メルマガ:面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)
タイトル:[ROADSHOW REVIEW]239  2005/10/15


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==========================================ROADSHOW REVIEW=====

★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★
     2005/10/15  No. 239 (週刊)            前回発行部数:3,393

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
毎週見ているロードショー映画の感想です。出来るだけタイムリーに(上映
期間中に)おとどけします。個人的な趣味で選んでいるので参考になるか分
かりませんが、見たまま、思ったままを書きます。

お断り:この「感想」は、通常、一週間ほどかけて書いています。その間、記
憶違い、想像力の逸脱等から、本来作品には無かったような事を書いてしまう
場合があります。その際は御了承ください。
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バックナンバーと発行日は下記のホームページにてご覧いただけます。
★2004年分は、「感想」の下に移しました。2001〜2003年分につ
いては、サイトを御覧下さい。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/syd/roadshowmm.html

ターミナル 01/01 エイリアン Vs. プレデター 01/08
カンフーハッスル 01/15 東京タワー 01/22
オーシャンズ12 01/29 レイ 02/05
アレキサンダー 02/12 ボーン・スプレマシー 02/19
運命を分けたザイル 02/26 オペラ座の怪人 03/05
ローレライ 03/12 大統領の理髪師 03/19
ナショナル・トレジャー 03/26 アビエイター 04/02
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月 04/09
コーラス 04/16 コンスタンティン 04/23
Shall we Dance? 04/30
レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 05/07
海を飛ぶ夢 (2004) 05/14 キングダム・オブ・ヘブン 05/21
ザ・インタープリター 05/28 ミリオンダラー・ベイビー 06/04
クローサー 06/11 戦国自衛隊1549 06/18
バットマン ビギンズ 06/25 ダニー・ザ・ドッグ 07/02
宇宙戦争 07/09 スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 07/16
逆境ナイン 07/23 アイランド 07/30
亡国のイージス 08/06 妖怪大戦争 08/13
サヨナラCOLOR 08/20 マジック・キッチン(魔幻厨房) 08/27
奥さまは魔女 09/03 マザー・テレサ 09/10
チャーリーとチョコレート工場 09/17 ファンタスティック・フォー 09/24
シンデレラマン 10/01 シン・シティ 10/08
ステルス 10/15
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ステルス (Stealth) 
U.S. Release Date: 7/29/05

■監督:ロブ・コーエン
■キャスト:ジョシュ・ルーカス/ジェシカ・ビール/ジェイミー・フォックス
■音楽:Trevor Morris/インキュバス
■字幕:菊池浩司
■お勧め度:★★★★

「アメリカ海軍の精鋭パイロット、ベン(ジョシュ・ルーカス)、カーラ(ジェ
シカ・ビール)、ヘンリー(ジェイミー・フォックス)。彼らは戦闘機ステルス
を操縦し、新戦略プログラムに取り組んでいた。成果をあげ、空母に乗艦するこ
とになった彼らのチームに、4人目のパイロットが加わることに。しかし、空母
に現れたそのパイロットとは、最新鋭の人工頭脳を搭載した、究極のステルス
“エディ(E.D.I.)”だった――。4機での訓練中、エディが制御不能にな
り、暴走を始めた。エディには、密かに極秘任務が与えられていたのだ。世界は、
一気に核攻撃の脅威に晒されることになった。エディの行動を阻止するために、
ベン、カーラ、ヘンリーが追撃に向かう。しかし、最高峰のレーダーでも探知で
きない究極のステルスに、苦戦を強いられる3人。自我に目覚めたエディが、次
に起こす行動とは?彼らはエディを見つけ出し、攻撃を止めさせることができる
のか。そして、人類の未来はどうなるのか――。 」(goo映画レビューより)

というような「レビュー」を読むと、あ、あれだ、あれの「リメイク」ないしパ
クリじゃないか、というような先入観を持つのではないだろうか。筆者/発行者
も、(例によって「James Berardinelli 」氏が酷評している事もあって)あまり
期待していなかったが、観ての驚きという作品もあるもので、暴走した人工頭脳
搭載機を人間がやっつけるというのとは全く違った展開になり、戦闘/空中戦は
物凄い迫力があり、3人のパイロットと「エディ」との関係にしても、人物描写
はあまり無いものの、かなり考えさせられる部分が多かった。単純な娯楽作品と
して観ても面白いし、パイロット達の心理というものを少し深く考える事もでき
る。

最新鋭機の空中戦といったら、大嫌いな「スターウォーズ」シリーズで、宇宙空
間であるにも係わらず、スターファイターがまるで大気圏中のように、つまり空
気の中を飛んでいるように飛び回るシーンにはウンザリしている手前、本物のス
テルス爆撃機というよりスターファイターっぽい「テロン」3機と「エディ」が
演じる空中戦は、それこそ本物の凄さ、ダイナミックさ、スピード感、パワーが
感じられる。これこそまさに、「スターウォーズ」のドッグファイト・シーンに
欠けていた部分ではないだろうか。そして本物っぽい空中戦の中にも、たしかイ
ンメルマン・ターンという、第一次大戦の複葉機が使ったテクニック(後ろにつ
かれた敵機を、急に宙返りして攻撃する)といった、航空力学無視のシーンが、
むしろ素晴しい演出効果を醸し出している。

暴走した「エディ」がどうなったのか、何をやるのか、これは書かない。書かな
い価値がある。という前提で、パイロット達の心理というものが面白い。ベン
(ジョシュ・ルーカス)は3機のステルス機のウイング・リーダー。「エディ」
は4番機になる。彼(あえて人工頭脳の「エディ」を「彼」と言うが)はベンの
命令を無視して攻撃を実行してしまう。これに対して3人のパイロット達は、放
っとけばいいものを、援護に回ってしまう。この心理というのは何なのだろう。
3人は元々人工頭脳機の「エディ」には好意的ではない。「エディ」が独断で攻
撃を実行して撃墜されたとしても、彼らの責任ではない。ましてやウイング・リ
ーダーの命令を無視して攻撃を敢行した「エディ」は、結果、あるいは想定され
る結果からすると、撃墜された方が都合が良い。それにも係わらず、3人は「エ
ディ」を助ける。これはおそらく軍隊のパイロットにしか分からない、僚友愛と
かいったものなのではないだろうか。あるいは、ヘンリー(ジェイミー・フォッ
クス)は、「エディ」の暴走を止めるため、カーラ(ジェシカ・ビール)の忠告
にも係わらず、必要以上に「エディ」に接近し、壮烈な最後を遂げるが、彼は黒
人であること、また他の二人(ベンは「トップガン」っぽい優等生、カーラは将
来を嘱望された軍のシンボル的存在)とは違うこともあって、「エディ」に対し
ては比較的、好意的だった。この事を「エディ」は記憶し、物語りの後半の展開
に繋がる。

「僚友愛」と言うのが適切かどうか分からないが、北朝上空で撃墜されたカーラ
を救出に向かうベンにしても、彼女に対する恋心とは別に、仲間は必ず助けると
いう心理が感じられる。この心理が伝わったからこそ「エディ」は...という事に
なる。航空母艦に搭載機が帰ってくる時、いつもある種の感動を覚えるのは、無
事に帰ってきてくれてよかった、この「無事に」というが、パイロットもさるこ
とながら、航空機自体が無事に帰ったきたという感動でもある。「エディ」は単
なる機械かもしれないが、これは擬人化ではなく、共に戦う仲間として、人間と
機械の違いを越えた想いがあるのではないだろうか。そして「エディ」を単なる
機械としてしか見なかったベン達の上官は、それ相応の運命を辿ることになる。
従来の作品の多くが、人工頭脳の暴走とその後始末、あるいは人工頭脳はどこか
ら「人」になるのか、といったようなテーマを扱ったものが多かったのに対し、
本作では「エディ」をあくまで「機械」として見て、それにも係わらず、3人の
パイロット達が、「彼」を「僚友」として認める過程が描かれ、かなり新鮮なも
のが感じられた。

航空母艦を丸ごと一隻使って、ステルス機の発進や着艦が何度も描かれるが、こ
の機種は実在しないので、CGなのか、あるいは実機を作ったのか分からないが、
この迫力は半端じゃない。ベン、カーラ、ヘンリーは海軍選りすぐりのパイロッ
ト。この3人が母艦上を揃って歩くシーンなども、どっかから取ったにしても、
かっこいい。言ってみれば実機の限界を越え、「スターウォーズ」的なチャチい
特撮をはるかに越え、かつパイロットたちの心理も効果的に描いた秀作のような
気がする。エンドタイトルの後で、「エディ」の人工頭脳が生きていることが描
かれるが、これまでと違って、人を救う人工頭脳といったものを描く作品もあっ
ていいのではないだろうか。という事は、ベン、カーラと「エディ」の続編があ
ったら楽しいな、という事だが。

ヒアリング度:★★
感動度:★★★★
二度以上見たい度:★★★★
劇場で見たい度:★★★★★
ビデオ/DVDで欲しい度:★★★
ビデオで見た方がいい度:
ムカつく度:
考えさせられる度:★★★
(「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合)

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-今後楽しみな映画:



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★★最終更新:2005年06月25日
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2004年分:
すべては愛のために 01/03 ミシェル・ヴァイヨン 01/10
ミスティック・リバー 01/17 タイムライン 01/24
シービスケット 01/31 ハリウッド的殺人事件 02/07
ラブ・アクチュアリー 02/14 ロード・オブ・ザ・リング3 02/21
(旧)バイ・バイ・バーディー 02/28 マスター・アンド・コマンダー 03/06
レジェンド・オブ・メキシコ 03/13 ペイチェック 03/20
イノセンス/INNOCENCE 03/27 恋愛適齢期 04/03
イン・ザ・カット 04/10 ディボース・ショウ 04/17
オーシャン・オブ・ファイアー 04/24 映画館、邦画について 05/01
キル・ビル Vol.2 05/08 コールド マウンテン 05/15
ビッグ・フィッシュ 05/22 トロイ 05/29 
レディ・キラーズ 06/05 デイ・アフター・トゥモロー 06/12
ロスト・イン・トランスレーション 06/19 21グラム 06/26
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 07/03 ブラザーフッド 07/10
スパイダーマン2 07/17 ウォルター少年と、夏の休日 07/24
キング・アーサー 07/31 マッハ! 08/07
リディック 08/14 サンダーバード 08/21
華氏9/11 08/28 LOVERS 09/04
ヴァン・ヘルシング 09/11 テイキング・ライブス 09/18
アイ・ロボット 09/25 バイオハザードII アポカリプス 10/02
アラモ 10/09 アラモ 10/16 『その2』
ツイステッド 10/23 シークレット・ウインドウ 10/30
コラテラル 11/06 キャットウーマン 11/13
80デイズ 11/20 2046 11/27
スカイキャプテン−ワールド・オブ・トゥモロー 12/04
ポーラー・エクスプレス 12/11 僕の彼女を紹介します 12/18
マイ・ボディガード 12/25

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★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★
                  2005/10/15  No. 239 (週刊)  
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