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04/30 レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 05/07 海を飛ぶ夢 (2004) 05/14 キングダム・オブ・ヘブン 05/21 ザ・インタープリター 05/28 ミリオンダラー・ベイビー 06/04 クローサー 06/11 ==================================================================== クローサー (Closer) U.S. Release Date: 12/3/04 ■監督:マイク・ニコルズ ■脚本/原作 :パトリック・マーバー(劇の映画化) ■キャスト:ジュリア・ロバーツ/ジュード・ロウ/ナタリー・ポートマン/ク ライヴ・オーウェン ■音楽:? ■字幕:戸田奈津子 ■お勧め度:★★ 「 通勤者であふれる朝のロンドン。新聞記者のダンは、車と接触事故を起こした 女性を助ける。彼女の名はアリス。ニューヨークでストリッパーをしていたアリ スは、その日ロンドンに着いたばかりだった。2人は恋に落ち、同じ部屋で暮らし 始める...。1年後。処女小説の出版を控えたダンは、アンナという女性写真家に一 目惚れする。アンナは恋人のいるダンを拒むが、ダンの心の揺れはアリスに見抜 かれていた。一方、アンナはダンの悪ふざけがもとで医師のラリーと出会い、結 婚するが...。それぞれの愛は、やがて運命的に交錯してゆく。」(goo映画レ ビューより) ダン:ジュード・ロウ 「アリス」:ナタリー・ポートマン(カップル1) ラリー:クライヴ・オーウェン アンナ:ジュリア・ロバーツ(カップル2) 本作品はパトリック・マーバーの舞台劇、戯曲の映画化。上の筋は、本作品とは 全く関係無い(作品の内容や意図を完全にはずしている)。という事は分かって いたので、先週の「ミリオンダラー・ベイビー」と比べるハメになるような映画 作品は見たくなかったのと、同じく先週、観に行ったオペラがヒドい期待はずれ だったため、映画ではなく舞台を観たかった。それで新作2本をパスして本作品 を。 舞台劇はオペラと同じで、予め筋が分かっていて、それをどう演出家が演出し、 役者が演じるか、というのが焦点になる。「ミリオンダラー・ベイビー」とは好 対照で、台詞は全て原作通り、一言の逸脱も許されない。 物語りとしては、最初のカップル、ダンと「アリス」が出会い、第2のカップル、 ラリーとアンナとの、相互乗り入れ的不倫関係を通じ、二人の「愛」が破綻する というもの。ただし作品の意図は「愛」だの「恋」だのを描くのではなく、それ らを通して、この4人の人間が、精神的に破壊されてゆく過程、あるいはそもそ も精神的に破壊されていた状況を描く。偽りの愛や恋を描くことが作品の狙いだ った、と言えるかもしれないが、観た感じでは、「クローサー」という戯曲を映 画にしたらどうなるか、あるいは、この戯曲を映画化することで、舞台では表現 できなかった事柄を表現しようとした、実験的な作品。したがって「クローサー」 という戯曲が面白いかどうかということが、直接、作品の評価なり感想に繋がっ てしまう。当然のことながら台詞が半端じゃなく多い。意味深なものも多いが、 個人的には全然、感銘を受けるようなものは無かった。舞台っぽい映画なら、 「オペラ座の怪人」の方が、多少は面白かったかもしれない。 ただし見所はある。第一に完璧な劇であること。4人の中ではクライヴ・オーウ ェンがダントツに迫力がある。経歴を調べてみたら、やはり舞台俳優出身、「英 国王立劇芸術院」で古典劇からキャリアが始っている。「アーサー王」でのオー ウェンはしたがって「爪を隠して」いたようなもので、舞台俳優の迫力には、映 画俳優はとても適わない。舞台を観る機会が無い場合、オーウェンの本作品での、 動物的な破壊的な迫力は見応えがある。この凄さを見せたかったために、本作品 が作られた、と言っても過言ではないかもしれない。事実、ダンと「アリス」の 嘘っぱちの恋物語を、オーウェンがぶち壊すというのが、作品の本題かもしれな い。という事は、それでは他の3人はなんだったのか、という疑問が湧く。ジュ ード・ロウはダメ男役を、それなりに演じているものの、ジュリア・ロバーツに いたっては、台詞を読んでいた以外、なにをやっていたのか、何の印象も残らな い。オーウェンの受け手としては、ロバーツ並の女優じゃないと、作品が成り立 たない、という事は分かるが。「実験的」というのは、ナタリー・ポートマンに も当てはまる。某作品での端役を経、最初の「大人役」に挑戦ということになる のだろうが、大人役としてのポートマンの持ち味は、特に感じられなかった。こ れは劇という枠に規制されていたこともあるだろうが、この作品でポートマンを 起用する意味は、全く理解できなかった。(居なくてもいいような存在) そのような内容の作品なので、舞台というものを観たい場合、台詞(崩さない英 語)に興味がある場合、稀な作品だが、字幕、戸田奈津子をもってしても、戯曲 の台詞を訳せということ自体、無理なので、字幕依存の場合は、クライヴ・オー ウェンのド迫力以外、観る価値は全く無いだろう。 ヒアリング度:★★★★ 感動度: 二度以上見たい度: 劇場で見たい度: ビデオ/DVDで欲しい度: ビデオで見た方がいい度: ムカつく度: 考えさせられる度: (「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合) -------------------------------------------------------------------- -今後楽しみな映画: ★「戦国自衛隊1549」(旧角川作品のリメイク) サイトのコンテンツ: -メルマガ発行システムの状況:名称/URL/コメント/現在12システムをカバー ★★最終更新:2005年01月15日 -映画のことなら Google search:英文タイトル入力で検索結果のトップに -劇場リンク:全国劇場案内 -字幕関連サイトリンク:字幕の「なぜ?」に答えるF&Qサイト(その他) -The Internet Movie Database (IMDb) 映画のデータベース -------------------------------------------------------------------- 2004年分: すべては愛のために 01/03 ミシェル・ヴァイヨン 01/10 ミスティック・リバー 01/17 タイムライン 01/24 シービスケット 01/31 ハリウッド的殺人事件 02/07 ラブ・アクチュアリー 02/14 ロード・オブ・ザ・リング3 02/21 (旧)バイ・バイ・バーディー 02/28 マスター・アンド・コマンダー 03/06 レジェンド・オブ・メキシコ 03/13 ペイチェック 03/20 イノセンス/INNOCENCE 03/27 恋愛適齢期 04/03 イン・ザ・カット 04/10 ディボース・ショウ 04/17 オーシャン・オブ・ファイアー 04/24 映画館、邦画について 05/01 キル・ビル Vol.2 05/08 コールド マウンテン 05/15 ビッグ・フィッシュ 05/22 トロイ 05/29 レディ・キラーズ 06/05 デイ・アフター・トゥモロー 06/12 ロスト・イン・トランスレーション 06/19 21グラム 06/26 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 07/03 ブラザーフッド 07/10 スパイダーマン2 07/17 ウォルター少年と、夏の休日 07/24 キング・アーサー 07/31 マッハ! 08/07 リディック 08/14 サンダーバード 08/21 華氏9/11 08/28 LOVERS 09/04 ヴァン・ヘルシング 09/11 テイキング・ライブス 09/18 アイ・ロボット 09/25 バイオハザードII アポカリプス 10/02 アラモ 10/09 アラモ 10/16 『その2』 ツイステッド 10/23 シークレット・ウインドウ 10/30 コラテラル 11/06 キャットウーマン 11/13 80デイズ 11/20 2046 11/27 スカイキャプテン−ワールド・オブ・トゥモロー 12/04 ポーラー・エクスプレス 12/11 僕の彼女を紹介します 12/18 マイ・ボディガード 12/25 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆↓↓これより下は、毎回、同じです。 ====================================================================== ★ヘッダー広告募集要領★ ヘッダー広告掲載のお勧め。利点: 1)最大10行まで、自由に広告文が書ける。 2)他の広告主が現れるまで、何度でも掲載できる。 3)安い。余っている、要らない、使えない「金券」でも払える。 一応、こういう事になってます。↓↓↓ 個人、法人、内容問わず、ただし「公序良俗」を害しないもの。 広告のサイズ(長さ)は、10行まで。料金は、個人(的な)広告の場合、 一回500円、法人は、一回1000円。 「個人(的な)広告」といっても、例え商用であっても広告主が個人または グループの場合、全て「個人」扱いの一回500円とさせて頂きます。 他にも、姉妹誌、『翻訳者のためのメールマガジン』*、1300部でも、広告 の掲載を受け付けております。両方に掲載をご希望の場合は、2700部+ 1300部=4000部強をワンセットで一回500円の超破格値でご提供い たします。*http://homepage3.nifty.com/translatorsJ-E/ 金券(図書券等、ただしQUOカード、VISAギフトカードなどは大歓迎)で のお支払いの場合は、おって住所をお知らせしますので、簡易書留(等)でご送 付ください。★★ 郵便口座、イーバンクの御利用もできるようになりました。 ★★広告文の作成の際には、メール本文に貼り付けるなどして、体裁を整えたもの を送ってください。 ====================================================================== ★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★ 2005/06/11 No. 221 (週刊) 発行者:シド(syd@kotoba.ne.jp) このメールマガジンは(主に)以下の配送システムを利用して発行しています。 まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000056156.htm melma! http://www.melma.com/mag/70/m00032970/ Macky! http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=roadshow カプライト http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/1776.html メルマガ天国 http://melten.com/m/4480.html E-Magazine http://www.emaga.com/info/syd111.html Home Page (登録/解除/バックナンバー) http://www003.upp.so-net.ne.jp/syd/roadshowmm.html 【無断転載不可です。】 ==========================================ROADSHOW REVIEW====== |