メルマガ:面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)
タイトル:[ROADSHOW REVIEW]240  2005/10/22


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==========================================ROADSHOW REVIEW=====

★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★
     2005/10/22  No. 240 (週刊)            前回発行部数:3,423

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
毎週見ているロードショー映画の感想です。出来るだけタイムリーに(上映
期間中に)おとどけします。個人的な趣味で選んでいるので参考になるか分
かりませんが、見たまま、思ったままを書きます。

お断り:この「感想」は、通常、一週間ほどかけて書いています。その間、記
憶違い、想像力の逸脱等から、本来作品には無かったような事を書いてしまう
場合があります。その際は御了承ください。
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バックナンバーと発行日は下記のホームページにてご覧いただけます。
★2004年分は、「感想」の下に移しました。2001〜2003年分につ
いては、サイトを御覧下さい。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/syd/roadshowmm.html

ターミナル 01/01 エイリアン Vs. プレデター 01/08
カンフーハッスル 01/15 東京タワー 01/22
オーシャンズ12 01/29 レイ 02/05
アレキサンダー 02/12 ボーン・スプレマシー 02/19
運命を分けたザイル 02/26 オペラ座の怪人 03/05
ローレライ 03/12 大統領の理髪師 03/19
ナショナル・トレジャー 03/26 アビエイター 04/02
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月 04/09
コーラス 04/16 コンスタンティン 04/23
Shall we Dance? 04/30
レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 05/07
海を飛ぶ夢 (2004) 05/14 キングダム・オブ・ヘブン 05/21
ザ・インタープリター 05/28 ミリオンダラー・ベイビー 06/04
クローサー 06/11 戦国自衛隊1549 06/18
バットマン ビギンズ 06/25 ダニー・ザ・ドッグ 07/02
宇宙戦争 07/09 スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 07/16
逆境ナイン 07/23 アイランド 07/30
亡国のイージス 08/06 妖怪大戦争 08/13
サヨナラCOLOR 08/20 マジック・キッチン(魔幻厨房) 08/27
奥さまは魔女 09/03 マザー・テレサ 09/10
チャーリーとチョコレート工場 09/17 ファンタスティック・フォー 09/24
シンデレラマン 10/01 シン・シティ 10/08
ステルス 10/15 忍 SHINOBI 10/22
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忍 SHINOBI (Shinobi) 
U.S. Release Date: 未公開

■監督:下山天
■原作:山田風太郎
■キャスト:仲間由紀恵/オダギリジョー/黒谷友香/沢尻エリカ/椎名桔平
■音楽:岩代太郎
■字幕:
■お勧め度:★★

「時は太平、徳川家康の治世下。長きに渡って反目してきた伊賀と甲賀の忍者二
大勢力は、初代・服部半蔵との約定により、それぞれ伊賀・鍔隠れ(つばがくれ)
と甲賀・卍谷(まんじだに)の両里でひっそりと暮らし、互いに接触することを
禁じられていた。だが両里の跡目である朧(おぼろ)と弦之介の二人は、互いの
立場を知らずに出会い、禁断の恋に落ちてゆく。そんな折、忍たちの超人的な秘
術が徳川の対抗勢力に利用されることを恐れた家康は、両里の相殺を目論んで、
双方から精鋭5名ずつを出しての果たし合いを命じる。双方の頭として選ばれた
のは、朧と弦之介だった...。 」(goo映画レビューより)

製作:日本テレビ/読売テレビ/読売新聞....「東京タワー」(本誌201号)のイヤ
ーな予感が漂う中で、早くものっけから、二人の恋物語と、伊賀/甲賀の忍者同
士の対決という筋書きには、どう考えても無理があるなと思いながら、予感とい
うか予測がことごとく適中する中、時として乾いた笑い(?)に包まれながら最
後まで耐えたが、一年に一本とか二本とかしか映画を観ない方であれば、作品は
それ相応に映像が綺麗だし、ワイヤーアクション等の「近代」技術が(多少は)
駆使され、決してつまらない作品ではないだろう。したがって、そうした読者の
方は、以下の「感想」は読まないで下さい。

それでは悪口を始めます。基本的に、日テレ/読売系は映画どころかテレビドラマ
でさえも、ロクなものが作れないというのが(「東京タワー」でも書いた)印象。

本作の主人公は、朧(おぼろ、仲間由紀恵)なのだろうが、仲間由紀恵以外に、
「俳優」と言える人は出ているのだろうか。石橋蓮司は出ているが、それ以外、
たとえ「俳優」という人が出ていたとしても、なんら演技しているという印象が
無い。仲間由紀恵にしても、ドラマでは、ノッポの阿部寛だったかとのコンビで
理知的かつ面白い持ち味を持っているものの、本作ではその持味の90%を殺し
て、チャン・ツィイー(「LOVERS」)っぽいイメージを作ることに専念し
ているが、確かに仲間由紀恵ぐらい、芸に「幅」(?)が無いと、こういう全く
内容の無い役には対応できないのかもしれない。対するオダギリにいたっては、
ただ立っているだけ、立っているだけで殺陣の連中が勝手に死んでくれるという、
手抜きなのかアクションが出来ないのか分からないが、映画というより写真を数
枚、見ているだけ、といったような印象しかしない。映画、いやドラマ、あるい
はそれ以前として、「動画」って、どう作るのか、そこらへんからやり直して欲
しいというような印象が終始つきまとった。

伊賀/甲賀の若き頭目となった二人が恋に落ち、その結果がどうなるか、単純に
想像した結果がそのまま作品の筋書きと結末になってしまう。「立ってるだけ」
のオダギリが「立ってるだけ」で朧/仲間由紀恵に殺される道を選ぶという、ネ
タバレにも何にもならない結末には苦笑した。おまけに、両陣営の対決に生き残
った朧が必殺技の目を潰してまで徳川家康に里の一掃を止めるよう、頼みに行く
という結末、家康が、まるで「構造改革」のプードル犬小泉にダブらせるように
善人として描かれ、これには最高にムカついた。家康の前に出たら、嘘でもいい
から首を取れと言いたい。そして死んで欲しい。それが「忍」の道ではないのか。
そもそも忍の恋という設定自体に無理がある上に、自分を犠牲にしてまで里の仲
間を助ける、それを事もあろうに家康のような「天下」の代名詞、すなわち今で
言えば「首相」、そんなものに頼みに行くなんていうのは、まさに「隠れ国営放
送局」日テレの実態を自己暴露する以外の何ものでもない。そんな忍にはなんら、
共感を覚えることは出来ない。

朧/仲間由紀恵の必殺技は、目を使ったものらしいが、これは一回しか見られな
い。また、何がどうなったのかも分からない。要するに彼女は主演であるにも係
わらず、喋る以外、何もしない、させてくれない。ただひたすら配下の忍者4+
4=8名が殺し合う。このシーンは多少は見応えがあるが、いずれもアクション
俳優のアクションではなく、殆ど100%特殊効果のデッチ上げのため、現実感
とかインパクトといったものが、全く無い。

作品は何を描きたかったのか、そんな事は聞くだけヤボかもしれない。とは言え、
観終わった感じとしては、それほどムカつくものではない。ある種、清清しさ、
良い意味で害の無さ、軽さを感じる。仲間由紀恵の時代劇調の台詞/喋りが良かっ
たのと、殆ど何もしなかったのが理由かもしれない。そもそもアクション俳優、
いや俳優自体を使わず、出ている俳優には何もさせず、全体的な映像/画像の印
象の良さだけで作品を構成するといった作品として観れば、観ることが無駄な作
品とは言えないかもしれないが....

ヒアリング度:
感動度:
二度以上見たい度:★★★
劇場で見たい度:★★★★
ビデオ/DVDで欲しい度:★★★
ビデオで見た方がいい度:
ムカつく度:★★★
考えさせられる度:
(「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合)

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-今後楽しみな映画:



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★★最終更新:2005年06月25日
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2004年分:
すべては愛のために 01/03 ミシェル・ヴァイヨン 01/10
ミスティック・リバー 01/17 タイムライン 01/24
シービスケット 01/31 ハリウッド的殺人事件 02/07
ラブ・アクチュアリー 02/14 ロード・オブ・ザ・リング3 02/21
(旧)バイ・バイ・バーディー 02/28 マスター・アンド・コマンダー 03/06
レジェンド・オブ・メキシコ 03/13 ペイチェック 03/20
イノセンス/INNOCENCE 03/27 恋愛適齢期 04/03
イン・ザ・カット 04/10 ディボース・ショウ 04/17
オーシャン・オブ・ファイアー 04/24 映画館、邦画について 05/01
キル・ビル Vol.2 05/08 コールド マウンテン 05/15
ビッグ・フィッシュ 05/22 トロイ 05/29 
レディ・キラーズ 06/05 デイ・アフター・トゥモロー 06/12
ロスト・イン・トランスレーション 06/19 21グラム 06/26
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 07/03 ブラザーフッド 07/10
スパイダーマン2 07/17 ウォルター少年と、夏の休日 07/24
キング・アーサー 07/31 マッハ! 08/07
リディック 08/14 サンダーバード 08/21
華氏9/11 08/28 LOVERS 09/04
ヴァン・ヘルシング 09/11 テイキング・ライブス 09/18
アイ・ロボット 09/25 バイオハザードII アポカリプス 10/02
アラモ 10/09 アラモ 10/16 『その2』
ツイステッド 10/23 シークレット・ウインドウ 10/30
コラテラル 11/06 キャットウーマン 11/13
80デイズ 11/20 2046 11/27
スカイキャプテン−ワールド・オブ・トゥモロー 12/04
ポーラー・エクスプレス 12/11 僕の彼女を紹介します 12/18
マイ・ボディガード 12/25

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