メルマガ:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★
タイトル:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.362(2006/9/1)  2006/09/01


  ****************************
  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★*
  *■□■■□□■☆彡*           第362号*
  *■■■■■■■■■*2006/9/1       *
  ****************************
                          ※このメールは等幅フォントでご覧ください。
==【もくじ】========================================================
□週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第362号
  ■映画インプレッション『スーパーマン・リターンズ』
  ■おやぢ幹のお気楽DVD日記(259)
  ■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol.32)
  ■石男的衛星電影案内(Vol.299)
  ■編集後記
====================================================================
■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN
  『スーパーマン・リターンズ』
  監督:ブライアン・シンガー 主演:ブランドン・ラウス  
--------------------------------------------------------------------
  ☆劇場版としては18年ぶりの新作となった本作は、元祖78年版の
  リチャード・ドナー版をリスペクトする内容で、あの印象的なタイト
  ルバックを復活させてくれました。
  
  地球から忽然と姿を消したスーパーマンことクラーク・ケントは、自
  分の居場所を求めて宇宙の果てまで旅をしていた。しかしクリプトン
  星の消滅を確認し、自分の故郷は地球しかないと悟った彼は、5年ぶ
  りに“故郷”へ戻ってくる。だが彼を待ち受けていたのは、あまりに
  厳しい現実。永遠の恋人ロイスは婚約、幼い息子まで産んでいた。宿
  敵のレックス・ルーサーもまんまと刑務所を抜け出し、全人類を標的
  にした破壊計画を着々と進めており…。

  前シリーズの2作目でクラークはロイスに自分の事をスーパーマンだ
  と明かしていたのですが、それはなかったことになっているので、完
  全な続編とは言えませんが、「X−MEN」のブライアン・シンガー
  監督は「X−MEN・ファイナルディシジョン」を降りてまでこの作
  品に取り組んだだけに相当に旧シリーズに思い入れがあったのでしょ
  う。

  新生スーパーマンを演じたブランドン・ラウスは甘いマスクで正統派
  のイメージを守っていました。新ロイスのケイト・ボスワースはちょ
  っと若返り過ぎのような気も…。レックス・ルーサーを演じたケビン
  ・スペーシーは頭を剃ってノリノリで楽しそうに悪役を演じてました。

  肝心のSFXはさすがに格段の進歩でワイヤーとかを感じさせない自
  然な飛び方で、まさに劇場の大スクリーンで見るのに相応しい大迫力
  の飛行シーンを作り上げていました。クライマックスの大陸隆起シー
  ンなど見所満載です。

  作品公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/supermanreturns/ 
   
  STONEMAN推薦度★★★☆ ロイスの旦那は良い人度★★★☆
                                (10点満点:★=2点・☆=1点)

====================================================================
■おやぢ幹のお気楽DVD日記(259)
   最近見たDVD&劇場作品 ひとくちおやぢ評
   http://homepage2.nifty.com/mikisan/
----------------------------------------------------------------------
 「THE MYTH/神話」★★★     2006/3/18公開
  ジャッキー・チェン主演の映画にしては珍しく歴史劇。兜面が笑えます。
  よくあるわかんない歴史劇よりはジャッキーですから笑いありで楽しめ
  ます。 

 「ファイアーウォール」★★★   2006/4/1公開
  ハリソン・フォード主演。家族を人質にとられたコンピューター技師が
  コンピューターを使った強盗一味とハイテク勝負。 
  悪敵役のポール・ベタニーの演技に切れがあり、ハリソン・フォードが
  マヌケに見える。
 
 「DOOM」★★           2006/4/1公開
  人気シューティングゲーム“DOOM”の映画化だそうですがDVDでは最初
  から最後まで暗い映像で最後まで見たと自分で自分を誉めてあげたい。
  ロック様ラジー賞主演男優賞ノミネートされるほどちょっとダメダメ。 

 「ドリブルX」★★  2006年アメリカビデオ 日本未公開
  プロバスケットプレイヤーになりそこなった父を持つ中学生がバスケッ
  トシューズを拾ったら突然バスケが上手くなり有頂天になる親子愛、
  友情もの。 努力しないで上手くなるのはいかがなものかと。 

 「南極物語」★★★☆ 2006/3/18公開
  高倉健主演の感動作「南極物語」のハリウッドリメイク。
  ディズニー映画らしく、犬の表情、撮り方はさすがです。 
  健さんのは見てないので比較できません。

====================================================================
■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol. 32)by TAK・G
 『ハードキャンディ』
 監督:デイヴィッド・スレイド 主演:パトリック・ウィルソン
--------------------------------------------------------------------
   
  ☆日本で横行していた“オヤジ狩”をヒントに作られた映画らしく、、
  かなりなイマジネーションで、赤頭巾ちゃんと阿部定事件のミックス
  もどきだが実は、マチュアな心理もの。(『ブレアヴィッチ・プロジ
  ェクト』の心理感覚を思い出したのは、私だけだろうか。)

  まだあどけなさの残る少女、ヘイリー(エレン・ペイジ)は、14歳
  でありながら、オンラインデートで32歳のカメラマン、ジェフ(P
  ・ウィルソン)と意気投合し、直接会うことに。ヘイリーは、ジェフ
  の部屋にまで入り込み、あるいは、ジェフが、ヘイリーを誘ったのか、
  自然に会話が交わされる。未成年のヘイリーの作るスクリュードライ
  バーを止めることなく、2人して飲み交わし・・・そして、事態は一
  転していく。

  E・ペイジの演技がこ憎たらしく、かわいくはないあどけなさが、さ
  らに狂気さを増す。発端、真実、真相を曖昧に捉えるカメラワークや
  ストーリーが観るものの心理をついてストレスフルにする。ヘイリー
  の狂気的な行動は、男性でなくとも身の毛もよだつところなのだが、
  その描写はクリアではない。その技術が観衆の気持ちをそそる。残念
  なのは、心理作戦に集中しすぎたのか、絵的には感心できなかった。
  特に、カメラマンのジェフのアートワークには惹かれることもなく、
  インテリアに関してもスタイリッシュさに欠けていた。

  『オペラ座の怪人』で美しきラウル様を演じたP・ウィルソンが、な
  んと股間を露にし氷をあてがわれ一物を切除されるかという恐怖に慄
  く様は見たくなかったが、やはり、いい男である。(『アラモ』も観
  るべし!)そして、あのかわいくないE・ペイジは、好演が幸いして
  か、新作の『X−MAN』に出演している。

====================================================================
■石男的衛星電影案内(Vol.299)9/2〜9/8 by.STONEMAN

   9月4日(月)20:00 BS-11(衛星第2)  
  『ザ・ハリケーン』('99 アメリカ)
   監)ノーマン・ジュイソン 主)デンゼル・ワシントン 
  ※無実の罪で投獄された黒人ボクサーの半生を、実話に基づいて描い
   た感動の人間ドラマ。ウェルター級チャンピオンを1ラウンドでリ
   ングに沈めた天才ボクサー、ハリケーンことカーターは、ある殺人
   事件の犯人として逮捕され、偏見に満ちた裁判の結果、終身刑を宣
   告される。事件から十数年後、希望を失いかけていたカーターの元
   に1通の手紙が届く。それは、彼がろう獄で書いた自伝を読んだ少
   年レズラからだった。 
 
   9月5日(火)20:00 BS-11(衛星第2)  
  『キリング・フィールド』('84 イギリス)
   監)ローランド・ジョフィ 主)サム・ウォーターストン
  ※70年代、混迷するカンボジア情勢を目の当たりにしたアメリカ人
   記者の実体験を描いたピュリツァー賞受賞作を映画化した感動作。
   内乱の火花が激しく飛び交うカンボジアを舞台に、アメリカ人記者
   と現地人助手との友情と戦争の理不尽さを映し出す。「ミッション」
   「宮廷料理人ヴァテール」のR・ジョフィ監督のデビュー作。アカ
   デミー賞7部門にノミネートされ、助演男優、撮影、編集の3部門
   を受賞。

   9月6日(水)20:00 BS-11(衛星第2)
  『ボウリング・フォー・コロンバイン』('02 カナダ)
   監)マイケル・ムーア 主)マイケル・ムーア
  ※1999年に起きたコロンバイン高校銃乱射事件の背景を探る中、
   アメリカ銃社会が抱える闇を鋭くえぐったドキュメンタリー。事件
   を起こした高校生が銃弾を購入したスーパーや、全米ライフル協会
   会長を務めるアカデミー賞俳優、チャールトン・ヘストンなどへの
   突撃取材の模様が話題となり、カンヌ映画祭でこの作品のために急
   きょ設けられた「55周年記念特別賞」を送られたほか、アカデミ
   ー長編ドキュメンタリー賞も受賞した。 

   9月7日(木)20:00 BS-11(衛星第2)
  『アリ』('01 アメリカ)
   監)マイケル・マン 主)ウィル・スミス
  ※「チョウのように舞い、ハチのように刺す」という華麗なボクシン
   グ・スタイルと独特のキャラクターで人々を魅了した伝説のボクサー、
   モハメド・アリの激動の半生を鬼才マイケル・マンが映画化。19
   64年、22歳でヘビー級チャンピオンとなったクレイはモハメド
   ・アリと改名、その将来は順風満帆に思えたが、ベトナム戦争の徴
   兵拒否により逮捕、チャンピオンの地位もはく奪されてしまう。ウィ
   ル・スミスの熱演も見もの。
 

  ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本
  <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch
   9月3日(日)20:00
  『フライ,ダディ,フライ』('05 日本) 
   監)成島出 主)岡田准一、堤真一
  ※父として、また男としてのプライドをかけ、娘に怪我を負わせた暴
   力高校生に闘いを挑む中年男の姿を描いたヒット作。「GO」の金
   城一紀が、原作に加え、初の脚本を手がけたことも話題を呼んだ。
   喧嘩上手の高校生と、彼に特訓を受けることになった中年男が、い
   つしか年齢を越えた友情を築いてゆく姿が清々しい。現実離れした
   話ではあるが、それを感じさせない熱さと勢いがあり、少年と男と
   どちらの世代にも楽しめる良作に仕上がった。「ALWAYS 三丁目の
   夕日」の堤真一に加え、V6の岡田准一が侠気あふれる不良少年を
   存在感豊かに演じた。 

  <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch
   9月3日(日)21:00ほか
  『ホテル・ハイビスカス』('02 日本) 
   監)中江裕司 主)蔵下穂波
  ※沖縄にあるホテル・ハイビスカスは、客室ひとつのおんぼろ民宿。
   ホテルを営むのは、元気いっぱいな小学生・美恵子をはじめとした、
   とっても“インターナソナル”なファミリー。ある日、美恵子は森
   の精霊・キジムナーを探しに出かけるのですが…。『ナビィの恋』
   の中江裕司監督が、心地よい琉球サウンドにのせて描くハートフル
   ・ムービー。
   
*********************************************************************
■編集後記
  ☆第11回国際アニメーションフェスティバル広島大会に5日間参加
  してきました。4日目までは夜のコンペティションだけでしたが、最
  終日の5日目は丸々1日アニメ三昧でした。コンペの結果は以下の通
  りでした。

  グランプリ:「ミルク」 監督イゴール・コヴァリョフ 
  ヒロシマ賞:「ウルフ・ダディ」監督ヒュンユン・チャン 
  デビュー賞:「バードコールズ」監督マルコム・サザランド 
  木下蓮三賞:「ザ・メモリーズ・オブ・ドッグス」監督シモーネ・マッシ 
  ルネ・ラルー賞:「ザ・レギュレーター」監督フィリップ・グラマティコポロス 
  観客賞:「マイラブ 初恋」監督アレクサンドル・ペトロフ 

  グランプリを受賞した「ミルク」は前評判通り審査員の満場一致で決
  まったようです。個人的には会場の映写機の暗さで見難いのが災いし
  て熟睡してしまった作品でした…。グランプリと同等のヒロシマ賞の
  「ウルフダディ」は韓国の作品でしたが、なんとも宮崎アニメっぽい
  絵面でした。トトロやパンダコパンダみたいな雰囲気でほっとする作
  品だったので印象的でした。授賞式でこの作品の監督さんが一番喜ん
  でいたような…。

  *****************************************************
  http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/movie/2699/
  ↑BBS携帯用入口(※iモード・ボーダフォンlive!・ezウェブ対応)
  http://jbbs.livedoor.jp/movie/2699/
  ↑BBS入り口(PC用)2ちゃんねる方式スレッドBBS
  http://stoneman.air-nifty.com/
  ↑石男的ブログ(コメント大歓迎!)
  *****************************************************
  ★ULCホームページ★
  ≪定例チャット開催≫毎週金曜23時スタート!
  http://www.ulc-stone.com
  *****************************************************
  ●○●○●読者ボランティア・ライター募集中●○●○●
  映画の感想を投稿してくれるライターさんを募集中
  mailmaga#ulc-stone.com(#を@に変えて下さい)
  ↑詳しくはこちらまでメールして下さい!
  *****************************************************
========================================================================
■週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.362(2006/9/1)
■発行:ULC (Ushimitu Listeners Club)  http://www.ulc-stone.com
■編集長:STONEMAN (from HIROSHIMA city)
■問合せ先(ご意見ご感想も)> mailmaga#ulc-stone.com(#を@に変えて下さい)
■購読&解除はそれぞれの配信サービスにてどうぞ。
【まぐまぐ】ID:0000025922
  http://www.mag2.com/m/0000025922.htm
【メルマガ天国】ID:490
  http://melten.com/m/490.html
【メルマ!】ID:m00017409
  http://melma.com/mag/09/m00017409/
【MAGBee】ID:00000065
  http://magbee.ad-j.com/mlm/index.php
【E-Magazine】ID:stoneman
  http://www.emaga.com/info/stoneman.html
【メイラックス】ID:MM3E96CCB3C7B20
  http://www.mailux.com
【カプライト】ID:7594
  http://kapu.biglobe.ne.jp/?GL
========================================================================
※このメールマガジンの掲載記事の無断転載を禁じます。

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。