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━━━[PR]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★★★（懲りずに）発行者よりのお知らせ★★★ 中国映画「長恨歌」DVD 主演サミー・チェン (2005年)、ヤフーオークションに て不評、販売中です。その他の販売品目：「「ホームツール１２点セット」収納 ケース付」、「Win/Mac 傑作ボイスファイル集 + Audio CD」、「MOON STAR GOBLETS 酒飲みグラス 新品未使用、開封済み」。 直接販売も行っております。★海外発送、承ります（支払い方法：「PayPal」、 国際郵便為替）。 ヤフーオークション、eBay（アメリカ）にて出品落札代行しております。売りた い物、買いたい物のある方、ご連絡ください。（eBay ID：syd4059）その他、詳 細については下記を御覧ください。 http://www003.upp.so-net.ne.jp/syd/auctionJ.html （日本語） http://www003.upp.so-net.ne.jp/syd/auctionE.html （英語） （神奈川県 公安委員会 古物商 許可 第451320001094号） ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[PR]━━━ ★★★↑↑↑「ヘッダー広告」募集中です。料金等、詳細については、一番下を 御覧ください。 ==========================================ROADSHOW REVIEW===== ★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画（ロードショー）★★★★★ 2006/07/01 No. 276 （週刊） 前回発行部数：３,５６５ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 毎週見ているロードショー映画の感想です。出来るだけタイムリーに（上映 期間中に）おとどけします。個人的な趣味で選んでいるので参考になるか分 かりませんが、見たまま、思ったままを書きます。 お断り：この「感想」は、通常、一週間ほどかけて書いています。その間、記 憶違い、想像力の逸脱等から、本来作品には無かったような事を書いてしまう 場合があります。その際は御了承ください。 ==================================================================== バックナンバーと発行日は下記のホームページにてご覧いただけます。 ★２００５年分は、「感想」の下に移しました。２００１〜２００４年分につ いては、サイトを御覧下さい。 http://www003.upp.so-net.ne.jp/syd/roadshowmm.html 痩身男女 01/07 長恨歌 01/14 THE 有頂天ホテル 01/21 レジェンド・オブ・ゾロ 01/28 フライトプラン 02/04 ミュンヘン 02/11 ジャーヘッド 02/18 ナイト・オブ・ザ・スカイ 02/25 ダイヤモンド・イン・パラダイス 03/04 ナルニア国物語／第１章：ライオンと魔女 03/11 イーオン・フラックス 3/18 SPIRIT 3/25 サウンド・オブ・サンダー 04/01 ALWAYS 三丁目の夕日 04/08 プロデューサーズ 04/15 連理の枝 04/22 ニュー・ワールド 04/29 レント 05/06 Vフォー・ヴェンデッタ 05/13 明日の記憶 5/20 ダ・ヴィンチ・コード 5/27 夢駆ける馬ドリーマー 6/03 ポセイドン 6/10 インサイド・マン 6/17 バルトの楽園 6/24 ウルトラヴァイオレット 07/01 ==================================================================== ウルトラヴァイオレット （Ultraviolet） U.S. Release Date: 3/3/06 ■監督・脚本 ：カート・ウィマー ■キャスト：ミラ・ジョヴォヴィッチ／キャメロン・ブライト／ニック・チン ランド ■音楽：クラウス・バデルト ■字幕：稲田嵯裕里 ■お勧め度：★★★★(★) 「近未来、アメリカ政府が開発したウィルスが漏れ、それに感染した人間は高い 身体能力を持つ超人間「ファージ」に変化していた。その力を恐れた人間政府は、 彼らを抹殺し始めるが、生き残ったファージは地下組織を結成し、政府との戦い を始めた。ファージを滅ぼす最終兵器が開発されたことを聞きつけ、組織は一人 の殺し屋を送り込む。彼女の名はヴァイオレット。かつて最愛の家族を政府に奪 われ、復讐に燃える最強の戦士だ。ヴァイオレットはその最終兵器の入ったトラ ンクを盗み出すが....。」（ｇｏｏ映画レビューより） 文句なしの純粋エンターテインメント娯楽作品。現場スタッフの９割以上が中国 /香港スタッフの振り付けとＣＧ。これに「外資」が無限にお金を注ぎ込んだら どんな作品が出来るか、中国/香港作品の予算枠を遥かに越えるＣＧ作品は一見、 というか買う価値あり。 ほとんど全てのシーン、カットがＣＧでメイクされている。主演のミラ・ジョヴ ォヴィッチの顔だけとっても、それぞれのシーンで色を塗ったくったり変化させ たり、東洋人風の気遣い、オタッキーさが感じられる。それでいて物語りはアメ コミ風の暗さを通し、この雰囲気は落ち着く。あまりたいした筋書きではないも のの、なんと言えばよいのか迷うが、人間を使ったアニメの実写作品と言えばい いだろうか。ミラ・ジョヴォヴィッチがはたしてアクション女優としてどうか、 そんな事はどうでもよい。ＣＧとスタントで、最強の戦士像が見事に描かれてい る。アクションが速い、というか、ヴァイオレットがあまり大袈裟なアクション をしないうちに回りの敵がバタバタ倒れるというパターン。過去に似たような作 品があったが、主演女優の動きを重視したために、かえって格闘シーンがつまら ないものになったものと比べると、敵を倒した後にポーズを決めるという、日本 の時代劇の手法を流用、効果的。いくつかのシーンでは、格闘シーン自体までカ ットしてしまった。死体のころがっている部屋だけを映し、次の山場に向かわせ るという手法、これなどは、余計なシーンを省くことで、逆に観客の想像力をか き立てる。 おそらく監督はジョヴォヴィッチには表情はあまり作るなと言ったのではないだ ろうか。女優に表情を作らせるのに代えて、各々のシーン、カットに合った表情 をＣＧで作るという手法に徹底した。人間が演技するという映画の根本からは大 幅な逸脱だが、ここまで徹底すると、ＣＧだけでは安っぽい、人間のアクション に頼れば限界がある。こうした事を完全に超越した手法。新分野を確立する作品 と言っていいかもしれない。ジョヴォヴィッチの素顔は知らないが、そのＣＧメ イクの美しさは感動もの。 というような事だけなら、作品は単なる見せ物的なものに終わっていただろうが、 おそらくこれは原作には無かったことではないかと思うが、母性愛を中心テーマ にした。ヴァイオレットはある理由から妊娠中絶を強制された。そして「最終兵 器」というのは子供で、政府からも仲間のファージからも狙われることになった ヴァイオレットは、この子を守り、クローンとして押し黙っていた彼と、母子の 絆のようなものを結ぶにいたる。悪漢退治は副次的なテーマにした。この母性愛、 あるいは母子関係を描く時のＣＧもまた極めて効果的。 ＣＧや振り付けの技術に関しては、中国/香港の方がハリウッドよりはるかに上 である事は間違い無い。お金が無いという問題だけで。その問題さえ解決すれば、 どれだけ凄く、美しく、趣味が良く、細かいところまで気を遣ったシーンが撮れ るか、その事を証明した作品。まあ、従来の映画のなんとか賞とかでは、そのど の部門にも属さない作品かもしれないが、そんな事はどうでもいい。一部の映画 評論家がこの作品をクソミソに言っているのが、むしろ作品の価値を証明するも のとして面白い。 ヒアリング度：★★★ 感動度：★★★★ 二度以上見たい度：★★★★★ 劇場で見たい度：★★★ ビデオ／ＤＶＤで欲しい度：★★★★★ ビデオで見た方がいい度： ムカつく度： 考えさせられる度：★ （「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合） -------------------------------------------------------------------- ==================================================================== -今後楽しみな映画： ★ サイトのコンテンツ： -メルマガ発行システムの状況：名称/URL/コメント/現在１２システムをカバー ★★最終更新：2006年05月28日 -映画のことなら Google search：英文タイトル入力で検索結果のトップに -劇場リンク：全国劇場案内 -字幕関連サイトリンク：字幕の「なぜ？」に答えるF&Qサイト（その他） -The Internet Movie Database (IMDb) 映画のデータベース -------------------------------------------------------------------- ２００５年分： ターミナル 01/01 エイリアン Vs. プレデター 01/08 カンフーハッスル 01/15 東京タワー 01/22 オーシャンズ１２ 01/29 レイ 02/05 アレキサンダー 02/12 ボーン・スプレマシー 02/19 運命を分けたザイル 02/26 オペラ座の怪人 03/05 ローレライ 03/12 大統領の理髪師 03/19 ナショナル・トレジャー 03/26 アビエイター 04/02 ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月 04/09 コーラス 04/16 コンスタンティン 04/23 Ｓｈａｌｌ ｗｅ Ｄａｎｃｅ？ 04/30 レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 05/07 海を飛ぶ夢 (2004) 05/14 キングダム・オブ・ヘブン 05/21 ザ・インタープリター 05/28 ミリオンダラー・ベイビー 06/04 クローサー 06/11 戦国自衛隊１５４９ 06/18 バットマン ビギンズ 06/25 ダニー・ザ・ドッグ 07/02 宇宙戦争 07/09 スター・ウォーズ エピソード３／シスの復讐 07/16 逆境ナイン 07/23 アイランド 07/30 亡国のイージス 08/06 妖怪大戦争 08/13 サヨナラCOLOR 08/20 マジック・キッチン（魔幻厨房） 08/27 奥さまは魔女 09/03 マザー・テレサ 09/10 チャーリーとチョコレート工場 09/17 ファンタスティック・フォー 09/24 シンデレラマン 10/01 シン・シティ 10/08 ステルス 10/15 忍 SHINOBI 10/22 ドミノ 10/29 ティム・バートンのコープスブライド 11/05 ブラザーズ・グリム 11/12 エリザベスタウン 11/19 イン・ハー・シューズ 11/26 ハリー・ポッターと炎のゴブレット 12/03 Mr. & Mrs. スミス 12/10 ＳＡＹＵＲＩ 12/17 キング・コング 12/24 男たちの大和／YAMATO 12/31 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆↓↓これより下は、毎回、同じです。 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