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フライトプラン 02/04 ミュンヘン 02/11 ジャーヘッド 02/18 ナイト・オブ・ザ・スカイ 02/25 ダイヤモンド・イン・パラダイス 03/04 ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 03/11 イーオン・フラックス 3/18 SPIRIT 3/25 サウンド・オブ・サンダー 04/01 ALWAYS 三丁目の夕日 04/08 プロデューサーズ 04/15 連理の枝 04/22 ニュー・ワールド 04/29 レント 05/06 Vフォー・ヴェンデッタ 05/13 明日の記憶 5/20 ダ・ヴィンチ・コード 5/27 ==================================================================== ダ・ヴィンチ・コード (The Da Vinci Code) U.S. Release Date: 5/19/2006(実質世界同時) ■監督:ロン・ハワード ■キャスト:トム・ハンクス/オドレイ・トトゥ/イアン・マッケラン/ジャン ・レノ ■音楽:ハンス・ジマー ■字幕:戸田奈津子 ■お勧め度:★★★(★) 「講演会のためパリを訪れていたハーヴァード大学教授のラングドン。突然、深 夜にフランス司法警察のファーシュ警部に呼ばれ、ルーブル美術館に連れ出され る。美術館長のソニエールが殺され、彼に捜査に協力して欲しいとの要請を受け るが、実は、ラングドンも容疑者にされていたのだった。そこにソニエールの孫 娘で、暗号解読者のソフィーが現れる。ソフィーは、現場の写真を見て、祖父が 自分だけに分かる暗号を残したことに気付く。 」(goo映画レビューより) なかなか面白い作品でした。嘘も、八百もつけば、どれが嘘か本当か分らなくな る、という格言があってもいいのじゃないかと思わせられる。どれが嘘でどれが 本当か分らないにしても、これだけ説得力のある形で嘘を並べられると、良い意 味で騙されて楽しいという感じすらする。こういう場合は面白い部分を本当と考 え、つまらない部分は嘘と勝手に考えると楽しめる。 「聖杯」って何かというと、少なくとも分ることは、誰もその実態/実体を知ら ないという問題がある。常識的、通俗的にはキリストが最後の晩餐でワインを飲 んだコップということになっているが、例えばダ・ヴィンチの描いた「最後の晩 餐」にはそのようなものは描かれていない。だからそれこそ2000年も前から 「聖杯」を探求するという、たとえば「聖杯の騎士パルシファル」といったよう な伝説やロマンがあって、本作品もその伝統に基づいて、「聖杯」の探求が基本 的な筋書きになっている。ただ、ややこしくなるのは、一方で「聖杯」は何かと いう事を知っている秘密結社があり、その秘密がバレると、ローマ教会、カトリ ック、あるいは教皇の権威が失墜するという背景がある。そうしたいくつかのグ ループの確執と、「聖杯」の探求、そして作品なりに出した結論とが、とても良 くまとまっている。たとえば、いわゆる悪者、悪役というのが登場しない。それ ぞれが、それぞれの信念に基づいて行動し、その結果が、たまたま殺しあいにな るにしても、公平な目で見ると、やはり各々の立場はあるのだろうし、たとえ 「殺し屋」であっても、一概に「悪者」とは言えない。この部分が映画作品とし て珍しく、こうした限定付きでも、やはりラングドンとソフィー、この二人が 「悪者」と戦いながら「聖杯」の謎に迫るという構成、筋書きは、厚みがある。 観る予定のある方は、ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」(の絵)を見ておいた方が いい。キリストの隣に座っている女性、これはマグダラのマリアという、いわゆ るカトリック教では、「娼婦」ということになっているが、彼女が全ての鍵を握 る。だからといって、ダ・ヴィンチが描いた「最後の晩餐」に何の真実味がある かというと、何も無いというのが答えなのじゃないかと思うが、こういう嘘を、 さも本当のことのように印象づけてしまうところに、この作品の面白さ、楽しさ がある。騙されてムカつく作品と、逆に騙されて楽しい作品があるが、まさに後 者の良さが感じられる。 実際、レオナルド・ダ・ヴィンチというのは画家であっても、基本的には科学者 であり、「最後の晩餐」にしても「モナ・リザ」にしても、それらを絵画として 描くより、遠近法などの実験として描いたという部分がある。それらになんらか の秘密を見い出すというのは、後世の人々の勝手であり、この「嘘」を上手く利 用して全ての謎解きの根拠にするというのも、騙されて楽しい嘘。歴史は後世の 権力者が造る。権力者でない者は、同じ嘘っぱちであっても楽しい歴史を造れる という強みがある。これがまさに映画の楽しさにもつながる。 原作があるので何とも言えないが、この監督は監督としてよりも俳優としての作 品の方がはるかに多く、そのせいとも限らないのだろうが、下手をすれば何が何 だか分らなくなってしまったかもしれない作品を、観方によってはとても分り易 くしている。監督の視点というより、俳優の視点から観て、観客が観て楽しいよ うに描くことに重点を置き、分らない部分は分らないように描いているので、そ ういう部分は無視して観れば、それほど難しい作品ではないのではないだろうか。 ごく単純な例でいくと、実は中心となるソフィー、これを前半では場面が変る度 に、というより場面を変える前に、必ずといっていいほど彼女のクローズアップ を入れている。この事だけ観ていれば、最後の謎解きが納得できる。ソフィー役 にオドレイ・トトゥというのも最高のキャスティング。実はトム・ハンクスは彼 女の引き立て役だったというのも、筋書きとは別に、というか筋書きと極めて関 係の深いことでもある。ごく最初の部分でジャン・レノとフランス語で会話して いる部分を入れるというのも、小さな事であっても、トトゥの英語がフランス語 訛りがあるにしても、かなり上手い、というか特徴的なことを考えると、効果的 な工夫。トトゥは小柄だし、いわゆる美人系ではないのかもしれないが、フラン スではトップクラスの人気女優。背の高いハンクスが速歩きをすると、小走りし ないとついていけないというかわいさもあり、個人的にはスー(田中好子)に似 ていることから、彼女たちが解散に追い込まれ、結局はそれで終わりになってし まったというような残念さから考えると、スーにしても本作品のオドレイ・トト ゥのような役柄は、十分できたのではないだろうか、というような関係の無い感 慨もある。そんな役を演じるソフィーないしオドレイ・トトゥが、実はキリスト の......だったという筋書き、展開は、ああ、これで良かったなあ、こういうのも ありかな〜という感じがして好感が持てる。 カトリック教会からは、やれキリストの冒涜だとか言われるのだろうが、自分た ちで勝手に作ったキリスト像と違うからと言って文句を言うのは、そもそも自分 たちのキリスト像のでっち上げ性を認めるようなものだし、作品はそもそもカト リック教の批判でもパロディーでもオチョクリでもなく、むしろ自分たちがヤヤ コシくしたキリスト像を単純明解に描き、「聖杯」をめぐる2000年の謎、あ るいはロマンを、嘘か本当か分らない形であっても、キリストは「神様」ではな くて「人間」だったという、これはまぎれも無い事実、これをごく単純に分り易 く描いた作品として観れば、十分楽しめる作品。 ヒアリング度:★★ 感動度:★★★ 二度以上見たい度:★★★★ 劇場で見たい度:★★★ ビデオ/DVDで欲しい度: ビデオで見た方がいい度: ムカつく度: 考えさせられる度:★★ (「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合) -------------------------------------------------------------------- ★★★発行者よりのお知らせ★★★ 中国映画「長恨歌」DVD 主演サミー・チェン (2005年)、ヤフーオークションに て不評、販売中です。その他の販売品目:「「ホームツール12点セット」収納 ケース付」、「Win/Mac 傑作ボイスファイル集 + Audio CD」 ヤフーオークション、eBay(アメリカ)にて出品落札代行しております。売りた い物、買いたい物のある方、ご連絡ください。 (神奈川県 公安委員会 古物商 許可 第451320001094号) ==================================================================== -今後楽しみな映画: ★ サイトのコンテンツ: -メルマガ発行システムの状況:名称/URL/コメント/現在13システムをカバー ★★最終更新:2005年12月10日 -映画のことなら Google search:英文タイトル入力で検索結果のトップに -劇場リンク:全国劇場案内 -字幕関連サイトリンク:字幕の「なぜ?」に答えるF&Qサイト(その他) -The Internet Movie Database (IMDb) 映画のデータベース -------------------------------------------------------------------- 2005年分: ターミナル 01/01 エイリアン Vs. プレデター 01/08 カンフーハッスル 01/15 東京タワー 01/22 オーシャンズ12 01/29 レイ 02/05 アレキサンダー 02/12 ボーン・スプレマシー 02/19 運命を分けたザイル 02/26 オペラ座の怪人 03/05 ローレライ 03/12 大統領の理髪師 03/19 ナショナル・トレジャー 03/26 アビエイター 04/02 ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月 04/09 コーラス 04/16 コンスタンティン 04/23 Shall we Dance? 04/30 レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 05/07 海を飛ぶ夢 (2004) 05/14 キングダム・オブ・ヘブン 05/21 ザ・インタープリター 05/28 ミリオンダラー・ベイビー 06/04 クローサー 06/11 戦国自衛隊1549 06/18 バットマン ビギンズ 06/25 ダニー・ザ・ドッグ 07/02 宇宙戦争 07/09 スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 07/16 逆境ナイン 07/23 アイランド 07/30 亡国のイージス 08/06 妖怪大戦争 08/13 サヨナラCOLOR 08/20 マジック・キッチン(魔幻厨房) 08/27 奥さまは魔女 09/03 マザー・テレサ 09/10 チャーリーとチョコレート工場 09/17 ファンタスティック・フォー 09/24 シンデレラマン 10/01 シン・シティ 10/08 ステルス 10/15 忍 SHINOBI 10/22 ドミノ 10/29 ティム・バートンのコープスブライド 11/05 ブラザーズ・グリム 11/12 エリザベスタウン 11/19 イン・ハー・シューズ 11/26 ハリー・ポッターと炎のゴブレット 12/03 Mr. & Mrs. スミス 12/10 SAYURI 12/17 キング・コング 12/24 男たちの大和/YAMATO 12/31 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆↓↓これより下は、毎回、同じです。 ====================================================================== ★ヘッダー広告募集要領★ 個人、法人、内容問わず、ただし「公序良俗」を害しないもの。 広告のサイズ(長さ)は、10行まで。料金は、個人(的な)広告の場合、 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