映 期間中に)おとどけします。個人的な趣味で選んでいるので参考になるか分 かりませんが、見たまま、思ったままを書きます。 お断り:この「感想」は、通常、一週間ほどかけて書いています。その間、記 憶違い、想像力の逸脱等から、本来作品には無かったような事を書いてしまう 場合があります。その際は御了承ください。 ==================================================================== バックナンバーと発行日は下記のホームページにてご覧いただけます。 ★2006年分は、「感想」の下に移しました。2001〜2005年分につ いては、サイトを御覧下さい。 http://www003.upp.so-net.ne.jp/syd/roadshowmm.html 犬神家の一族 01/06 シャーロットのおくりもの 1/13 ラッキーナンバー7 1/20 マリー・アントワネット 1/27 幸せのちから 2/03 墨攻 2/10 守護神 2/17 ドリームガールズ 2/24 ディパーテッド 3/03 蒼き狼 地果て海尽きるまで 3/10 どろろ 3/17 ステップ・アップ 3/24 ==================================================================== ステップ・アップ (Step Up) U.S. Release Date: 11/2006 ■監督/振付:アン・フレッチャー ■キャスト:チャニング・テイタム/ジェナ・ディーワン/マリオ/ドリュー・ シドラ/レイチェル・グリフィス ■音楽:アーロン・ジグマン ■字幕:石田泰子 ■お勧め度:★★ 「クラシック・バレエとストリート・ダンスが融合した新たなダンススタイル を生み出した青春ダンス・ムービー。落ちこぼれ高校生だった主人公が、バレエ ・ダンサーのヒロインとの出会いを通じて自らの夢を見出していく姿を情熱的に 描く。主演は「コーチ・カーター」のチャニング・テイタム。これまでは主に振 付師としてハリウッドで活躍してきたアン・フレッチャーが本作で監督デビュー を果たした。 ボルチモアの貧しい家庭に育ち、将来に希望を抱くこともない不良高校生のタ イラー。ある時、事件を起こした彼は、裁判所から罰則として名門芸術学校での 奉仕活動を命じられ清掃員をするハメに。しかしそこで彼は、ケガをしたパート ナーの代役を探していたバレリーナのお嬢様、ノーラと出会う。タイラーのダン スを見たノーラは彼を自分のパートナーに抜擢する。初めはバレエという慣れな い世界に戸惑っていたタイラーだったが、レッスンを重ねる中で、次第にダンス に対する情熱が高まっていき、同時に2人の間にも特別な感情が芽生え始めてい くのだが…。」(allcinema.net/より。) ダンスを中心とした学園、青春映画、というより(テレビ)ドラマ。上に書いて ある事は殆どデタラメ。無視。 最後の、高校3年生の発表会のダンスシーンは見応えあり。これを見せる、盛り 上げるために、それまでの全ての部分があると思えば、観て損は無い。そうでな い場合は、暇潰し、時間の無駄。この部分がいいのは、振付がいいというだけで、 ノーラ役のジェナ・ディーワンは、バレエの基礎はあるのかもしれないが、ミュ ージカル系のダンサーで、この作品のためにバレエの訓練を受けたという感じ。 これだけ太いとバレエは踊れない。相手役のチャニング・テイタムにしても、踊 りの下手さをダサさでカバーした意図、丸見えで、ストリート・ダンスは踊れな いだろう。とはいえ結果的には、そこらの街角でタダで見れるストリート・ダン スとも、高いだけでつまらないクラシック・バレエの公演を観るよりは、最後の ダンスシーンは、これらよりも、遥かに楽しめる。形式主義的なクラシック・バ レエと、自分勝手にやって楽しんでいるストリート・ダンスを、むしろ否定する ような(アンチテーゼ)的な作品。その意味では面白い。という事は、学園、青 春映画部分は、殆ど、無駄だということにもなるが。 観てつまらない場合は考えて楽しむというのがパターンになっているので、まず、 「クラシック・バレエとストリート・ダンスが融合した新たなダンススタイル」 というのは有り得ないだろう。クラシック・バレエはつまらない。理由は見る所 がダンスに集中させられてしまう。バレエのダンサーというのは、肉体勝負で、 針金のような筋肉、それをもって役になりきる事が要求される。結果としてバレ リーナというのは、女として見た場合、全く魅力が無い。顔も関係ない。男の方 は、持ち上げるだけなので、顔だけ。かつてバリシニコフがアメリカに亡命した のは、バレエを止めて「スター」になりたかったからだろう。ノーラ役のジェナ ・ディーワンみたいな、ふくよかでグラマーなバレリーナが居たら、観に行って いる。一方、ストリート・ダンスは、言うまでもないことで、言い換えるならば、 「クラシック・バレエをダンス風にしたものに、ストリート・ダンスから、まと もな部分だけを取ってくっつけた、新たなダンススタイル」。これは面白い。と は言え、面白さの大部分は、振付の上手さだろうから、「新たなダンススタイル」 という事も言えない。本物のバレリーナとストリート・ダンサーをくっつけたら、 水と油のような悲惨な事になっていただろう。偽者のバレリーナとストリート・ ダンサーだから、「融合」できた。 ここからは脱線。同じクラシックでもオペラは楽しい。理由は観るところが沢山 ある。とは言っても好きなソプラノ(やメゾ)が最低、一人はいるという条件付 きながら。数年前に木下美穂子というソプラノを発見して、久方ぶりにオペラ通 いを始めたが、彼女は声量が無い。しかし舞台さばきは世界もので、最後のおじ ぎの仕方を見るだけでもS席、うん万円の価値はある。二期会のB級テナーが歌 っている時は、後ろの印象派の絵画を観賞し(少し前にも書いた「ボエーム」の 場合)、東京フィルの音に酔いしれ、「トロヴァトーレ」の場合はバレエが入る ので、本物のバレエを楽しむ。オペラ歌手は役者でもあるので、歌は聴けなくて も、演技だけを楽しむこともできる。衣裳にしても、外タレ物に高い金を払って オゾましい「蝶々さん」を観るよりは、木下美穂子の「蝶々さん」は、世界でト ップクラス。美人度で言うと大村博美というのがいるが、彼女はフランスに行っ たきりなので、観る機会が無い。両人ともサイトがあるので、興味のある方は、 一見の価値あるかも。ただし木下の写真はサイト用に撮ったものなので、舞台で 実物を観ると、○○ではあるが。 ヒアリング度:★ 感動度:★ 二度以上見たい度:★ 劇場で見たい度:★★ ビデオ/DVDで欲しい度:★★★ ビデオ/DVDで見た方がいい度:★★★ ムカつく度: 考えさせられる度:★ (「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合) -------------------------------------------------------------------- ★★★発行者よりのお知らせ★★★ ヤフーオークション、eBay(アメリカ)にて出品落札代行しております。売りた い物、買いたい物のある方、ご連絡ください。 直接販売も行っております。海外発送、承ります(支払い方法:「PayPal」、 国際郵便為替)。 (神奈川県 公安委員会 古物商 許可 第451320001094号) ==================================================================== -今後楽しみな映画: ★ サイトのコンテンツ: -メルマガ発行システムの状況:名称/URL/コメント/現在12システムをカバー ★★最終更新:2006年05月28日 -映画のことなら Google search:英文タイトル入力で検索結果のトップに -劇場リンク:全国劇場案内 -字幕関連サイトリンク:字幕の「なぜ?」に答えるF&Qサイト(その他) -The Internet Movie Database (IMDb) 映画のデータベース -------------------------------------------------------------------- 2006年分: 痩身男女 01/07 長恨歌 01/14 THE 有頂天ホテル 01/21 レジェンド・オブ・ゾロ 01/28 フライトプラン 02/04 ミュンヘン 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