メルマガ:面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)
タイトル:[ROADSHOW REVIEW]225  2005/07/09


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==========================================ROADSHOW REVIEW=====

★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★
     2005/07/09  No. 225 (週刊)            前回発行部数:3,192

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
毎週見ているロードショー映画の感想です。出来るだけタイムリーに(上映
期間中に)おとどけします。個人的な趣味で選んでいるので参考になるか分
かりませんが、見たまま、思ったままを書きます。

お断り:この「感想」は、通常、一週間ほどかけて書いています。その間、記
憶違い、想像力の逸脱等から、本来作品には無かったような事を書いてしまう
場合があります。その際は御了承ください。
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バックナンバーと発行日は下記のホームページにてご覧いただけます。
★2004年分は、「感想」の下に移しました。2001〜2003年分につ
いては、サイトを御覧下さい。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/syd/roadshowmm.html

ターミナル 01/01 エイリアン Vs. プレデター 01/08
カンフーハッスル 01/15 東京タワー 01/22
オーシャンズ12 01/29 レイ 02/05
アレキサンダー 02/12 ボーン・スプレマシー 02/19
運命を分けたザイル 02/26 オペラ座の怪人 03/05
ローレライ 03/12 大統領の理髪師 03/19
ナショナル・トレジャー 03/26 アビエイター 04/02
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月 04/09
コーラス 04/16 コンスタンティン 04/23
Shall we Dance? 04/30
レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 05/07
海を飛ぶ夢 (2004) 05/14 キングダム・オブ・ヘブン 05/21
ザ・インタープリター 05/28 ミリオンダラー・ベイビー 06/04
クローサー 06/11 戦国自衛隊1549 06/18
バットマン ビギンズ 06/25 ダニー・ザ・ドッグ 07/02
宇宙戦争 07/09
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宇宙戦争 (War of the Worlds)
U.S. Release Date: 6/29/05

■監督:スティーヴン・スピルバーグ
■キャスト:トム・クルーズ/ダコタ・ファニング/ティム・ロビンス/ミラン
ダ・オットー/ダニエル・フランゼーゼ/モーガン・フリーマン(ナレーション)
■音楽:John Williams
■字幕:戸田奈津子
■お勧め度:★★★

「異変は、アメリカ東部の町に起こった。立ちこめる暗雲から稲妻がほとばしり、
落雷地点が脈打つように震動する。直後、人々の眼に信じがたい光景が映った。
地中深くから巨大な三本足の「物体」が姿を現し、人間を手当たり次第に抹殺し
始めたのだ。一部始終を目撃した港湾労働者のレイは、別れた妻から預かった息
子と娘、ロビーとレイチェルを連れて町を脱出。安全な場所を探して車を走らせ
るが、「物体」は世界各地に同時多発的に出現していたのだった....。」
(goo映画レビューより)

火星人が攻めて来たという、大昔の、それも物語りが面白かったのではなく、某
俳優がラジオで読んだものを、実況中継と勘違いした市民がパニックに陥ったと
いう事で有名な話を、なぜ今「リメーク」することにしたのか、全く分からない。
さらに、長きに渡り本誌の読者をやっている方は、筆者がスピルバーグ嫌いなの
は分かっていると思うので、本作品に関して悪口を言おうとすれば、切りが無く
なる。それではつまらないので、本作品の良い部分にだけ焦点を当ててみたい。

まず、特撮シーンは見応えある。「物体」がニューヨーク郊外の町の地下から、
教会の建物を徐々に壊しながら出現するシーンなどは、細部に渡り、リアルに描
かれ、きわめて本物っぽい。「物体」はビーム銃のようなもので人々を「蒸発」
させるが、これも、切り裂いて血が飛び散るといった殺戮風景よりも、むしろ恐
い。怪物に襲われる側の恐怖を描く映像に関しては、さすがスピルバーグ。

系統としては「激突」「ジョーズ」「ジュラシックパーク」。ただしレイ(トム
・クルーズ)は一切、反撃せず、娘を守るため、ただひたすら逃げまくる。他に
「物体」を倒せるようなヒーローも現れない。このことが作品の恐怖性を盛り上
げている。また、恐怖映画ではあるが、作品はレイと、今は別れた妻と暮らして
いる娘(ダコタ・ファニング)と息子との関係に絞った。娘や息子にあまり信用
されていないダメな父親、そのレイが、自分も恐怖におののきながらも、娘や息
子を必死に守ろうとするなかで、次第に本当の親としての自覚が育っていくとい
うような、人間的な部分を重視した。前の作品でイメージチェンジを図ったトム
・クルーズも適役だ。これらの事は作品を単なる「インデペンデンスデー」的な
作品よりも、内容のあるものにしているが、もちろん、「インデペンデンスデー」
の方が好きな方は、本作品は単なる特撮の見せ物的な作品という印象しか抱かな
いかもしれない。速い話が、映画作品というものに、論理性とか辻褄とかを求め
ず、単に映像と、本作品の場合は怪物に襲われる恐怖といったものを体験的に観
ることに満足できるのであれば、本作品は充分楽しめるかもしれない。実際、監
督としても、この古い作品に論理性や科学性を与えることが逆効果であることは
分かっていたのだろう。ヒーロー不在の「ジョーズ」といったような作品を撮り
たかったというような事も理解できる。少なくとも商業ベースでは最初となった
「激突」(デニス・ウィーバーが無人のタンクローリーに追い回される)の原点
に立ち戻りたかったのかもしれない。その意味では、本作品は、「激突」のリメ
ークと言った方がいいかもしれない。

なお、旧作の「宇宙戦争」(1953年)や原作(H・G・ウェルズ、「世界と世界と
の戦い」)を知らないと、ラストに物足りなさを感じるかもしれないが、これも
旧作のリメークということで、敢て新規の工夫は加えなかったというスピルバー
グの決断は、成功だったように思われる。結局のところ、人間はこの怪物に適わ
ず、やっつけたのは、他の生物だった。この事の論理的な問題は問わないとして。
むしろこの結末は、あるいはエンディングのシーンなどは、本作品を「インデペ
ンデンスデー」的な人間の強さを描くことで欲求を満足させるという、ありがち
な作品とは、一線を画すものにしているかもしれない。繰り返しになるが、論理
性や辻褄とかを一切、考えない限り、観る、あるいは体験してみる価値のある作
品かもしれない。


ヒアリング度:★★★
感動度:★★
二度以上見たい度:★★★
劇場で見たい度:★★★★
ビデオ/DVDで欲しい度:
ビデオで見た方がいい度:
ムカつく度:
考えさせられる度:
(「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合)

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-今後楽しみな映画:

★亡国のイージス

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★★最終更新:2005年06月25日
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2004年分:
すべては愛のために 01/03 ミシェル・ヴァイヨン 01/10
ミスティック・リバー 01/17 タイムライン 01/24
シービスケット 01/31 ハリウッド的殺人事件 02/07
ラブ・アクチュアリー 02/14 ロード・オブ・ザ・リング3 02/21
(旧)バイ・バイ・バーディー 02/28 マスター・アンド・コマンダー 03/06
レジェンド・オブ・メキシコ 03/13 ペイチェック 03/20
イノセンス/INNOCENCE 03/27 恋愛適齢期 04/03
イン・ザ・カット 04/10 ディボース・ショウ 04/17
オーシャン・オブ・ファイアー 04/24 映画館、邦画について 05/01
キル・ビル Vol.2 05/08 コールド マウンテン 05/15
ビッグ・フィッシュ 05/22 トロイ 05/29 
レディ・キラーズ 06/05 デイ・アフター・トゥモロー 06/12
ロスト・イン・トランスレーション 06/19 21グラム 06/26
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 07/03 ブラザーフッド 07/10
スパイダーマン2 07/17 ウォルター少年と、夏の休日 07/24
キング・アーサー 07/31 マッハ! 08/07
リディック 08/14 サンダーバード 08/21
華氏9/11 08/28 LOVERS 09/04
ヴァン・ヘルシング 09/11 テイキング・ライブス 09/18
アイ・ロボット 09/25 バイオハザードII アポカリプス 10/02
アラモ 10/09 アラモ 10/16 『その2』
ツイステッド 10/23 シークレット・ウインドウ 10/30
コラテラル 11/06 キャットウーマン 11/13
80デイズ 11/20 2046 11/27
スカイキャプテン−ワールド・オブ・トゥモロー 12/04
ポーラー・エクスプレス 12/11 僕の彼女を紹介します 12/18
マイ・ボディガード 12/25

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★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★
                2005/07/02  No. 224 (週刊)  
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