メルマガ:面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)
タイトル:[ROADSHOW REVIEW]226  2005/07/16


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★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★
     2005/07/16  No. 226 (週刊)            前回発行部数:3,203

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
毎週見ているロードショー映画の感想です。出来るだけタイムリーに(上映
期間中に)おとどけします。個人的な趣味で選んでいるので参考になるか分
かりませんが、見たまま、思ったままを書きます。

お断り:この「感想」は、通常、一週間ほどかけて書いています。その間、記
憶違い、想像力の逸脱等から、本来作品には無かったような事を書いてしまう
場合があります。その際は御了承ください。
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バックナンバーと発行日は下記のホームページにてご覧いただけます。
★2004年分は、「感想」の下に移しました。2001〜2003年分につ
いては、サイトを御覧下さい。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/syd/roadshowmm.html

ターミナル 01/01 エイリアン Vs. プレデター 01/08
カンフーハッスル 01/15 東京タワー 01/22
オーシャンズ12 01/29 レイ 02/05
アレキサンダー 02/12 ボーン・スプレマシー 02/19
運命を分けたザイル 02/26 オペラ座の怪人 03/05
ローレライ 03/12 大統領の理髪師 03/19
ナショナル・トレジャー 03/26 アビエイター 04/02
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月 04/09
コーラス 04/16 コンスタンティン 04/23
Shall we Dance? 04/30
レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 05/07
海を飛ぶ夢 (2004) 05/14 キングダム・オブ・ヘブン 05/21
ザ・インタープリター 05/28 ミリオンダラー・ベイビー 06/04
クローサー 06/11 戦国自衛隊1549 06/18
バットマン ビギンズ 06/25 ダニー・ザ・ドッグ 07/02
宇宙戦争 07/09 スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 07/16
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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 (Star Wars (Episode III): 
Revenge of the Sith)
U.S. Release Date: 5/19/05

■監督/脚本:ジョージ・ルーカス
■キャスト:ユアン・マクレガー/へイデン・クリステンセン/ナタリー・
ポートマン他
■音楽:John Williams
■字幕:戸田奈津子
■お勧め度:★★★(★)

「アナキンとパドメの極秘結婚から3年後、分離主義者の勢力は拡大し、共和国
を脅かす存在となっていた。シスの暗黒卿ダース・シディアスは銀河系の支配を
成功させるため、邪魔となるジェダイの騎士殲滅の策略を巡らすとともに、アナ
キンの高い能力に着目。パドメを失う夢を見たアナキンの恐怖心に付け入り暗黒
面に引き込もうと試みる。一方、ジェダイの騎士たちは共和国元老院パルパティ
ーン最高議長の動向に不安を覚え、アナキンをスパイとして送り込むとともに、
分離主義者への攻撃を試みるが....。」(goo映画レビューより)

第一作から30年、この長大なシリーズがいよいよ完結、終わったかと思うと、
それだけで何か複雑な思いがした。筆者/発行者はこのシリーズは嫌いなのだ。
旧三部作の頃というのは、1970年代前半の自由と人権の時代から一転して、
アメリカがレーガン政権に代表される、本来の保守的な傾向をあらわにし、「ス
ター・ウォーズ」というのは、善悪の明確な、日本式に言うと勧善懲悪的な、
「フォース」あるいは「ダース・ベーダー」という、プロテスタント的な宗教観
むきだしの、おまけにジェダイという中世の騎士が中心となる、言ってみれば
「時代劇」のような、時代錯誤的な作品という印象が強かった。こうした「スタ
ー・ウォーズ」的な作品が台頭したために、映画を観るのを止めたのだった。実
際、このシリーズでキープしているのは「エピソード1」(1999)に過ぎない。

作品の内容としても、初めてこの作品を観る方には何の事か分からないかもしれ
ないが、前作までに描かれなかった部分、すなわちアナキン・スカイウォーカー
がダース・ベーダーになった経緯、ヨーダその他のジェダイの騎士が、シスに乗
っ取られた「帝国」から逃げ、パドメが後のルーク・スカイウォーカーとレイア
姫を生むシーンで終わっている。逆にシリーズの大半を観ている方は、充分想像
できた部分が初めて語られ、今までの経緯がようやく具体的な形で描かれるとい
う満足感を得るかもしれない。実際、CGにしても、懐かしのスタークルーザー
やX-ウイングっぽい戦闘艇が登場し、CG自体もこれまでの作品、いや映画作品
全体を見ても最高レベルだろう。筋が分からない場合は、CGだけ見るだけでも
充分に楽しめる。宇宙船の飛び方、描き方やレーザーサーベルの使い方にしても、
旧作よりは遥かに見応えがある。特に前者に関しては、ここ10年ぐらいの他の
作品の影響が見られ、その意味では現在のCG技術の集大成とも言える。これに
関してはテレビ・シリーズではあるが、特にスタートレックの「ヴォイエージャー」
("Star Trek: Voyager")シリーズ(1995-2001年)が思い起こされる。

この作品を単独で観た場合、あるいは初めて観る場合、人物描写に物足りなさ、
あるいは動機の薄さを感じるかもしれない。たとえばアナキンがダークサイド、
暗黒世界(=「悪魔」)に「魂を売る」動機として、妻の出産死を防ぎたいとい
うのがあるが、この場合、動機というより、アナキンは実は「選ばれし者」では
なく、「堕落天使」ダース・ベーダーであり、真の「選ばれし者」、ルークの父
親となるという、シリーズ全体を通しての筋書き上の都合が優先されるので、致
し方の無いことなのだ。むしろこうした事(「運命」)を補って余り有るのが、
本作品ではアナキンの師匠であるオビ=ワン(ユアン・マクレガー)の生き生き
とした活躍、かつ面白い人物像だろう。ヨーダの格闘シーンも、見応えあると同
時に面白い。背丈50センチぐらいだろうか、昔のCG技術では実現しえなかっ
たシーンだろう。

アナキンの妻、パドメを演じるナタリー・ポートマンが、(育ったせいで)昔の
レイア姫/アミダラ女王のイメージからすると、かなり期待はずれになってしまっ
たが、これも作品がシリーズの最後を告げ、同時にその始まりを描いたものとし
て見れば、むしろレイア姫誕生の物語りとして見れば、旧作を観る楽しみに繋が
るかもしれない。というような事にも、決して好きでは無い作品ながら、感慨深
いものがある。


ヒアリング度:★★★
感動度:★★
二度以上見たい度:★★★
劇場で見たい度:★★★★★
ビデオ/DVDで欲しい度:
ビデオで見た方がいい度:
ムカつく度:
考えさせられる度:
(「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合)

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-今後楽しみな映画:

★亡国のイージス

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★★最終更新:2005年06月25日
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2004年分:
すべては愛のために 01/03 ミシェル・ヴァイヨン 01/10
ミスティック・リバー 01/17 タイムライン 01/24
シービスケット 01/31 ハリウッド的殺人事件 02/07
ラブ・アクチュアリー 02/14 ロード・オブ・ザ・リング3 02/21
(旧)バイ・バイ・バーディー 02/28 マスター・アンド・コマンダー 03/06
レジェンド・オブ・メキシコ 03/13 ペイチェック 03/20
イノセンス/INNOCENCE 03/27 恋愛適齢期 04/03
イン・ザ・カット 04/10 ディボース・ショウ 04/17
オーシャン・オブ・ファイアー 04/24 映画館、邦画について 05/01
キル・ビル Vol.2 05/08 コールド マウンテン 05/15
ビッグ・フィッシュ 05/22 トロイ 05/29 
レディ・キラーズ 06/05 デイ・アフター・トゥモロー 06/12
ロスト・イン・トランスレーション 06/19 21グラム 06/26
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 07/03 ブラザーフッド 07/10
スパイダーマン2 07/17 ウォルター少年と、夏の休日 07/24
キング・アーサー 07/31 マッハ! 08/07
リディック 08/14 サンダーバード 08/21
華氏9/11 08/28 LOVERS 09/04
ヴァン・ヘルシング 09/11 テイキング・ライブス 09/18
アイ・ロボット 09/25 バイオハザードII アポカリプス 10/02
アラモ 10/09 アラモ 10/16 『その2』
ツイステッド 10/23 シークレット・ウインドウ 10/30
コラテラル 11/06 キャットウーマン 11/13
80デイズ 11/20 2046 11/27
スカイキャプテン−ワールド・オブ・トゥモロー 12/04
ポーラー・エクスプレス 12/11 僕の彼女を紹介します 12/18
マイ・ボディガード 12/25

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