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───────◇◆◇609 Studio メール・マガジン◇◆◇────── 2004/6/15 No.171 【609 Studio 】メールマガジンは「現代社会を斬る!」をコンセプ トに論説委員Ken氏の論説「現代時評」をはじめ、サハリン情報と して、ロシア唯一の韓国語新聞サハリンの「セ・コリョ」ダイジェス ト版、その他、寄稿記事など話題満載! URL ⇒ http://www.609studio.com ───────────────────────────────── ◆◆◆お知らせ◆◆◆ 遅れておりましたセ・コリョ新聞6月11日号をお届けいたします。 ───────────◆◆◆INDEX◆◆◆─────────── ◆セ・コリョ新聞ダイジェスト版:2004年6月11日号 ◆編集長から:[この1週間] ───────────────────────────────── ◆[セ・コリョ新聞ダイジェスト版] 2004年6月11日号 発行 ユジノサハリンスク市 翻訳 Kil Sang ◇詳細/写真、記事、は関連Webへ → http://www.609studio.com ───────────────────────────────── ロシア独立の日 尊敬する同郷人の皆様、ロシア独立の日(国家建国の日)を迎えて 祝い申し上げます。この祝日はわが国で最も若い祝日であり、新しい 国家樹立を記念する日でございます。ロシアは1991年12月に独 立宣言をしました。それから国をどう運営すべきかについての議論が 絶えません。今、国民は二つに分かれています。「ロシアは消滅した 」という悲観的な立場と「ロシアを信じるべきである」と考え、一生 懸命に努力する立場がそれであります。国民一人々と住民全体の努力 にロシアの未来がかかっています。未来に対する又、子供の運命を心 配しなくても良い日を一日も早く現実にするように皆が力を合わせ頑 張りましょう。 (サハリン州知事イ・マラホフ、サハリン州議会長ヴェ・エフレモフ) 不法漁労取締り強化−サハリン州知事の決定 さる5月31日、州政府会議で不法漁労取締り強化案が採択された 。サハリン州知事は関連会社と機関に6月15日まで、住民による川 の汚染を防げる方策を立てるよう指示する他、7月1日―9月30日 までのマス・鮭の上がってくる時期に川沿いに山火事がおきないよう に取締りを強化するように命令を下した。昨年も同様な措置が成され たがあまり効果がなかったのである。 ウラジオストク韓国総領事サハリン訪問 ウラジオストク韓国総領事館のチェ・ゼグン総領事が今週の8日― 10日までサハリンを訪ねた。9日チェ総領事はサハリン州政府会議 室でイ・マラホフ州知事とサハリン1,2プロジェクトと水産分野に おける協力について話し合った後、韓人会代表らと韓人関係施設を訪 ね事情を調べた。 韓人宣教師大会 さる8日から4日間、ユジノサハリンスク教会で第11次CIS地 域宣教師大会が開催された。同大会にはモスクワ、サンクト・ペチェ ルブルグ、ウラジオストク、ノボシビルスク、タシュケント、ウクラ イナ等から多くの教会関係者が参加した。 ノヴォトロイツコエ部落住民の要求 ノヴォトロイツコエ部落をユジノサハリンスク市に編入して欲しい という部落住民の要望書がユジノサハリンスク市政府に入り話題を呼 んでいる。同要望書は290人の住民の署名付きのもので、その背景 には地理的にも近く、部落のソホーズが部落行政とのトラブルで破産 し、部落住民は仕事を失い今はユジノサハリンスク市内で働いている 人が殆どであるという事情がある。又、地理的に区域の中央から離れ ており、水道や電気などのインフラも遅れているため、日常生活を営 む上で不便が多いと部落民は訴えている。アニワ区域とトロイツコエ 区行政部に不満の多い住民たちはもし要求が受け入れられない時は、 ロシア連邦の地方自治体原則法に基づき投票で決めて欲しいと強い姿 勢である。 ソウルで世界韓人会長大会 5月31日〜6月2日まで、ソウルで在外同胞財団主催、外交通商 部後援下2004年世界韓人会長大会が開かれた。世界50カ国から 270人の地域韓人代表たちが参加した。 ロシアからはサハリン州韓人会の朴・ヘリョン会長をはじめ、張・リ ュボミル、ロシア国会議員、趙・バシリロシア高麗人連合会長、朴ノ ヨンモスクワサハリン韓人会長など9人が参加した。大会では北東ア ジア中心国家建設においての在外同胞の役割と在外同胞法、ロシア移 住140周記念事業が主な議題となった。 人気のある中国料理店 ユジノサハリンスク市にある中国市場の中に昨年できた「ペキン」 という中国料理店がある。店の管理人は金・アリョナさん、主任は カン・ウラジスラフさんである。中国風のインテリアで席は50−6 0席。約30種類の本場の中国料理を5人の中国料理専門家が出して いるが、昼食なら2人で2−300ルーブルの予算で十分というのが 管理人の話。既に常連客も多く、週末には誕生日祝いなどの団体客が 多いとのこと。パーティーの時は一人500ルーブルの予算でできる とのこと。 読者からの手紙 :一つになろう 韓人たちが強制移住させられ、祖国に帰ることが出来なかったこと は我々の悲劇である。これには日本の道徳的責任があり、日本に早急 にサハリン韓人問題を解決して欲しいと強く要求したい。永住帰国を 希望する祖国へ帰し、残留を望む人たちには月300ドルの生活支援 金を支払うべきである。1世たちの年齢を考えるとあまり時間がない 。皆が一つになって強く要求し、一日も早く問題を解決すべきである 。 (ユジノサハリンスク市 李・ヒグム) あれこれ 「記念館設置決定」 5月28日、ユジノサハリンスク市長は昨年ヘリ墜落事故で亡くな った元サハリン州建築管理局長エン・ペ・パブロヴィツさんと元クリ ル社会経済発展連邦プログラム担当管理局長代理エ・エフ・ルイバコ フさんの業績を記念するために、両氏が仕事をしていた場所に幅2m ほどの記念館を設置すると決めた。 「麻薬中毒防止教育実施」 先週、スミルヌイフ区域図書館で寄宿学校と一般学校の学生達を対 象に「麻薬注意」をテーマに教育が行われた。医師や警察は麻薬中毒 のなる過程や現象、そして麻薬犯罪法について詳しく説明した。参加 者は質問をするなど興味深く聞いていた。 「こんな事件もある」 先週の夜、ドリンスク警察にある店から当日の売上を全部盗まれた という通報があった。警察が調べた結果、泥棒は店の販売人の夫であ った。販売人の夫は奥さんが働いている店に来て家のカギを渡すよう に要求したが、酒に酔ってカギをなくす心配があると奥さんは渡さな かった。それに腹を立てた夫が奥さんを殴って気絶させた後、店の売 上を持って逃げたのである。夫は単に奥さんに意地悪をしようとした だけだとお金をもって店に帰ってきたところ、警察に捕まった。 「出獄して直ぐに」 さる3日、ユジノサハリンスク駅の広場の通行人が若者に靴と洋服 を取られる事件があった。調べた所、出獄して5日目の若者がオハに 行く途中こんな事件を起こしたという。 ───────────────────────────────── 発行 2003年6月11日 No.171 編集・発行 609studio Michio Katayama 発行 毎週火曜日 購読料無料 配信 まぐまぐ配信システム ID:0000052236 MailuX配信システム ID:MM3E1B97842E020 Macky! ID:609studio e-mail info@609studio.com website http://www.609studio.com 投稿 http://www.609studio.com 掲示板へ 購読 購読解除は websiteへ ◇禁・無断転載◇ ───────────────────────────────── |