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場合があります。その際は御了承ください。 ==================================================================== バックナンバーと発行日は下記のホームページにてご覧いただけます。 ★2004年分は、「感想」の下に移しました。2001〜2003年分につ いては、サイトを御覧下さい。 http://www003.upp.so-net.ne.jp/syd/roadshowmm.html ターミナル 01/01 エイリアン Vs. プレデター 01/08 カンフーハッスル 01/15 東京タワー 01/22 オーシャンズ12 01/29 レイ 02/05 アレキサンダー 02/12 ボーン・スプレマシー 02/19 運命を分けたザイル 02/26 オペラ座の怪人 03/05 ローレライ 03/12 大統領の理髪師 03/19 ナショナル・トレジャー 03/26 アビエイター 04/02 ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月 04/09 コーラス 04/16 コンスタンティン 04/23 Shall we Dance? 04/30 レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 05/07 海を飛ぶ夢 (2004) 05/14 キングダム・オブ・ヘブン 05/21 ザ・インタープリター 05/28 ミリオンダラー・ベイビー 06/04 クローサー 06/11 戦国自衛隊1549 06/18 バットマン ビギンズ 06/25 ダニー・ザ・ドッグ 07/02 宇宙戦争 07/09 スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 07/16 逆境ナイン 07/23 アイランド 07/30 亡国のイージス 08/06 妖怪大戦争 08/13 サヨナラCOLOR 08/20 マジック・キッチン(魔幻厨房) 08/27 奥さまは魔女 09/03 マザー・テレサ 09/10 チャーリーとチョコレート工場 09/17 ファンタスティック・フォー 09/24 シンデレラマン 10/01 シン・シティ 10/08 ステルス 10/15 忍 SHINOBI 10/22 ドミノ 10/29 ティム・バートンのコープスブライド 11/05 ブラザーズ・グリム 11/12 エリザベスタウン 11/19 イン・ハー・シューズ 11/26 ==================================================================== イン・ハー・シューズ (In Her Shoes) U.S. Release Date: 10/7/05 ■監督:カーティス・ハンソン ■キャスト:キャメロン・ディアス/トニ・コレット/シャーリー・マクレーン ■音楽:Mark Isham(マーク・アイシャム) ■字幕:松浦美奈 ■お勧め度:★★★ 「弁護士のローズは、義理の母親に家を追い出された妹、マギーを仕方なく自宅 に居候させるが、当のマギーは、仕事も決まらず勝手し放題。挙げ句、ローズの 恋人とベッドインした所を目撃され、家を追い出されてしまう。行き場を失った マギーは、亡くなったと聞かされていた祖母エマを頼りに、フロリダへ向かう。 孫娘の突然の訪問に喜ぶのもつかの間、マギーの奔放さに辟易したエマは、彼女 を老人たちの施設で働かせることに。そこでマギーは、新たな自分を発見してい く...。 」(goo映画レビューより) 「ベストセラー作家、ジェニファー・ウェイナーの第二作を映画化した」作品と いうことで、小説をそのまま映画化したきらいがあるが、内容が内容だけに、そ のような物として観れば、かなり笑えるし、難しいテーマを分り易く描いている かもしれない。 まず、なぜ靴の話になるかというと、姉のローズ(トニ・コレット)は仕事は出 来てもルックスはイマイチ、というか男性不信症といえる。何を着ても自分には 似合わない、食べれば太る、靴ならば、好きな時に履けるし害が無い、といって、 履きもしない高級な靴をただ集めている。これに対して妹のマギー(キャメロン ・ディアス)は正反対の性格で、超美人で女の武器だけで生きてきた。決して頭 が悪い訳でも性格が悪い訳でもないが、おそらく学校時代にサボリまくっていた のだろう、高校中退程度の英語力しかないし、足し算引き算もできない。彼女に 勤まる仕事はほとんど無い。そんな妹を抱え込むはめになったローズは、やっと できた彼氏を寝取られたことでマギーを追い出すことになるが、そもそも寝取ら れるような彼氏に惚れた事で、自分自身に嫌気がさし、仕事も止めてしまう。ち ょっと長くなるのでローズの事はこれくらいにしておいて、むしろ妹のマギーが 何故こういう性格になったか、そしてどういう過程で「更正」したかというのが 主なテーマであるような気がするので、以下はマギー関係。 二人の母親というのは、内容から察すると、躁鬱病か、少なくともかなりな精神 不安定で、マギーが6歳の時、交通事故を装った自殺をしている。この理由は、 実の父には死んだと伝えられていた祖母(エマ、シャーリー・マクレーン)と再 会し、姉と仲直りした後で、なにげない会話で語られるが、真実を知っている姉 のローズに対して、妹のマギーは母親の死の真相を知らずに育った。この事が彼 女のアバズレ人生の原因の一つになっている。 姉の家を追い出されたマギーは、実の父が隠していた祖母からの手紙をみつけ、 フロリダの老人「村」に住むエマを訪ねるが、エマの勧め、というか脅迫もあっ て、老人たちの介護の仕事をすることになる。都会であれば女の武器は通用する が、老人相手では通じない。ここで初めてマギーは、それまでの自分の人生が狂 っていた事に気付き、字が読めないという問題は、元大学教授の老人に手ほどき を受け、算数ができないという事は、エマに助けてもらい、老人たちのファショ ン・デザイナー&買い物ヘルパーという、人生で初めて、自分の才能を活かせる 仕事をみつける。もちろん、都会でも介護の仕事はできるが、マギーが老人村と いう閉ざされた環境に投げ込まれなかったら、そしてエマとの交流や姉との仲直 りから母親の死の真相を知らなかったら、それこそ一生、アバズレ人生を自覚す ることすら無かったかも知れない。元々、性格は悪くない一人の人間が、こうし た生い立ちや環境条件で、無自覚的にフシダラ人生を歩み、そして更正する幸運 に恵まれたといえる。そしてここで重要なことは、彼女が更正するに当たり、姉 のローズは、たとえどんなに妹を愛していても、何も出来なかったということだ ろう。同じことは死んだ母親にも、実の父親にも言える。祖母のエマにしても、 おそらく過干渉で娘を死に追いやる一端を作ったという自責の念から、マギーに 対しては、あまり強いことは言えない。あまり環境決定論のような事は言いたく ないが、作品はこうした事を、とても分り易く、かつ効果的に描いている。こう した事を理解した上で見るキャメロン・ディアスのアバズレ振りと、更正した後 での魅力的な人間像は、そのギャップの大きさのゆえに、面白く楽しい。 小説をそのまま映画化した作品というのは、面白味に欠ける場合があるが、本作 品の場合は、「そのまま」で成功したのじゃないだろうか。あるいは、いじった にしても、たとえば姉のローズが結婚することになる男、というか男全般が、き わめて没個性的ないしノッペラボウ的に描かれているが、これは原作にあったか もしれない余計な部分を省くという意味では、成功しているような気がする。一 見、主演は姉のトニ・コレットのような作品構成だが、主に描かれているのはキ ャメロン・ディアスの方だろう。かわいいだけ、あるいは「出てるだけ」的な作 品の多かったディアス(1972年、カリフォルニア生まれ、「チャーリーズ・ エンジェル」「ヴァニラ・スカイ」)としては、本作では隠れ主演的な役柄が印 象に残る。とは言え、心理学的な知識が無いと、ちょっと解りにくい作品かもし れない。 ヒアリング度:★★★ 感動度:★★ 二度以上見たい度:★★ 劇場で見たい度:★ ビデオ/DVDで欲しい度:★ ビデオで見た方がいい度:★★★★ ムカつく度: 考えさせられる度:★★★ (「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合) -------------------------------------------------------------------- -今後楽しみな映画: ★ サイトのコンテンツ: -メルマガ発行システムの状況:名称/URL/コメント/現在12システムをカバー ★★最終更新:2005年06月25日 -映画のことなら Google search:英文タイトル入力で検索結果のトップに -劇場リンク:全国劇場案内 -字幕関連サイトリンク:字幕の「なぜ?」に答えるF&Qサイト(その他) -The Internet Movie Database (IMDb) 映画のデータベース -------------------------------------------------------------------- 2004年分: すべては愛のために 01/03 ミシェル・ヴァイヨン 01/10 ミスティック・リバー 01/17 タイムライン 01/24 シービスケット 01/31 ハリウッド的殺人事件 02/07 ラブ・アクチュアリー 02/14 ロード・オブ・ザ・リング3 02/21 (旧)バイ・バイ・バーディー 02/28 マスター・アンド・コマンダー 03/06 レジェンド・オブ・メキシコ 03/13 ペイチェック 03/20 イノセンス/INNOCENCE 03/27 恋愛適齢期 04/03 イン・ザ・カット 04/10 ディボース・ショウ 04/17 オーシャン・オブ・ファイアー 04/24 映画館、邦画について 05/01 キル・ビル Vol.2 05/08 コールド マウンテン 05/15 ビッグ・フィッシュ 05/22 トロイ 05/29 レディ・キラーズ 06/05 デイ・アフター・トゥモロー 06/12 ロスト・イン・トランスレーション 06/19 21グラム 06/26 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 07/03 ブラザーフッド 07/10 スパイダーマン2 07/17 ウォルター少年と、夏の休日 07/24 キング・アーサー 07/31 マッハ! 08/07 リディック 08/14 サンダーバード 08/21 華氏9/11 08/28 LOVERS 09/04 ヴァン・ヘルシング 09/11 テイキング・ライブス 09/18 アイ・ロボット 09/25 バイオハザードII アポカリプス 10/02 アラモ 10/09 アラモ 10/16 『その2』 ツイステッド 10/23 シークレット・ウインドウ 10/30 コラテラル 11/06 キャットウーマン 11/13 80デイズ 11/20 2046 11/27 スカイキャプテン−ワールド・オブ・トゥモロー 12/04 ポーラー・エクスプレス 12/11 僕の彼女を紹介します 12/18 マイ・ボディガード 12/25 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆↓↓これより下は、毎回、同じです。 ====================================================================== ★ヘッダー広告募集要領★ ヘッダー広告掲載のお勧め。利点: 1)最大10行まで、自由に広告文が書ける。 2)他の広告主が現れるまで、何度でも掲載できる。 3)安い。余っている、要らない、使えない「金券」でも払える。 一応、こういう事になってます。↓↓↓ 個人、法人、内容問わず、ただし「公序良俗」を害しないもの。 広告のサイズ(長さ)は、10行まで。料金は、個人(的な)広告の場合、 一回500円、法人は、一回1000円。 「個人(的な)広告」といっても、例え商用であっても広告主が個人または グループの場合、全て「個人」扱いの一回500円とさせて頂きます。 他にも、姉妹誌、『翻訳者のためのメールマガジン』*、1300部でも、広告 の掲載を受け付けております。両方に掲載をご希望の場合は、3200部+ 1100部=4000部強をワンセットで一回500円の超破格値でご提供い たします。*http://homepage3.nifty.com/translatorsJ-E/ 金券(図書券等、ただしQUOカード、VISAギフトカードなどは大歓迎)で のお支払いの場合は、おって住所をお知らせしますので、簡易書留(等)でご送 付ください。★★ 郵便口座、イーバンクの御利用もできるようになりました。 ★★広告文の作成の際には、メール本文に貼り付けるなどして、体裁を整えたもの を送ってください。 ====================================================================== ★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★ 2005/11/26 No. 245 (週刊) 発行者:シド(syd@kotoba.ne.jp) このメールマガジンは(主に)以下の配送システムを利用して発行しています。 まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000056156.htm melma! http://www.melma.com/mag/70/m00032970/ カプライト http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/1776.html メルマガ天国 http://melten.com/m/4480.html E-Magazine http://www.emaga.com/info/syd111.html Home Page (登録/解除/バックナンバー) http://www003.upp.so-net.ne.jp/syd/roadshowmm.html 【無断転載不可です。】 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